キヤノンプリンタ専用のプリントサーバ「NetHawk WP100/EP100」は、単純に無線/有線ネットワーク化するだけでなく、双方向通信で印刷状況やインク残量をリアルタイムに確認でき、複合機との併用にも最適です。WP100は無線APとしても機能し、付属の設定ユーティリティを使えば誰でも簡単に接続設定が行えます。
●双方向通信対応でステータスを確認 ●802.11g準拠の無線LANとUSB 2.0(Hi-Speed)対応で高速 ●無線接続なら設置場所問わず ●無線APとしても機能する ●ピクサスMPのネットワーク化にも最適
【鑑定員コメント】 LAN越しにプリンタステータスが確認できるのは想像以上に便利。単機能プリンタより、複合機と組み合わせて使いたい。
家庭内LANでのプリンタの運用といえば、PCを介した共有プリンタとして利用するのが一般的だが、出力の際にサーバ代わりのPCを起動しておく必要があったり、ネットワーク越しにインク残量や進捗状況などのステータスが確認できないといった不都合がある。そんな不満を解消してくれるのは、メーカー各社が自社製プリンタのオプションとして用意している専用のプリントサーバだ。
新潟キヤノテック「NetHawk WP100/EP100」はキヤノン製プリンタ専用のプリントサーバで、インクジェットの「ピクサス」や複合機「ピクサスMP」、レーザショットでは「サテラシリーズ」のCAPTモデルに対応する。WP100は無線と有線どちらでもLANに参加でき、EP100はWP100から無線機能を省いた廉価版として位置づけられている。
最大のセールスポイントは、プリンタ共有や他社製プリントサーバとの組み合わせでは不可能なネットワーク越しの“プリンタとPCの双方向通信”にある。プリンタとPCを直結した場合と同じように、LAN経由でもインク残量や印刷状況などステータスの確認ができるのだ。また、ピクサスMPならスキャンしたデータやカードスロットに装着したメモリカードの内容を特定のPCへ転送することも可能で、HDD上のドキュメントを送信するPCファクスもLAN越しに機能する。
WP100/EP100とプリンタはUSB 2.0(High Speed)で接続する。プリントサーバの中にはUSB 1.1にしか対応していない製品も多く、IEEE802.11a/gや100BASE-TXの速度を生かせないケースも見られるが、WP100/EP100ではその心配は無用だ。USBポートは2つあり、余った一方にHDDなどのUSBストレージを接続すればNASとしても利用できる(ピクサス・ピクサスMPは2台の接続可能)。
なお、上位モデルのWP100はIEEE802.11b/gの無線LANアクセスポイントとしても動作する。付属のCD-ROMにはウィザード形式の設定ユーティリティが収録されており、順を追って進めれば特に悩むこともなくプリンタの無線化とPCの無線接続が完了する。無線の暗号化にはWPAか64/128bitのWEPが利用できるので、セキュリティ面でも不足はない。
※EP100は無線機能なし。
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(鑑定員:『NETWORK MAGAZINE』大島伸一編集長)