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PShare EX 複数マシンの入出力環境をワンセットに統合する
PShare EX
ぷらっとホーム
3万9800円(直販価格2万9800円)
http://www.plathome.co.jp/

Printable Version 2003年3月25日

PShare EX
操作部を前面に、配線部を背面に集約させているため、設置状況をきれいにまとめられる。ボタン操作しやすいところに置いても良いが、キーボードで切り替えられるので離れた場所に設置することもできる。

複数マシンを使うなら

 液晶ディスプレイの価格が下がり、15〜17インチクラスの製品であれば5〜6万円で購入できるようになった。省スペースマシンやスリムなディスプレイの普及で、オフィスや家庭のPC設置環境もずいぶんと改善されたと思う。机の上が広くなったはずだ。同時に、PCの操作環境(入出力環境)の見直しを推し進めることをお薦めしたい。優れたキーボード、快適に扱えるマウス、長時間利用でも目が疲れにくいディスプレイなど、もっと人に優しいコンピューティング環境を実現すべきである。

PShare EX
前面には、各ポートに接続されたPCの電源状況と、切り替え選択を示すインジケータ、セレクトボタンがある。1番と2番のセレクトボタンは、キーボード側から操作するホットキーモードのオン/オフスイッチを兼ねている。
PShare EX
背面には、付属のケーブルでPCと接続する専用ポート×4と、キーボード・マウス・ディスプレイ接続用ポートがある。電源コネクタは、カスケード接続時などにオプションのACアダプタを繋ぐ。

 とはいうものの、複数のPCを同時に使わなければならないとき、それぞれのPCごとに入出力環境を整えるのは大変だ。コストもかかるし、場所も占有する。そんなときこそ、いわゆる“PC切り替え器”を使って入出力環境を統一すべきである。ぷらっとホームの「PShare EX」は、ワンセットのキーボード・マウス・ディスプレイで、最大4台のPCを切り替えて使うことのできる切り替え器である。

ケーブル同梱のセット

 俗に“PC切り替え器”と呼ばれる製品は、ワンセットのキーボード、ディスプレイ(VGA)、マウスの信号を、複数のPCに伝送する仕組みを持っている。そのため、それぞれの頭文字をとって“KVMスイッチ”などと呼ばれることもある。

PShare EX
本体セットに含まれる専用ケーブル。黒色のコネクタをPShare EXに、色の付いたコネクタを各PCのキーボード・マウス・ディスプレイコネクタに繋ぐ。同じものを、4本(1台のPShare EXに接続できる台数分)同梱する。

 KVMスイッチでもあるPShare EXは、背面に4ポートのPC接続コネクタと、1ポートのKVMポートを装備する。KVMポート側に、PS/2コネクタに準拠したキーボードとマウス、それにアナログRGB(mini D-sub15ピン)対応のディスプレイをつなぐ。一方のPC接続側は、専用のケーブルを用いて各PCのKVMポートと接続する。なお、専用ケーブルは、一台のPShare EXに接続できるPCの台数分、すなわち4セットのケーブルが最初から同梱されている。ケーブル追加の余計なコストがかからないのがうれしい。

キーボード操作で
PCを切り替え

 PShare EXの特徴は、接続したPCを切り替えるのに、手元のキーボードから操作できる点にある。

  • Ctrl+Alt+Shiftキーの同時打鍵
  • Ctrlキーの連続(300ms以内)2回打鍵
  • Scroll Lockキーの連続2回打鍵

のいずれかの方法によって、接続PCをポートの順に切り替えられる。もちろん、本体のセレクトボタンを押すことでも簡単に切り替えられるのだが、キーボードから手を離すことなく操作できるのが便利だ。

 さらに、接続したPCを一定間隔(変更可能)で自動的に切り替えていくオートスキャンモードも装備している。オートスキャン時には、キーボードとマウスの入力は停止されるが、ディスプレイには接続したPCの情報が順番に表示される。ネットワーク管理者など、複数マシン(サーバ)の動作状況が気になるユーザーにとって、監視業務に役立つだろう。

個人から本格業務まで

 そのほかにも、PShare EXには細かい部分で先進的な機能が取り入れられている。例えば、ディスプレイのプラグ&プレイ認識に対応するため、PShare EX内のフラッシュメモリに接続したディスプレイの情報を取り込んでおき、選択していないPCに対してもディスプレイがあるように見せる機能がそうだ。また、PCのブート時に接続していないPCに対してもキーボードとマウスがつながっているようにエミュレートしている。

 また、カスケード接続機能にも注目したい。PShare EXを2段(PShare EXのPC接続用のポートそれぞれに、4台のPShare EXを繋ぐ)にすれば、最大16台のPCをワンセットのキーボード・マウス・ディスプレイで操作できるようになる。

 さすがに個人でコレだけの台数のPCを所有することはないと思うが、家庭ユーザーでも、押入れの中に眠っているPCを起こせば3〜4台はあるのではないだろうか? 時代遅れになってしまったPCでも、ネットワーク接続すればファイルサーバ専用機にしたり、メール送受信専用機にしたりといろいろな使い道がある。

 そんなとき、いちいちディスプレイやキーボードを繋いで動作を確かめるのは非常に面倒だ。PShare EXを使って、複数マシンの入出力環境を統一し、効率的なPC運用を行うべきである。

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PShare EXの主なスペック
製品名 PShare EX
対応機種 PC/AT互換機
接続台数 最大4台、カスケード接続時:最大16台
選択方式 本体ボタン、キーボード(ホットキー)
コンソールポート PS/2×2ポート、D-Sub15ピン×5ポート(内4つはキーボード、マウス、ディスプレー共用の出力ポート)
オートスキャン周期 3/5/10(初期値)/20/40/60秒
最大モニター解像度、 1600×1200ドット
最大リフレッシュレート 75Hz
サイズ 195(W)×104(D)×40(H)mm
重量 630g

(池田 圭一)






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