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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
デジタルカメラ


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FinePix F31fd (富士フイルム) (2006年11月27日)
IXY DIGITAL 900 IS (キヤノン) (2006年10月13日)
IXY DIGITAL1000 (キヤノン) (2006年10月5日)
IXY DIGITAL L4 (キヤノン) (2006年10月3日)
COOLPIX S10 (ニコン) (2006年9月26日)
CAMEDIA SP-510UZ (オリンパスイメージング) (2006年9月25日)
CAMEDIA FE-200 (オリンパスイメージング) (2006年9月21日)
COOLPIX L5 (ニコン) (2006年9月20日)
LUMIX DMC-FX50 (松下電器産業) (2006年9月19日)
FinePix S9100 (富士写真フイルム) (2006年9月14日)
LUMIX DMC-FZ50 (松下電器産業) (2006年9月13日)
LUMIX DMC-LX2 (松下電器産業) (2006年9月11日)

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Caplio G3 model S 人気の速写カメラがさらに高速に
Caplio G3 model S
リコー
オープンプライス(実売価格:5万円前後)
0120-000475
http://www.ricoh.co.jp/dc/product/g3/


Printable Version 月刊アスキー月刊アスキー 2003年4月号
2003年8月19日


シャッターチャンスを逃さない高速レスポンスはデジタルカメラの大きな武器となる。リコーの「Caplio G3」はこの機動性に加え、撮影画像に音声/テキストメモを付加する機能を搭載したのが特徴だ。

特徴の速写性能は向上したが、
今後は撮影機能の強化を望みたい

Caplio G3 model S
速写性能がさらに向上したリコーの快速デジタルカメラ「Caplio G3 model S」。
「Caplio 300G」レビュー
リコーの“タフネスボディの快速機”「Caplio 300G」レビュー。写真をクリックすると当該レビュー記事に移動します。
「Caplio RR30」レビュー
コンシューマをターゲットにした300万画素機「Caplio RR30」レビュー。
「Caplio RR1」レビュー(ASCII24 Reviewオリジナル)
400万画素になった“イメージキャプチャリングデバイス”「Caplio RR1」レビュー(ASCII24 Reviewオリジナル)。

 Caplio G3は、同社のヒット作「Caplio RR30」をベースにしたデジタルカメラだ。セールスポイントの速写性能をさらに追求し、RR30の0.22秒を上回る公称0.14秒のレリーズタイムラグを誇っている。この数値はAF時間を含んだもので、いきなりシャッターボタンを押し込んでも一瞬のうちにピントや露出の合った画像が撮れてしまう。不意のシャッターチャンスに強いだけでなく、シャッターの半押しに慣れていない初心者が動きのある被写体を撮影する際にもとまどいが少ないのではないだろうか。



背面の操作系
写真1 本体背面には、メニュー操作用の十字キーと、ファイル削除、メニュー表示、決定、モニタのオン/オフの各機能が割り振られたボタンが並ぶ。シーン選択モードは説明が親切で分かりやすい。

 半押しにしてAFをロックした場合、0.5秒程度(被写体の距離やコントラストにもよって変化する)の合焦時間が必要なため、ある程度処理のスキップが行われていることが推測できるが、シャッターを直接押した場合でもAFが目立って外れることはなく満足できる写真が撮れる。

電池室とメモリーカード
写真2 専用バッテリのほか単3電池×2での使用も可能だ。本体には8MBメモリを内蔵し、緊急用として利用できる。

 機能面ではボイスメモ(カメラメモ)と音声付き動画機能が追加されたが、最上位モデルである「model S」には、JPEGファイルの拡張領域に音声やテキスト情報を入れ込んで、画像とその説明をひとつのファイルで管理できる機能も盛り込まれている(テキスト情報はあとから追加できないため、あらかじめPC側で編集してSDメモリーカードに書き込んでおく)。これは複数の人間で画像をやり取りする必要があるビジネス用途で特に便利な機能だろう。これ以外にも夕暮れの空など微妙な色合いを再現するのに便利な“ホワイトバランスのブラケティング”機能(1回のレリーズで色合いの異なる3枚の画像を撮影する)を追加。16コマ(2秒間)の連続した静止画を1枚のファイルで管理できる連写画像の連続再生機能も装備された。

本体上部
写真3 横長なのは電源ボタンとシャッターの押し間違えを防ぐ意味もある。

 速写性能と画像管理の容易さは他社製品にはない本機ならではの特徴だが、撮影機能自体は2001年9月の「Caplio RR1」や2000年6月の「RDC-7」からほとんど変化していない。最近ではコンパクト機でも3〜5点の測距点を持つ製品が増えているが、G3のAF枠はいまだに中央のみだ。つまり、中心に被写体がない場合は従来どおり半押しでフォーカスロックしてから構図を決めることになり、利点である「シャッターボタン一気押しで即写」性能も活かせない。

サンプル写真(全体)
撮影サンプル。2048×1536ドットの撮影結果全体を640×480ドットにリサイズしたもの。
サンプル写真(トリミング)
撮影サンプル。撮影結果から中央付近を640×480ドットにトリミングしたもの。
サンプル写真(全体)
撮影サンプル。1536×2048ドットの撮影結果全体を480×640ドットにリサイズしたもの。
サンプル写真(トリミング)
撮影サンプル。撮影結果から中央付近を640×480ドットにトリミングしたもの。
サンプル 撮影画像はRR30と同様に、発色は鮮やかだがややざらついた印象のある絵作りとなっている。マクロモードで撮影。最短近接距離1cmのマクロ撮影機能は従来機からの特徴である。

 価格設定はRR30と比べやや高め。購入の選択は、冒頭に述べた付加機能の価値が価格に見合うかどうかを吟味して行ってほしい。

Caplio G3 model Sの主なスペック
製品名 Caplio G3 model S
撮像素子 1/2.7インチ原色CCD(有効324万画素)
開放F値 F2.6〜4.7
焦点距離 5.5〜16.5mm(35mmフィルムカメラ換算時:35〜105mm)
ズーム 光学3倍、デジタル3.4倍
出力サイズ 最大2048×1536ドット
ファイル形式 静止画:JPEG(Exif 2.2)、TIFF
動画:AVI
音声:WAV
記録メディア SDメモリーカード/MMC
液晶モニタ 1.6インチ(約8万画素)
バッテリ 標準350枚、連続3500枚
サイズ 123.9(W)×36.4(D)×56(H)mm
重量 175g(本体のみ)

(行正 和義)



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