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iPod mini 入手困難のiPod miniを速攻レビュー
iPod mini
アップルコンピュータ
2万6800円
http://www.apple.co.jp/

2004年7月27日

「iPod mini対応アクセサリーカタログ」
あなたの「iPod mini」を早速パワーアップ!──充実した対応アクセサリーを紹介 アップルコンピュータ「iPod mini対応アクセサリーカタログ」
「iPod mini」レビュー
ケータイよりちっちゃい! 操作性と目立ち度もバツグン 米Apple Computer「iPod mini」レビュー

 ようやく発売になったポータブルミュージックプレーヤー「iPod min」』量販店や“Apple Store(アップルストア)”では予約が殺到していた人気製品で、発売初日に店頭で購入できた人は少なかっただろう。ASCII24編集部の量販店への聞き取り調査によるとシルバー/ゴールド/グリーン/ブルー/ピンクといった全5種類のうち一番の人気はシルバーとブルーとのこと。ちなみに、米国では4〜6月の3ヵ月間で86万台を出荷するほどの人気(この数値はiPodとiPod miniの合計数)だそうだ。ここでは、ASCII24編集部が入手したシルバーバージョンを使い、ファーストインプレッションをお伝えする。



iPod mini本体の写真
クリックホイールの写真
箱は2つに分かれる
2つに分かれた箱
内容物

(写真上段)パッケージにはiPod miniに採用されている5色をロゴにあしらっているほか、最大の特徴となるクリックホイールの写真もでかでかとプリント。(写真下段)全体のカバーを外すと箱は2つに分かれる。同梱品はiPod mini本体のほかにマニュアル、CDーROM(ジュークボックスソフト「iTunes」)、iPod Dockコネクター(FireWireケーブル/6ピン)、iPod Dockコネクター(USB 2.0ケーブル)、電源コネクター

 本体や付属品が同梱されているパッケージはお洒落な外観。梱包形態も一風変わっており、外側のカバーを開けると写真のように左右にパッケージが分かれる。左側には本体を固定するためのベルトクリップ、インナーイヤー型ヘッドフォンが入っており、右側にはiPod mini本体のほかにマニュアル、CDーROM(ジュークボックスソフト「iTunes」)、iPod Dockコネクター(FireWireケーブル/IEEE1394 6ピン)、iPod Dockコネクター(USB 2.0ケーブル)、電源コネクターが入っている。iPod Dockコネクターは主にパソコンからiPod miniへの楽曲転送時に使用するが、iPod Dockコネクター(FireWireケーブル)は電源コネクターに接続し、充電時にも使用する。なお、バスパワーでの充電も可能となっている。

iPod Dockコネクター。一方がFireWire(6ピン)で他方がIPodに接続する専用コネクタとなっている
iPod Dockコネクター。一方がFireWire(6ピン)で他方がIPodに接続する専用コネクタとなっている
ほかにもUSB2.0バージョンのケーブルがもう1本同梱されている
ほかにもUSB2.0バージョンのケーブルがもう1本同梱されている
充電はバスパワーでも可能。電源コネクターで充電する場合はiPodと電源コネクターを写真のようにiPod Dockコネクター(FireWireケーブル/6ピン)で接続する
充電はバスパワーでも可能。電源コネクターで充電する場合はiPodと電源コネクターを写真のようにiPod Dockコネクター(FireWireケーブル/6ピン)で接続する

 さて、iPod miniの基本スペックだが、サイズは幅50.8×奥行き12.7×高さ91.5mm、本体に耐食性を高めた陽極酸化処理済みアルミニウムボディーを採用しており重量は104g。いつも録再用MDを持ち歩いている筆者にとっては非常に軽く感じた。液晶パネルは1.67インチ(モノクロ)で、バックライトのオン/オフが可能だ。その液晶パネルの下にはクリックホイールがある。中心には選択ボタンがあり、再生/一時停止、MENU、早送り/巻き戻しボタンを上下左右に配置する。このクリックホイールの操作性が、本体の特徴のひとつと言っていいだろう。表示されるメニューのスクロールや音量調整はホイールをなぞるだけで実行される。詳しくは後述するが、このクイックホールは片手だけ、親指だけで操作可能で、同社によると「親指だけで携帯電話を操作する日本人には、とても使いやすい」とのことだ。最初は戸惑うが、使っているうちに便利に感じてくる。本体上部にはホールドスイッチ、iPodリモコンポート(リモコンは別売)、ヘッドフォン用のポートを搭載している。対応するオーディオファイルはAAC(最大320kbps)、Appleロスレス(iTunes 4.5以降で利用可能な専用形式)、MP3(最大320kbps、MP3)、WAV、AA、AIFF、ALAC(iTune 4.5以降を使用する場合)。

寸法は幅50.8×奥行き12.7×高さ91.5mmで手のひらにすっぽり収まる
寸法は幅50.8×奥行き12.7×高さ91.5mmで手のひらにすっぽり収まる
上部にはホールドスイッチ、リモコン用ポート、ヘッドフォンポートを装備する
上部にはホールドスイッチ、リモコン用ポート、ヘッドフォンポートを装備する
底部には充電や転送時に使用する専用ポートを用意する
底部には充電や転送時に使用する専用ポートを用意する


iTunesを使ってみた!!

 iPod mimiに楽曲を転送するには、まずジュークボックスソフトのiTunesをパソコンにインストールしておくことが必要だ。iTunesはMac OSとWindowsの両方に対応しており、同梱されているバージョンはVer.4.5となっている(最新のVer.4.6はアップルコンピュータのホームページから無料でアップグレード可能)。Mac OS版とWindows版にインターフェースの違いはない。インストールが完了してiTunesを立ち上げると、下の画面のように左サイドにライブラリ、パーティーシャッフル、ラジオ、ミュージックストア、iPod mini、90年代ミュージック、トップ25、トップレート、最近再生した曲がリストされる。ライブラリは取り込んだ楽曲を一覧表示し、パーティーシャッフルではこれから再生される曲が音楽ライブラリーまたはプレイリストから自動的に選択される。ここでは、再生するソースと合計曲数などが設定できる。

iTunesのインターフェース。すでに数曲を取り込んだ状態
iTunesのインターフェース。すでに数曲を取り込んだ状態
パーティーシャッフルではこれから再生される曲が音楽ライブラリーまたはプレイリストからランダムに選択される。ソースを選択することも可能
パーティーシャッフルではこれから再生される曲が音楽ライブラリーまたはプレイリストからランダムに選択される。ソースを選択することも可能

 メインウィンドウには曲名、時間、アーティスト名、アルバム、ジャンル、マイレート、再生回数、最後に再生した日が表示される。マイレートは、ユーザーが曲の好みの程度を指定するもので、★印1つから5つで表現する。5つ★をつけたものは、左サイドのトップレートフォルダに自動的に登録される。つまりお気に入りの曲をマークしておくことができるのだ。後でiPod miniに楽曲を転送したときにトップレートの選択項目にもリストアップされる。なお、このレートはiPod miniの再生中にも付けることができる。「トップ25」は再生回数の高い順に曲をリストアップした項目だ。


マイレートは、曲の好みの程度を指定するもので、★印1つから5つで表現する。曲にポインターをあわせ右クリック→マイレートで好みの度合いを選択できる。ここで5つ星をつけるとトップレートとして登録され、後でiPod miniで検索をかけるときに役立つ
Pod miniへ転送と同時にプレイリストのトップレートに登録される
iPod miniへ転送と同時にプレイリストのトップレートに登録される

 左サイドに新しいフォルダを作りたい場合は、ウィンドウの左下の4つのアイコンの中から+印をクリックし、ドラッグ&ドロップするだけだ。ドライブや映画音楽など好みのジャンルに分類するのに便利だ。

左下にある+印のプレイリスト作成ボタンでシーンに合わせたお気に入りフォルダを作ることも可能だ
左下にある+印のプレイリスト作成ボタンでシーンに合わせたお気に入りフォルダを作ることも可能だ
例えば、BestPOPSとBestPOPS Jというフォルダを作ってiPod miniに転送すると、そのまま反映される
例えば、BestPOPSとBestPOPS Jというフォルダを作ってiPod miniに転送すると、そのままフォルダ情報が反映される

 どのようなファイル形式でエンコードするかは、編集→設定→インポートであらかじめ設定しておくことができる。デフォルトではAACの128kbpsとなっている。カスタムを選択すれば、ビットレートを自動と16〜320Mbpsまでの18段階に、サンプルレートは自動/44.1kHz/48.1kHzの3種類、チャンネルはステレオ、モノラルの2種類から選択可能だ。


どのようなファイル形式でエンコードするかは、編集→設定→インポートで設定

 さて、このiTunesに曲を取り込む方法は、

  1. オーディオCDから
  2. “iTunes Music Store(アイチューンズミュージックストア)”から
  3. すでにコンピューター上にある音楽をライブラリに追加

といった3つの方法がある。オーディオCDから取り込む場合は簡単で、CDをCD-ROMドライブにセットすると自動的に楽曲情報をインターネットを通して取得し、一覧表示してくれる。あとは右上のインポートボタンを押すだけだ。なお、残念ながら、“iTunes Music Store”のサービスは日本では始まっていない。

 iTunesで作成した楽曲リストの転送は、iPod miniとパソコンを付属のUSBケーブルまたはFireWireケーブルで接続するだけで自動的に行なわれる。



クリックホイールが便利なiPod mini

 iPod miniの操作は前述のように片手操作、親指だけの操作で非常に簡単だ。クリックホイールをなぞってメニュー項目をスクロールし、中央の選択ボタンで確定するというのが基本。最初のうちは選択ボタンの代わりに早送りボタンを押してしまう、下にスクロールするつもりで再生・一時停止ボタンを押してしまうなどの間違いをおかしてしまうことがよくあった。なぞってスクロール、選択ボタンで確定という習慣が身にくまでには多少時間がかかる人もいるかもしれない。

トップ画面からクリックホイールをなぞり、ブラウズで選択ボタンを押す
アーティストで検索
選択ボタンを押すとアーティストの一覧が表示される
任意のアーティストを選択すると、曲名が一覧表示される
再生中の画面
再生中に選択ボタンを押すことで、★印のレートをつけることができる
iPod miniで楽曲を選択して再生、マイレートをつけるまでの操作の一例

 トップメニューは写真のようになっている。上からプレイリスト/ブラウズ/エクストラ/設定/バックライト/再生中。おそらく、このなかで一番使うのはブラウズとプレイリストだろう。ブラウズを選択するとアーティスト/アルバム/曲/ジャンル/作曲者ごとの楽曲の絞り込みが可能だ。プレイリストはiTunes上で作成したリスト(左サイトの項目)が表示される。エクストラには時計/アドレス帳/カレンダー/メモ/ゲームが表示される。ちなみにメニューの階層構造を戻っていくときはクリックホイールのMENUボタンを押す。バックライトの表示は、MENUボタンの長押しでオン/オフできる。



エクストラという聞きなれない項目ある
エクストラという聞きなれない項目ある
時計、アドレス帳、カレンダー、メモ、ゲームが表示される
時計、アドレス帳、カレンダー、メモ、ゲームが表示される
カレンダーを表示させたところ
カレンダーを表示しせたところ
ゲームの項目もある
ゲームの項目もある
4種類のゲームが登録されている
4種類のゲームが登録されている
Brickは昔のブロック崩し。ホイールでの操作はなかなか難しい
Brickは昔のブロック崩し。ホイールでの操作はなかなか難しい

 親指だけの操作性は慣れれば快適だ。デザインも洗練されていると言っていいだろう。細かい点を挙げれば、ベルトクリップの固定部分にやや難がある。実際に編集部の女性がベルトやバックに装着してみたが、装着自体は簡単だが外そうと思ったときになかなか外しにくい。しっかりと固定するには必要であるのかもしれないが、取り外しに対する工夫も欲しかったところだ。

装着自体は簡単だが外そうと思ったときになかなか外しにくいのが難点だ
iPod miniの主なスペック
製品名 iPod mini
対応OS Windows 2000/XP、Mac OS X v10.1.5以降
再生対応形式 MP3(32〜320kbps/VBR対応)、AAC(16〜320kbps)、WAVE、Audible、AIFF
HDD容量 4GB
インターフェイス USB 2.0、IEEE 1394
連続再生 約8時間
サイズ 50.8(W)×12.7(D)×91.4(H)mm
重量 約104g

(編集部 小板謙次)




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