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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
デジタルカメラ


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COOLPIX 5700 高倍率&高画素が強力なCOOLPIXフラッグシップ機
COOLPIX 5700
ニコン
16万2000円
0570-02-8000(ニコンカスタマーサポートセンター)
http://www.nikon.co.jp/


Printable Version 2002年11月4日

ニコンのCOOLPIXシリーズの最上位モデルとなる「COOLPIX 5700」は、光学8倍ズームレンズと500万画素CCDを搭載し、液晶ビューファンダと可変アングル液晶モニタを装備する強力な1台だ。

レンズ一体型デジタルカメラとしては
最強の1台

前面
写真1 本体サイズに比べて大きなレンズ径が特徴的なフロントフェイス。シャッターボタン下に見える白い窓は、セルフタイマ作動時に点滅するLED。
COOLPIX 5000
光学3倍ズームレンズ+500万画素CCDの「COOLPIX 5000」(写真をクリックするとレビュー記事に移動します)。
Nikon D1
一眼レフデジタルカメラ「Nikon D1」。
Nikon D100
一眼レフデジタルカメラ「Nikon D100」。

 「COOLPIX 5700」は、光学3倍ズームレンズ+500万画素CCDのハイスペックデジタルカメラ「COOLPIX 5000」をベースに、光学8倍ズームレンズなどを搭載したモデルだ。撮像素子はCOOLPIX 5000と同じ有効500万画素の2/3インチCCDだが、レンズは焦点距離28〜85mmから35〜280mm(いずれも35mmフィルムカメラ換算)となり、望遠側は強くなったものの広角側がやや弱くなっている(写真1)。

 レンズ以外のCOOLPIX 5000からの変更点としては、固定式だったフラッシュがポップアップ式に変更されたほか、光学ファインダから液晶ビューファインダとなり望遠時のフレーミングを容易にしている。機能的な面では、「Nikon D1」「D100」などの同社一眼レフと同様にRAWデータの記録が可能となった。RAWはCCDからの生の出力データであり、画像処理をデジタルカメラ上で行っていないためJPEG圧縮を始めとした画質劣化の要素がなく、撮影者の意図に沿った画像処理をPC上で行える(なお、2002年9月公開の最新ファームウェアを導入することで、「COOLPIX 5000」でもRAW出力が可能になった)。

 また、COOLPIX 5000ではプログラムオートと絞り優先モードでのみ最高1/4000秒だったシャッター速度(マニュアルやシャッター速度優先モードでは1/2000)が、全モードで1/4000秒となった。さらに、COOLPIX 5000と比べて速度アップが図られており、合焦やメニュー操作のレスポンス、画像再生など全般に高速となっている。



上面
写真2 L字型ボディが特徴的な本体上面。狭いながらもステータス表示用モノクロ液晶とホットシュー、グリップ部の操作系がうまく配置されている。
FinePix S602
ライバル機、富士写真フイルムの「FinePix S602」。

 ボディはCOOLPIX 5000のレンズ部を大きくしたようなフォルムとなっており、上から見るとL字型のフォルムはライバル機の1つである富士写真フイルムの「FinePix S602」などに似た形状だ(写真2)。大型レンズを搭載するだけに本体サイズも大きくなっているようにも思えるが、横幅では101.5mmから108mmへと6.5mm広くなっただけであり、実際に手に取ってみてもそれほど大きな印象はない。



背面
写真3 右下部を始めとしてCOOLPIX 5000と共通する部分の多い背面部。液晶モニタは90度開いたのち270度回転するので、液晶面を裏にして閉じることも可能。

 スイッチ類の配置も基本的にCOOLPIX 5000とよく似ているが、MENUやISO感度設定などの機能に専用のボタンが設けられたために操作性は向上している。特にCOOLPIX 5000では液晶モニタ部に3つのボタンが並び、モードに応じて機能が変わるという方式を採用していたが、液晶モニタを上下逆にして使うとモニタを押す指で機能表示が見えなくなるなど使いにくい点もあった(写真3)。

側面スイッチ部
写真4 大きな鏡胴部側面に操作系を装備し、構えたときに左手親指で操作できる。鏡胴部の後部上方にあるゴムラバーのフタの中は各種インターフェイスで、下の5つの穴は内蔵スピーカ。
COOLPIX 4500
スイバルタイプの最新機「COOLPIX 4500」。

 ボタンの配置に余裕が出たのは、大きくなった鏡胴部を利用して本体左側面にボタン類が新設されことが貢献している(写真4)。さらに、COOLPIX 5000では本体上部の中央にあったホットシュー(外部フラッシュ装着部)をCOOLPIX 5700では左にオフセットし、空いたスペースにステータス表示用モノクロ液晶(COOLPIX 5000では背面にあった)を置いた設計も大きい。大きなフラッシュを装備するのならCOOLPIX 5000のように重心位置にホットシューがあったほうがいいが、COOLPIX 5700ではレンズの真上にフラッシュを装着できるので、被写体の影が自然に写るわけだ。また、モノクロ液晶に関しても、背面よりも上面にあったほうがステータス確認には便利だ。

 スイッチ類の配置は異なるものの、何かのボタンを押しながら上部ダイヤルを回すという操作はCOOLPIX 5000や「COOLPIX 4500」など同社のカメラではおなじみのもので、同社のデジタルカメラに慣れている人ならば迷うことはないだろう(慣れていないと少々使いにくいところもある)。



カードスロット&電池室
写真5 グリップ部の下面からバッテリを、右側面からCFカードを挿入するのはCOOLPIX 5000と同じでデジタルカメラにとっては一般的な形状だ。

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