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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
デジタルカメラ


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Cyber-shot DSC-T11 レンズカバーを省略してさらなる薄型化を果たしたCyber-shot Tシリーズ
Cyber-shot DSC-T11
ソニー
オープンプライス(実売価格:5万8000円前後)
http://www.sony.jp/
http://www.jp.sonystyle.com/
http://www.ascii.co.jp/sonyflash/


Printable Version 月刊アスキー月刊アスキー 2004年6月号
2004年11月1日


Cyber-shot DSC-T11
写真1 デザインを一新したCyber-shot T11。本体は従来機のステンレス&シルバーボディから光沢感のあるパールホワイト塗装となった。ストラップ取り付け部の形状が印象的。
“SONY Flash on ASCII”
「Cyber-shot DSC-T11」はこちらから購入いただけます。画像をクリックするとアスキーとソニースタイルのコラボレーションサイト“SONY Flash on ASCII”に移動します。
サイバーショットDSC-T1
スリム&スタイリッシュな510万画素サイバーショット ソニー「サイバーショットDSC-T1」レビュー。写真をクリックすると当該レビュー記事に移動します。

 「Cyber-shot DSC-T11」は、レンズの繰り出さない屈曲(プリズム)式レンズを採用することで、薄型の本体に光学3倍ズームを収めた500万画素デジタルカメラだ。

 基本的な機能に関しては、2003年末に登場した「Cyber-shot DSC-T1」を踏襲しているが、今回登場したT11では、T11よりもさらに本体が薄くなっているのが特徴である。焦点距離38〜114mm相当(35mmフィルム換算)の光学3倍ズームレンズの搭載や背面の2.5インチ液晶モニタなど、基本的なスペックはT1と変わりない。本体サイズはT1に比べて3.7mm薄くなっているが、これはT1に装備されていたスライド式のレンズカバーがT11では省略されているためだ。

 T1ではレンズカバーを下に押し下げることでレンズが現れると同時に撮影モードで電源が入っていたが、T11では本体上面の電源スイッチでON/OFFを行う方式になっている。



液晶は2.5インチと大型
写真2 液晶は2.5インチと大型。動画/静止画/再生モード切替は右側面のスイッチを利用。フラッシュ/マクロ撮影モードの切替は十字キーで行う。

 横幅は11.5mm大きくなっているが、これは右側面にあるストラップ取り付け部のデザインが変更されたため。T1では小さな突起だったのがT11では右側面部全体がハンドル状となり、幅広のストラップも通せるようになっている。本体がすっきりと収まるソフトケースを同梱しているが(T1ではオプション)、T11では常にレンズが露出していることを考えるとうれしい配慮だろう。

電池室とメモリースティックスロット
写真3 電源は専用のリチウムイオン充電池。記録メディアはメモリースティックDuoを利用する。

 ただし、付属のものは封筒型のシンプルなものなので、カメラを入れたまま撮影でき、三脚用アダプタも付いている「アクティブジャケット」(オプション、3500円)の利用も考えたい。

 使い勝手に関してもT1とそれほど変わるところはないが、レンズカバー部が厚ぼったい印象があったT1よりも、ポーチやポケットへの収まりは格段にいい。クイックなレスポンスもあって、スナップカメラとしての機動性はさらに高まったと言える。

印刷サンプル1
全体を640×480ドットにリサイズ(縮小)したもの。
印刷サンプル2
中央部を640×480ドットでトリミング(切り抜き)したもの。
撮影サンプル1 プログラムオート(F5.6、1/160秒)。マルチパターン測光では暗い部分に露出が合い明るめに取れてしまうことが多いため、露出を-1.3に補正している。

 撮影結果はT1と大きく変わらないように感じた。PCなどで等倍まで拡大表示するとやや解像感/輪郭のシャープさにもの足りなさを感じるものの、ノイズを抑えた絵作りは同社ならではのものだ。ただ、T1でも気になったのだが、明るい部分では白飛びするだけでなく、コントラストが高い部分まで光が回ってくるフレアのような画像になりやすい。エッジ着色や画像全体のコントラスト低下は画像処理によって避けられているが、特に逆光での撮影時には注意したい。

印刷サンプル1
全体を640×480ドットにリサイズ(縮小)したもの。
印刷サンプル2
中央部を640×480ドットでトリミング(切り抜き)したもの。
撮影サンプル2 プログラムオート(F5.6、1/400秒)。露出補正-0.3。影となった部分がわずかにざらついているもののノイズ感は少ない。

 屈曲光学3倍ズームや大型液晶、500万画素CCDといった豪華なスペックを持つ一方で光学ファインダや三脚孔も省略して薄型化を図ったのがTシリーズであるが、レンズカバーも排することでさらに薄くしたT11は、コンパクト機としては潔い方向性と言えるのではないか。

Cyber-shot DSC-T11の主なスペック
製品名 Cyber-shot DSC-T11
撮像素子 1/2.4インチ原色CCD
画素数 有効510万(総530万)画素
開放F値 F3.5〜4.4
焦点距離 6.7〜20.1mm(35mmフィルム換算時:38〜114mm相当)
出力サイズ 静止画:最大2592×1944ドット
動画:640×480ドット/30fps
メモリカード メモリースティック デュオ/メモリースティックPRO デュオ
液晶モニタ 2.5型 TFTカラー液晶(21万1200画素)
バッテリ “インフォリチウム”Tタイプ
サイズ(W×D×H) 約102.5×17.3×60mm
重量 約186g(電池、メモリースティック含む)

(行正 和義)



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