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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
デジタルカメラ


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SV-AV10 静止画も動画も音楽も楽しめるポケットカメラ
SV-AV10
松下電器産業
オープンプライス(同社直販価格:4万4800円)
0120-878-365
http://www.panasonic.co.jp/


Printable Version アスキー PC Explorerアスキー PC Explorer 2002年4月号
2002年3月21日


松下電器産業の「SV-AV10」(愛称:D-snap)は、静止画撮影、動画(MPEG4)撮影、音楽(AAC)再生が可能な超小型デジタルカメラだ。タバコの箱よりも小さなボディには2インチカラー液晶モニタも備える。

DVカムコーダのミニチュアのようなボディ

 「D-snap」という愛称を持つ本機は、撮影スペックとしては33万画素CMOSセンサと単焦点パンフォーカスレンズの組み合わせという、いわゆるトイデジカメクラスだが、MPEG4録画機能や音楽再生機能を備える多機能製品だ。

側面の液晶モニタを開いて使うところは横型のDVカムコーダのミニチュアのようだ。電源を投入すると液晶モニタに撮影/再生各モードの選択画面が表示される。
 同社のリリースで"折りたたみ式携帯電話サイズ"とうたわれているように、本体サイズは28(W)×87(D)×50(H)mmとタバコの箱よりも一回り小さく、側面にある液晶モニタ部がフリップオープンするのも折りたたみ式携帯電話のようだが、携帯電話と違って液晶モニタ部は横方向に90度までしか開かない。ただし、90度まで開いた液晶モニタは上下270度(上180度/下90度)に回転し、液晶面を表にした状態でも閉じることができるなど、DVカムコーダをそのまま小型化したような形状だ。



D-snapの前後と右側面。本体サイズはタバコの箱とほとんど同じサイズだ。背面のスイッチは上から電源ON/OFF/メニュー、モード切り替え、選択と決定を行うジョグレバー。
 スイッチは本体背面に縦に並ぶ3つのスイッチと、上面にあるシャッターボタンの4つのみだ。背面のスイッチは上からMENU/電源スイッチ、モードスイッチ、ダイヤルの「ジョグレバー」(上下とプッシュの3WAY)で、基本的な操作は電源スイッチを押して電源を入れ(長押しで電源OFF)、モードスイッチで撮影/再生を切り替え、ダイヤルスイッチで動画/静止画/音楽(再生時のみ)の切り替えや各種設定、メニュー項目を選択を行う。

 記録メディアであるSDカード/MMCは本体の左側面に液晶パネルの下となる部分に装着される。付属する8MBのSDカードであれば、640×480ドット静止画なら高画質モードで約45枚、最高画質のMPEG4動画であれば約2分、ボイスメモ/AAC音楽録音ならば25分の記録が可能だ。



動画の1コマ(320×240ドット)のまま掲載。ブロックノイズが少々目立つが、メールに添付して送るには便利だろう。
 動画記録に関しては、以下の4種類のクオリティが選択できる。画質に関しては、撮った画像をPCで見るならファインモードのほうがきれいだが、D-snapの液晶で見るならばノーマルモードでもそこそこに鑑賞に耐えられるといったところ。



表 D-snapの動画モード
モード 記録画素数 フレームレート ビットレート
ファイン 320×240ドット 6fps 360kbps
ノーマル 176×144ドット 10fps 220kbps
エコノミー1 176×144ドット 10fps 100kbps
エコノミー2 176×144ドット 6fps 64kbps

本体右側面(液晶の反対側)にはバッテリが格納されている。IXY DIGITAL 200やFinePix 50iのものとよく似た直方体のバッテリパックで、連続約1時間の利用が可能だ。充電は付属のACアダプタを本体下面のDC入力端子に接続する。
 面白いのは、デジタルカメラとしては珍しくAV出力を持たず、代わりにAV入力を備えている点だ。TV番組を見る時間のない人が出勤前に録画して電車の中などで見るといった用途が想定されているらしい。実際に使ってみると、液晶の画素数が多め(11万画素)のため、ファインモードであればニュースなどのテロップもちゃんと読めるなど、手軽なビデオ録画/再生としては十分使えそうだ(ノーマル以下のモードではテロップの文字がかなり読みにくくなる)。512MBのSDメモリカードならばファインモード(最高画質)で160分、エコノミーで最長680分の録画が可能だ。いわゆるタイマ録画機能はないものの、AV入力端子からの信号入力を検出して録画を開始するように設定できるので、ビデオの録画予約などと組み合わせて留守番録画的な利用も可能だ。

 AAC再生機能では、本体下部にあるイヤフォン端子(AV入力端子と兼用)を使用する。液晶画面にはタイトルのアーティスト名(1byte英数カナのみ)も表示される。ただし、SDメモリカードへの音楽データの転送を行うためには別売のSDカードリーダと転送ソフトのセット「SD-Jukebox」(オープンプライス)が必要となる。




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