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ハードディスクムービー Everio GZ-MC200/GZ-MC100 ムービーもついにHDD記録 撮影して即保存、即DVD化
ハードディスクムービー Everio GZ-MC200/GZ-MC100
日本ビクター
オープンプライス
実売価格:13万円前後(GZ-MC100)、14万円前後(GZ-MC200)

http://www.jvc-victor.co.jp/

月刊アスキー月刊アスキー 2004年11月号
2005年3月8日


GZ-MC200
「GZ-MC200」(この写真では左側) サイズ:74(W)×56(H)×94(D)mm/撮影時重量:355g
GZ-MC100
「GZ-MC100」(この写真では左側) サイズ:41(W)×103(H)×71(D)mm/撮影時重量:315g

 デジタル機器が次々とHDDを搭載する中、ついにムービーカムが1インチHDD(マイクロドライブ)を搭載して登場した。

 Everioは正真正銘のビデオカムである。

 つまりどういうことかというと、フラッシュメモリのムービーカムにありがちな、画像サイズを320×240ドットに落としたり、フレームレートを15fpsに落としたりといった、プロセッサパワーが足りない分の“まやかし”が一切ない。当初は他のフラッシュメモリムービーカムと比較するつもりだったが、実機を触って大きな間違いだと気づいた。

 このEverio GZ-MC100/200は、記録方式にDVD/HDDレコーダやパソコンのTV録画でお馴染みとなったMPEG-2を採用。最高画質で720×480ドット・8.5Mbpsと高い解像度・ビットレートを誇る。画質はまさにDVDビデオレベルで、この小さな筐体にもかかわらず、他のフラッシュメモリムービーカムとは別格の存在だったのだ。

■MPEG-2動画撮影可能時間
画像サイズ720×480ドット352×240ドット
画質モード“ウルトラファイン”
(8.5Mbps)
“ファイン”
(5.5Mbps)
“ノーマル”
(4.2Mbps)
“エコノミー”
(1.5Mbps)
付属マイクロドライブ
(4GB)
約60分約90分約120分約300分
SDまたはCFカード
(512MB)
約8分約12分約15分約43分

 DVの画質と比較すると、MPEG-2ゆえの特性が顔を出す。画像フレーミングの極端な揺れ・移動には弱いが、よほど特殊な意図がなければそもそもそのシーンは単なる見づらいだけなので問題にはならないだろう。

 弱点はもちろんメディアが高価(DVテープと比べれば)なところだが、パソコンユーザーならば問題なし。ガンガン撮影したらガンガンパソコンに転送すれば済むことだ。

GZ-MC100
GZ-MC200
GZ-MC100と200の違いはグリップスタイルのみで機能はすべて同等。撮った動画はインデックスで表示され見つけやすい。(右写真の右上)

 ここまで小型なのにムービーカムとしての必要十分条件は満たされているインパクトは絶大だ。高画質化(例えば3CCD搭載など)やマニュアル撮影機能の強化など、多彩なモデル展開にも期待したい。

■HDDを守るフローティングダンパーシステム
フローティングダンパーシステム1
フローティングダンパーシステム2
マイクロドライブを挿入するCFスロットは、14個のゲル(黒い四角)でフローティング状態となり、振動、衝撃を吸収するしくみ。カバーを開けると写真左上のように左右から固定される状態となる。



MPEG-2だから変換なしでDVDに

1 撮る。ひたすら撮る。
1 撮る。ひたすら撮る。

 マイクロドライブを取り出してパソコンのカードスロットに挿すか、USBケーブルで接続。どちらの方法でも、Windowsではドライブと認識されるので、Explorerでドラッグ&ドロップして撮影データを転送。試しにUSBで約1.8GBのデータを転送して手元の時計で13分程だったので、撮影実時間の1/3程度で済む。

2 撮ったら即パソコンに転送。
2 撮ったら即パソコンに転送。

 マイクロドライブを取り出してパソコンのカードスロットに挿すか、USBケーブルで接続。どちらの方法でも、Windowsではドライブと認識されるので、Explorerでドラッグ&ドロップして撮影データを転送。試しにUSBで約1.8GBのデータを転送して手元の時計で13分程だったので、撮影実時間の1/3程度で済む。

■写真はSDに、という使い分けも可能
CFとSDのダブルスロット搭載
CFとSDのダブルスロット搭載。付属HDDだけでなく市販のCFメモリ(ハイスピードタイプ)にも記録できる。動画だけでなく静止画撮影機能もあり、どちらもCF、SDに記録が可能。

3 パソコンで保存。見たいときに見る。
3 パソコンで保存。見たいときに見る。

 SD-VIDEO規格に準拠するので、ファイルの拡張子は.MODとなる。撮影した各シーンで別ファイルとなっているので管理がラクチンだ。映像はMPEG-2、音声はDolby Digitalで記録される。ファイルを再生するだけなら、標準添付ソフトの「PowerDVD 5 NE」で直接指定すればいい。

4 編集して保存。さらにDVDに焼く。
4 編集して保存。さらにDVDに焼く。

 パソコンに保存したデータを、こちらも添付ソフトの「PowerDirector Express NE」で読み込んでDVDに書き込む。本ソフトは必要な部分以外は再エンコードしない“SVRT”機能があり、撮影データはもともとMPEG-2、720×480ドットとDVDビデオ化に適したものなので作業が手早くすむ。

■MPEG記録といえば
HDD、MPEG記録では先輩格の日立製作所製の「MP-EG1」
日立製作所製の「MP-EG1」

 HDD、MPEG記録では先輩格の日立製作所製の「MP-EG1」。1997年2月発売、価格は13万2000円だった。PCMCIA TypeIIIの260MB HDDにMPEG-1で最大約20分録画可能。撮影時重量は500g強。まさに隔世の感ありの大きさ。MPEG-1からMPEG-2に進化するのに7年半かかったことになる。

グリップスタイルで比較
メディア比較

Everio(エブリオ) GZ-MC200/GZ-MC100の主なスペック
製品名 Everio(エブリオ) GZ-MC200/GZ-MC100
信号方式 1/3.6型CCD 212万画素
レンズ F 1.8〜2.2 f=4.5mm〜45mm(35mm換算48.7mm〜487mm)
ズーム 光学10倍、デジタル200倍
モニター 1.8型13万画素



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