会社の仕事を終えて家に帰ってきたら、リビングでビールグラスを片手にTV番組でものんびり視聴したい――世のオトーサン方の多くはそう思っていることだろう。ところが現実には、帰宅してTVのリモコンを手にとるなり「オトーサン、これからポップジャム見るんだからチャンネル変えちゃダメ!」と、釘を刺されて仕方なく子供の見たい番組に付き合うことになる。お父さんに厳しいご家庭の数もまた、現実には少なくはない。
そんなチャンネル争いで悔しい思いをしているオトーサンだけでなく、仕事が忙しくて好きな俳優・アイドルの出演する番組を見逃しがちな皆さんにもオススメしたいのが、お手持ちのPCにTV視聴・録画機能を追加する「PCのホームAVサーバ化計画」だ。
まず、PCにTV番組の視聴・録画機能を追加するには「TVチューナデバイス」が必要だ。とはいえ、PCIバス対応の内蔵カード型からUSB対応の外付け型までイロイロあるので、まずどれを選択すればいいのかに迷うだろう。
デスクトップPC向けのPCIバス対応内蔵カード型は高画質を謳う製品から安価なモノまであり選択の幅が広いものの、接続にはPCのケースを開けてねじ止めしてと、その敷居は若干高い。メモリやHDDの増設を自力で行える人にはいいが、そうしたことに自信のないユーザーには厳しいものがある。一方、USB接続の外付け型はUSBケーブル1本でカンタンにPCとの接続を実現できる。また、USB接続なので、デスクトップはもちろんノートPCでも利用可能で、環境を選ばない。ただしUSB 1.1にのみ対応する一部製品ではUSBのデータ転送速度がボトルネックとなり、視聴・録画する映像のビデオビットレートを高く設定できない弱点がある(最高6Mbps程度、やや品質の劣るDVD-Videoクラスまでの画質)。つまり、モノによっては画質面である程度割り切らなければならないこともあるワケだ。使いやすさと画質の良さのどちらも両立させたいなら、メルコの「PC-MV5/U2」をはじめとした、USB 2.0対応の外付けユニットをオススメしたい。
例えば上に挙げたPC-MV5/U2では、MPEG-2対応MPEG CODEC(ハードウェア圧縮)の搭載とUSB 2.0サポートにより、視聴・記録する映像のビデオビットレートを最高で約15Mbpsまで設定できる。これは多くのHDDレコーダで設定可能な最大ビットレートを、さらに上回るスペックだ。つまり、イイ画質で映像を楽しめるのである。
また、操作性に関しても、PC-MV5/U2をはじめとする最新TVチューナー製品では、TV番組の録画予約はインターネット上に公開された番組ガイド(iEPG)からカンタンに行えるし、いわゆる“追っかけ再生”などのタイムシフトコントロールにも対応する。普通のTVよりも便利な面が数多くあるだけに、PCを自宅にお持ちなら、コレを活用しない手はない。