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特集 アナタにもできるPC使いこなし講座

アナタにもできるPC使いこなし講座 第6回:マルチモニタで余裕あるデスクトップ環境に (2003年11月18日)
アナタにもできるPC使いこなし講座 第5回:ブロードバンドルータでインターネット護身術を身に付けよう!! (2003年10月21日)
アナタにもできるPC使いこなし講座 第4回:記念のビデオをDVD-Videoに残そう (2003年9月22日)
アナタにもできるPC使いこなし講座 第3回:デジタルカメラとPCのいい関係 (2003年8月26日)
アナタにもできるPC使いこなし講座 第2回:無線LANで楽々ホームネットワーク構築 (2003年7月22日)
アナタにもできるPC使いこなし講座 第1回:PCのホームAVサーバ化計画 (2003年6月20日)

アナタにもできるPC使いこなし講座 第6回:マルチモニタで余裕あるデスクトップ環境に もう1台の液晶モニタで画面も便利さも超拡大!
アナタにもできるPC使いこなし講座 第6回:マルチモニタで余裕あるデスクトップ環境に

Printable Version 2003年11月18日

ウィンドウが重なり過ぎて、
ストレスたまっていませんか?

 DVD-VideoやCDを楽しみながら、アーティストの情報をWebブラウザで検索したり、メールやチャットで友達と情報交換しながら、返事を待つ間にWebサーフィンを楽しむ、複数の画像を組み合わせて凝ったフォトレタッチを行なう――など、毎日PCを使っていると、デスクトップに複数のウィンドウを開く機会は、プライベート・ビジネスに限らずに多い。このように複数のウィンドウを同時表示していて気になるのが、デスクトップの広さ(画面の表示解像度)だ。

シングルモニタで苦しむの図、その1。Webページとエクスプローラの画面を見ながら、年賀状作成&チャット
シングルモニタで困った例、その1。年賀状作成ソフトでレイアウトデザインをしつつ、ウィンドウズメッセンジャーで「ながらチャット」。メッセンジャーのウィンドウで年賀状作成ソフトが隠れてしまう以前に、年賀状作成ソフトのダイアログでレイアウトデザインを行うエリアが隠れてしまっている。年賀状に差し込むイラストをロードしたいのにその全体のデザインが隠れて見えないのは不便だ。
シングルモニタで苦しむの図、その2。ビジネスアプリを複数立ち上げると、互いに重なって邪魔をする
シングルモニタで困った例、その2。ニュースサイトを視聴しながら、Excelのデータを参照しつつPowerPointの資料を作成したりWordで文書を書こうとしているところ。ここまでウィンドウがたくさん重なってしまうと、もうなにがなにやらサッパリわからない。
一般的なシングルモニタ構成では、1280×1024ドットでもこのとおり少しウィンドウを開いただけでウィンドウ同士が重なりあってしまう。例えば年賀状ソフトでデザインを考えながら、チャットしているようなありがちな風景でも、イラスト読み込みのダイアログボックスを表示するたびにチャット画面は裏に隠れてしまい、いちいちアプリ切り替えを行わないと発言を見逃してしまう(画面左)。ビジネスソフトを複数使って文書を作っている場合はさらに面倒で、Wordの文章とExcelの表やグラフを組み合わせて、PowerPointでプレゼン資料を作る場合、ドラッグ&ドロップもままならない、なんてことも(画面右)。

 一般的なPCで使われる17インチCRT(ブラウン管)ディスプレイや15〜17インチの液晶モニタで最適とされるデスクトップの表示解像度は1028×768ドット(XGA)か1280×1024ドット(SXGA)といったところ。この広さでは、Webブラウザを2つも開くとデスクトップ上に従来あったほかのウィンドウやアイコンがほとんど隠れてしまう。隠れてもかまわないウィンドウばかりならともかく、1画面ですべての操作を行なわせる最近の年賀状ソフトでは、ほかのアプリケーション(画面ではチャット)を使いながらの操作では、読み込み画像の一覧などダイアログボックスを開くたびに、別のアプリは裏に隠れてしまう。相手の発言を見過ごしてしまいがちで、こまりもの。また、Excelの表とグラフを参照しながらPowerPointでプレゼン資料を作るケースでもいちいちウィンドウを切り替える手間がかかる。こうした不満や面倒を解消して快適なPC環境を実現するには、デスクトップを広くするのがイチバンだ。

 手っ取り早く広くするには、例えば1600×1200ドット(UXGA)の表示が可能な20インチ以上の大画面CRTディスプレイを導入する方法もあるが、これは価格が高価であり(10万円以上)、設置面積(幅、奥行きともに40cmクラス)/重量(10kg超)とともにホームユースには現実的とは言えない。

手軽で低コストながら効果は抜群!
マルチモニタによるデスクトップ拡張のススメ

チャット画面を見ながらの年賀状作成もラクラク
「シングルモニタで困った例、その1」の状態をマルチモニタ導入で改善したところ。イラストを選択するウィンドウをセカンダリモニタに移動したことで、いつでもレイアウトデザインの画面を見ながらの作業が可能だ。チャットやインスタントメッセージもセカンダリモニタに移せば、デスクトップはよりスッキリする。
複数のビジネスアプリの同時起動もラクラク
「シングルモニタで困った例、その2」のさんざんな状況も、マルチモニタの導入でこのとおり。多少ウィンドウが重なっている部分はあるものの、情報を参照するのに支障はないレベルで余裕がある。これなら仕事の能率アップも間違いなし!
1280×1024ドットのモニタを2台組み合わせたデスクトップ環境の一例。マルチモニタならチャットしながらの年賀状作成もラクラクできるし(画面上)、複数のビジネスアプリを併用する場合でも、すべてのウィンドウを広々と閲覧できて、快適な作業環境を得られる(画面下)。広いデスクトップはグラフィック編集にプレゼンテーション資料の作成、Webブラウザで関連情報を見ながらのオンライントレードにも、あらゆるPCでの作業で恩恵を得られる。

 そこでオススメしたいのが、マルチモニタによる“デスクトップ拡張計画”である。マルチモニタとは、2枚目のビデオカードをPCに接続して、それぞれのビデオカードで表示される画面を連続した1つの広いデスクトップとして使用できる機能のこと。これなら、2つめのモニタは、最近手ごろになった15〜17インチ程度の液晶モニタを使ってデスクトップを広々使えるというわけだ。

マルチモニタのイメージ
マルチモニタ環境の構築では、このようにモニタ2台を横に並べるのが一般的。LCDはCRTと違って奥行きを必要としないため、そのぶん机にさまざまなものを置けるところがうれしい。

 このデスクトップ拡張に必要なものは「ビデオカード」と「モニタ」の2つ。

 ビデオカードは、デスクトップPCならビデオチップに“ATI RADEONシリーズ”を採用したPCIスロット用のものが安価で店頭に並んでいるので、これらを入手して増設すればOK。ノートPCではビデオカードを追加して、とはいかないものの、最近のノートPCでは外部RGB出力端子を使ってのマルチモニタ表示に対応しているものが増えている。マニュアルなどで一度確認してみるといいだろう。



自分のノートパソコンでもマルチモニタできる?
簡単な確認方法はこちら!
ノートパソコンのマニュアルを読んでも、マルチモニタに関する記述が見つからない、という場合もあるだろう。お使いのノートパソコンがマルチモニタに確認しているかを簡単に確認する方法がある。手順は以下のとおり。

ノートパソコンで“画面のプロパティ”を表示
ノートパソコンで“画面のプロパティ”を表示。
  1. 「コントロールパネル」−「画面」で“画面のプロパティ”を表示
  2. “設定”タブに切り替える
  3. 四角いモニタのマークに「1」と「2」の2つが表示されている場合、マルチモニタに対応していると考えてよい
なお、マルチモニタを使用していない場合には「2」のマークはグレーで反転しているが、これが正常な状態なので、問題はない。


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