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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
デジタルカメラ


PowerShot G7 (キヤノン) (2006年12月22日)
Easy Share V705 デュアルレンズ デジタルカメラ (コダック) (2006年12月7日)
FinePix Z5fd (富士フイルム) (2006年11月28日)
FinePix F31fd (富士フイルム) (2006年11月27日)
IXY DIGITAL 900 IS (キヤノン) (2006年10月13日)
IXY DIGITAL1000 (キヤノン) (2006年10月5日)
IXY DIGITAL L4 (キヤノン) (2006年10月3日)
COOLPIX S10 (ニコン) (2006年9月26日)
CAMEDIA SP-510UZ (オリンパスイメージング) (2006年9月25日)
CAMEDIA FE-200 (オリンパスイメージング) (2006年9月21日)
COOLPIX L5 (ニコン) (2006年9月20日)
LUMIX DMC-FX50 (松下電器産業) (2006年9月19日)
FinePix S9100 (富士写真フイルム) (2006年9月14日)
LUMIX DMC-FZ50 (松下電器産業) (2006年9月13日)
LUMIX DMC-LX2 (松下電器産業) (2006年9月11日)

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050-555-90002
http://canon.jp/


Printable Version 月刊アスキー月刊アスキー 2004年11月号
2004年10月25日


高画素化の一方でレスポンスを改善

「EOS 20D」
「EOS 20D」。先代機のEOS 10Dよりもボディサイズが小型化しており、本体の幅、厚さともに省サイズ化している。

 キヤノンより、ハイアマチュア向けレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「EOS 20D」が発売された。プロ仕様の「EOS 1D」シリーズ、入門機の「EOS Kiss Digltal」シリーズのちょうど中間に位置し、比較的低価格で本格的な撮影が楽しめる機種だ。

 約1年半前に発売された先代機「EOS 10D」からの改良点は、なんといっても画素数が630万画素から820万画素にアップしたこと。画素数が上がったことにより、より細部の再現力が増した。画素数が上がれば画像データサイズが大きくなるため連写性が低下しそうだが、バッファをRAWで6コマ、JPEGで9コマと大きくとっているため、連写性能は従来の3コマ/秒から5コマ/秒と逆に向上している。「今、この瞬間を撮りたい!」という場面に出くわしても心配はいらない。この「EOS 20D」の起動時間はなんと0.2秒! スイッチを入れたと同時に撮影ができると思ってもいいくらいだ。

EOS 20Dと同時に発売された「EF-S17-85 IS U」
EOS 20Dと同時に発売された「EF-S17-85 IS U」
写真2、3 EOS 20Dと同時に発売された「EF-S17-85 IS U」。手ぶれ補正つきの広角ズームレンズ。マウントは、EOS Kiss DigitalとEOS 20Dのみで利用できるEF-Sタイプ。

測定点を選べるマルチコントローラには慣れが必要

17mmのワイドな焦点距離にも対応している内蔵ストロボ
写真4 17mmのワイドな焦点距離にも対応している内蔵ストロボ。最大発光量を示す値のガイドナンバーは13。

 AFフレームは、真ん中に1点、それを囲むようにひし形状に8点と、合計9点。フレームの選択は、今まで通りメイン電子ダイヤルとサブ電子ダイヤルを回転させることで行える。加えて、新設のマルチコントローラーの操作で、横方向、斜め方向、縦方向、またプッシュすることによりAFフレームの全選択となり、素早い操作が可能になった。ただ、実際にマルチコントローラーを使ってみたところ、縦横の指定は問題なくできるが、斜め方向への指定がなかなかうまく行かなかった。思いどおりに操作できるようになるには若干の慣れが必要となりそうだ。

 撮影する場所の光源の色温度を設定するホワイトバランスに「ホワイトバランスブラケット」機能が追加された。事前に色補正の幅を設定しておくことにより、1回の撮影で少しずつ補正の度合いを変えた画像が3枚保存できる機能だ。補正はブルー、アンバー、マゼンダ、グリーン方向へ1段ステップで9段階まで選べる。撮影後にホワイトバランスの調整が自由に出来るRAW画像撮影時にはまったく意味のない機能だが、撮影したJPEG画像を画像処理せずにすぐに使いたい人には有効な機能だ。



記録メディアは、コンパクトフラッシュとマイクロドライブ
写真5 記録メディアは、コンパクトフラッシュとマイクロドライブ。FAT32対応なので2GB以上のメディアも使用可能だ。

 現像パラメータには「モノクロモード」が追加された。カラー写真もいいが、時には色のない白と黒だけの世界で表現したくなるときがある。そんなときに役に立つのがこの「モノクロモード」だ。フィルムでモノクロ写真を撮影する場合、コントラストや黒を引き締めるために、色フィルタを使用する事が多いが、その効果も再現できる。フィルタの色は黄、オレンジ、赤、緑の4種類。画像の色調はセピア、青、紫、緑から選択できる。

 シャッター速度は、従来機(EOS 10D)の最高1/4000秒から1/8000秒に高速化し、1/200秒だったストロボ同調速度も1/250秒まで引き上げられた。実際に1/8000秒を使う機会は滅多にないが、撮影可能な幅が広がったことは確かであり、パートナーとしてとても頼もしいカメラとなった。

EOS 20D(写真)とEOS 10Dの比較
EOS 20DとEOS 10D(写真)の比較
写真6、7 EOS 20D(左)とEOS 10Dの比較。まずは正面。

 別売りオプションパーツのバッテリーグリップ「BG-E2」(2万円)を使用することにより、長時間撮影が可能な点も見逃せない。本体バッテリでも約1000枚の撮影が可能だが、BG-E2を使用すれば約2000枚の撮影が可能になる。また、旅行先などでバッテリが充電できない状態でも同梱のバッテリーマガジン「BGM-E2」を使用することで単3電池×6本での撮影ができるほか、縦位置撮影時での安定感も増す。どこにでも売っている単3電池で撮影ができるのはとてもありがたい。ただし、単3電池で撮影できる枚数は約80枚と少な目なので、あくまで緊急用の処置と考えておくのが良さそうだ。

EOS 20D(写真)とEOS 10Dの比較
EOS 20DとEOS 10D(写真)の比較
写真8、9 背面。EOS 10D(写真右)との変更点でもっとも注目したいのが液晶右のマルチコントローラ、上下左右+押し込みの5Wayタイプでフォーカスエリアの選択などに利用できる。全体にボタン数が減り、シンプルな操作系となった。
EOS 20D(写真)とEOS 10Dの比較
EOS 20DとEOS 10D(写真)の比較
写真6、7 最後に上部の操作系を比較。

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