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DCR-DVD403 DVDメディアに記録できる“お手軽”ハンディカム
DCR-DVD403
ソニーマーケティング
13万4800円
http://www.sony.jp/
http://www.ascii.co.jp/sonyflash/


2005年4月5日

DCR-DVD403
「DCR-DVD403」
アスキーとソニースタイルのコラボレーションサイト“SONY Flash on ASCII”
「DCR-DVD403」はこちらから購入いただけます。画像をクリックするとアスキーとソニースタイルのコラボレーションサイト“SONY Flash on ASCII”に移動します。

厳しい冬も終わりを告げ、春めきつつある今日この頃だが、これから先は入学式・卒業式をはじめ、花見、行楽に最適なゴールデンウィークなど、さまざまなイベントが控えている。そうした楽しいイベントを記録してくれる便利なアイテムのひとつが、カムコーダー(ビデオカメラ)だ。春は各メーカーが新モデルを積極的に投入する時期でもある。ここで紹介する「DCR-DVD403」も、3月3日に発売されたソニー(株)の最新モデルだ。



恩賜上野動物園でロケ
今回、ロケは小旅行をイメージして恩賜上野動物園で行なった。

 家庭用のカムコーダーといえば記録メディアにminiDVカセットを使用するDVカムコーダーが主流だが、DCR-DVD403は直径8cmのDVDメディアに直接映像を記録する“DVDカムコーダー”。ソニー“DVDハンディカム”シリーズの最上位モデルである。ホームユースを強く意識し、撮影したメディアをDVDプレーヤーに入れるだけで映像を再生できる“手軽さ”が同シリーズの最大のセールスポイント。DCR-DVD403は、この基本路線はそのままに、さまざまな機能を強化している。それでは早速、詳細を見ていこう。



TVでの再生時にうれしいワイド&サラウンド対応

 まずはDCR-DVD403の基本スペックだが、カメラは光学10倍ズームのレンズと総画素数が331万画素の1/3インチCCDからなる組み合わせで、映像撮影時の有効画素数は205万画素。映像撮影時に使用できるプログラムAEのモードは、オートのほかに、シャッタースピード優先の“スポーツレッスン”、絞り優先の“ソフトポートレート”など6種類(静止画撮影時は5種類)で、ジャイロセンサー搭載の電子式手ぶれ補正機能を採用する。音声については4chのサラウンド対応マイクを本体上部に内蔵し、5.1chサラウンドオーディオでの記録が追加オプションなしで可能だ。映像の確認はビューファインダーに加え2.7インチワイド液晶パネルを搭載しており、スクリーンの縦横比が16:9(ワイド)の映像をフルサイズで表示可能だ。

 ここでのポイントはなんといっても“ワイドスクリーン”“5.1chサラウンド対応”である。現行のDVカムコーダーはそのほとんどがワイドでの撮影機能を有しているが、ワイドスクリーンに対応する液晶スクリーン(ビューファインダー)を搭載する機種はまだ少ない。液晶スクリーンが4:3なので16:9での撮影は上下に黒い帯が出てしまうのはまだいいとして、16:9の映像を無理やり4:3のアスペクト比(縦横比)に変更して表示するために、正しい比率での映像確認がカムコーダー本体だけでは事実上不可能という使う側にとっては“困った機種”もあるのだ。その点、DCR-DVD403ではビューファインダーでも液晶パネルでもワイドで撮影することを前提とした設計で、撮影している映像を正しい比率で確認できる。当然といえば当然のことなのだが、今までその機能が軽視されていた状況を考えれば今回のワイドスクリーン対応における意味は大きい。家庭におけるTVのスクリーンも4:3から16:9のワイドスクリーンに変わりつつあるだけに、この対応はうれしいところだ。

 また5.1chサラウンドについても、最近ではホームシアターを実現するスピーカとアンプの安価なセットパッケージが身近になっている。リアルな音も、映像を見ながら記憶を呼び起こすために欠かせない要素だけに、標準での対応はうれしいところだ。

本体背面
録画ボタンにパワー・モード変更ボタンなどが並ぶ本体後面。ちなみにこれはDCR-DVD403に限った話ではなくこのサイズのカムコーダー全般にいえることだが、液晶ビューファインダーはおまけ程度だと思ったほうがいい。
本体上面
本体上面。4chのステレオマイクをはじめ、ズームスライダーやフォトボタンが配置されている。
2.7インチのワイドパネル
2.7インチのワイドパネル。
ローアングルでの撮影
ローアングルでの撮影時には画面横の操作ボタンが重宝する。
2.7インチのワイドパネル。画面の横にはズームコントローラと録画ボタンが用意され、ローアングル撮影などで大変重宝する。ちなみにモニタ表面に表示されているのはカメラのメニューで、そのコントロールはパネルをタッチすることで行なう。


メディアの選択は目的に合わせて

 映像の記録は冒頭で触れたとおりDVDに準拠した方式(MPEG-2)で、記録フォーマットはDVD-VideoとDVD-VR、DVD+VRをサポート。記録メディアについては、8cmのDVD-R、DVD-RWおよびDVD+RWの3種類に対応する。なお、これらの記録フォーマットと記録メディアは、以下のようにそれぞれ異なる特徴を持つ。

記録フォーマット
DVD-Video
市販のDVDプレーヤーをはじめさまざまな機器で再生可能
DVD-VR
映像の簡易編集が可能
DVD+VR
DVD+RW用のビデオモードでDVD-Videoとの互換性が高い
記録メディア
DVD-R
再生互換性が高い
DVD-RW
DVD-VRで記録での記録に対応
DVD+RW
映像をDVDプレーヤーなどで再生する場合でも、ファイナライズ(記録メディアをDVDプレーヤーなどで視聴する際に必要な処理)を実行しなくてすむ

 このように、記録フォーマットと記録メディアは、撮影する目的などに応じて使い分けることになる。といってもこれは別に難しいことではなく、再生互換性を重視するならDVD-RにDVD-Videoで記録し(そもそもDVD-RではDVD-Videoしか選べないため選択肢はひとつしかない)、メディアを繰り返し使いたいのならDVD-RWやDVD+RWで――ということだ。詳しくはをご覧いただきたい。

記録メディア ファイナライズ後の追記 ファイナライズ 対応記録フォーマット
DVD-R × 必要 DVD-Video
DVD-RW 必要 DVD-Video/DVD-VR
DVD+RW 不要 DVD+VR

 映像の符号化フォーマットはMPEG-2 Videoで、サポートするフレームサイズは720×480ドットとなっている。設定可能なビットレートは9/6/3Mbps(いずれもVBR)で、DCR-DVD403における3種類の記録モード、HQ(高品質)/SP(標準)/LP(長時間)にそれぞれ対応する。メディアに記録できる時間は、HQで約20分、SPでは約30分、LPは約1時間だ。ビットレートが可変なので、実際に記録可能な時間は映像の状態により異なってくる。なお、これは片面のみのメディアの場合で、両面メディアをフルに使用するケースではこの倍の時間の記録に対応する。ちなみに記録モードの目安としては、スポーツなど動きの激しい映像はHQ、比較的動きの少ない映像にはSPが向く。LPはビットレートが低くブロックノイズの発生リスクが高いため、使うことはまずないだろう。

本体左側面
本体左側面。記録メディアを格納するDVDドライブは、シルバーのリングを中心とする部分にある。液晶ビューファインダーのある側の上部にはACアダプタを、下部にはLANC対応のリモートコントローラを接続するコネクターが隠れている。


 DCR-DVD403はどの程度の実力なのか?――ということで、恩賜上野動物園でロケを試みた。

シューティングスタイルでホールドしやすく、右手だけでもラクラク操作可能
シューティングスタイルでホールドしやすく、右手だけでもラクラク操作可能だ。とはいえ、手ぶれを最小限に抑えたければ左手もきちんと使おう。

 まずDCR-DVD403を手にしたところ、大きすぎず小さすぎずでホールド感は良好だ。操作系はズームのコントロールを行なうスティックが小さく敏感に反応する点がやや気になったものの、操作自体には支障なく、撮影のオン・オフやズームコントロールは右手のみでも楽に実行できた。ホワイトバランスやプログラムAEの設定は液晶パネル上に表示されるメニューに直接指で触れて指定する方式。メニューは階層構造で大変わかりやすいものの、設定項目を呼び出す手順はやや面倒で、操作の際に若干手間取ってしまうこともある。そこでよく使う項目については、カスタマイズ機能によりトップメニューから直接アクセス可能だ。屋内から屋外に移動した場合など、ホワイトバランスやAEの変更はしばしば行なうだけに、こうした機能の存在は大いに助かる。

 ただ、フォーカスの調整までもがタッチパネルを用いたメニューから行なう点は、やや残念である。というのも、フォーカスは撮影しながらその設定を変えるため、液晶パネル上での変更は極めて難しいからだ。このクラスのカムコーダーは“とにかく気軽に使えること”が重要なのでマニュアルフォーカスの機能が弱いのはしかたないが、せめて小さなダイヤルでもあれば多少は違うのではなかろうか。



サルを撮影
サル山を撮影。
ゲットしたサル画像
撮影した動画をキャプチャーしたもの。
サル山の頂上で微妙なポーズを取るサルの姿も、10倍ズームでばっちりゲット。

 さて、実際に動物園を歩いてみると、堀を挟んで遠くから眺めることしかできない動物や直接触れ合える動物など、動物との距離や高さは実にさまざま。

 例えばサル山のサルなどは、遠く離れた被写体の典型だ。サル山の山頂程度であれば、DCR-DVD403による光学最大10倍ズームの力でバッチリ記録できる。さすがに、運動会で広いグラウンドの反対側にいる子供をアップで撮影するようなシチュエーションでは厳しいが、そうした場合にはオプションのテレコンバージョンレンズを併用したい。一方、動物に触れられる広場にいるヤギやウサギなどは、近く低い被写体の典型といえる。小さな動物に近寄って撮影するとなるとカメラの高さが気になるところだが、それはローアングル撮影で対応可能だ。液晶パネルの横にズーム・撮影のオン・オフに関するボタンが配置されているため、ローアングル撮影はもちろん、カムコーダーを高く掲げて操作するような状況でもしっかり操作できる。

ヤギを撮影
今度はヤギを撮影。
ゲットしたヤギ画像
撮影した動画をキャプチャーしたもの。
液晶パネル横にあるボタンを使うことで、ローアングル撮影や高い位置からの撮影にも容易に対応可能だ。

 ところで、ソニーのハンディカムシリーズには面白い撮影機能として“ナイトショット”がある。これは要するに赤外線撮影モードで、使用すると暗い場所での撮影が可能になる。フラッシュ禁止の場所でも、バッチリ被写体を撮影できるワケだ。

ナイトショット画像
光の量が少ないところでもナイトショット機能を使えばこのとおり(特殊な環境の展示室の場合は、撮影が許されているか確認する必要がある)。

 バッテリーは標準の「NP-FP70」をフル充電した状態で使用したところ、撮影できる状態で園内を2時間ほど歩き実際に映像を30分ほどDVDメディアに記録しても余裕があった。メディアに常にアクセスする状態でも2時間近くは動作したので、バッテリーに関しては予備と合わせてふたつもあれば、日帰り旅行程度の撮影には十分といえよう。

 問題はそれよりむしろ、DVDメディアに記録できる時間だ。なにしろメディアが8cmなので長時間の録画に対応できないのは理解できるにしても、HQモードで20分はさすがに短すぎる。両面メディアを使えば1枚で40分ほどになるものの、両面メディアは片面を使い切ったところで一旦DVDドライブからメディアを取り出し、手で裏返す必要がある。メディアの交換にかかる手間としては、片面メディア×2とほぼ同じだ。いずれにしても撮影時には常に予備のDVDメディアを数枚用意する必要があるだろう。ちなみに、DVDカムコーダーではDVDディスクに記録するという構造上、両面メディアの表裏を間違えてすでに記録済みのメディアを誤ってセットしても、DVカムコーダーなどのように映像を上書きするようなミスには繋がらない。そういった意味ではメディアが増えることによる不安はないが、撮影時に混乱しないためにもメディアのケースにはこまめにメモをするなどしておきたい。

静止画の作例1
2016×1512ドットで撮影したものを640×480ドットにリサイズしたもの。
静止画の作例1
左の元絵の部分をトリミングしたもの。
静止画の作例2
2016×1512ドットで撮影したものを640×480ドットにリサイズしたもの。
静止画の作例2
左の元絵の部分をトリミングしたもの。
最近すっかりおなじみの静止画撮影機能についても最大で2016×1512ドットでの撮影に対応するなど抜かりはない。静止画撮影においても光学ズーム10倍は有効だ。

映像をより良く“魅せる”ためのアイテムいろいろ

 撮影時に映像品質を低下させる一番の原因は、なんといっても“手ぶれ”。そのため多くのカムコーダーには手ぶれ補正機能が搭載されているが、残念ながらその機能にも限界がある。そこで検討したいのが三脚の使用だ。三脚はビデオ撮影の必須アイテムとも言ってもいいアイテムで、使いこなせるようになれば映像品質が数段アップする。ちなみに三脚は、ビデオ撮影に対応したものを選択するのがポイント。一般的にビデオ撮影用の三脚はパン(水平方向の移動)やチルト(垂直方向の移動)といった動作を滑らかに行えるよう工夫されているからだ。

 また、よりよい映像作りを目指すなら音についてもこだわろう。一般的にカムコーダー内蔵のマイクはカムコーダー周辺の音をバランスよく拾うようになっているのだが、例えば、離れた被写体を撮影するケースではこれが仇となり被写体からの音が周囲のノイズにかき消されてしまい、拾うことができない。そうした状況でもズーム倍率によって指向性を変えられるガンズームマイクなら、被写体のいる方向からの音のみを狙うことが可能だ。また、カムコーダー内蔵のマイクにはカムコーダー本体の動作音を拾いやすく、風に対するノイズに弱いなどの弱点がある。DCR-DVD403は標準で5.1chサラウンドに対応する内蔵マイクを搭載することで音声の記録にもチカラを入れているが、純粋に音質面で考えるとやはり外付けマイクが有利だ。

三脚
根本的に手ぶれを抑えたいなら三脚しかない。写真の「VCT-D680RM」はパンハンドルからズームや撮影のオン・オフをコントロールできるため扱いやすい。
4chステレオマイクロホン「ECM-HQP1」
5.1chでのサラウンド記録に対応するオプションの4chステレオマイクロホン「ECM-HQP1」。ちなみにマイクを覆う柔らかいファーは“ウインドスクリーン”と呼ばれるもので、風によるノイズを低減する効果がある。マイクを使用する際には欠かせないアイテムだ。
三脚とステレオマイクロホンを使ってサイを撮影
三脚とステレオマイクロホンを使ってサイを撮影。
ゲットしたサイ画像
撮影した動画をキャプチャーしたもの。
三脚を用意して手ぶれを防ごう。



手間ヒマいらずで楽しめる

 撮影した映像はTVに映して楽しんでこそ、である。そこで動物園で撮影した映像をホームシアターで再生してみた。ここでは、DCR-DVD403が記録メディアにDVDを採用していることがポイントになる。

 DVD-Rメディア、またはDVD-RWメディアにDVD-Videoモードで記録した映像は、ファイナライズによりほとんどのDVDプレーヤーで楽しめる。また、DVD-RWのDVD-VRモードで撮影した映像についても“RW Compatible”とあるプレーヤーで再生可能だ。ファイナライズに要する時間は、記録された映像にもよるものの、数十秒から数分といったところ。約20分映像を記録したDVD-RWメディアの場合、ファイナライズに110秒程かかった。DVD+RWメディアの場合はさらに、そのファイナライズすら不要である。なお、撮影したDVDの再生やダビングに関して、メディアや機種により少しばかり注意しなければならないことがある。詳しいことはソニーのWebページをご覧いただきたい。

 一方miniDVカセットに撮影した映像を楽しむ場合、そもそもminiDVカセットを再生できる環境が一般的ではない。映像を自分自身で楽しむならともかく、友人や親戚の家などで再生するようなシチュエーションでは、カムコーダー本体も一緒に持って出かけてAVケーブルでTVとカムコーダーを接続するか、パソコンなどを駆使して映像をキャプチャーし、そのデータをDVD化しておくなどの処理が必要だ。特にキャプチャーからDVDオーサリングといった手続きは、少なく見積もっても映像の再生時間+αで、相当な時間がかかってしまう。撮影した映像をほかの人に配布したり回覧したりといった用途には、やはりDVDメディアが圧倒的に有利だ。これはDCR-DVD403の大きなアドバンテージといえよう。

本体左側面
DVD+RWならファイナライズの作業は不用(写真はDVD-RWをファイナライズしているところ。ちなみに約20分記録したDVD-RWをファイナライズする所要時間は1分40秒程度だった)。

 話を元に戻して映像を再生してみると、映像はもちろんワイドスクリーンのサイズにピタリで実に気持ちいい。映像品質に関してはHQモードによる映像を再生したところではわずかに輪郭がボケぎみで、動きの激しいシーンではそれがさらに強く現れたように感じられた。もともと動きの激しいシーンについてはMPEG-2が苦手とするところで、若干甘くなってしまうのはしかたがない話だ。いずれにしても普通に再生している限りは気になるレベルではないので、心配は無用だ。一方音については、なんといっても5.1chサラウンド対応の臨場感に尽きる。例えばヤギの餌付けシーンでは前方からはヤギの声が聞こえ、後方からはヤギから逃げ回ってる園児の声などが聞こえてきたりとなかなか面白い。

ホームシアターシステム「DAV-LF1」で再生
ホームシアターシステム「DAV-LF1」に、撮影で映像を記録したDVDメディアをそのままインサート。するとDVDメディアに記録した映像を即楽しめる。
PSXで再生
ソニーのDVDレコーダ“PSX”「DESR-7500」でももちろん再生可能だ。ただし、PS2に関しては初期型では再生ができなかったりと型式によって対応が分かれる。詳細は互換性に関するWebサイトをご確認いただきたい。

 撮影で映像を記録したDVDメディアは、パソコンから見ればDVD-VideoまたはDVD-VRのディスクなので、それらからの読み込みに対応するビデオ編集ソフトが手元にあるなら、メディアをパソコンに入れるだけで記録した映像を即座に編集できる。また、DCR-DVD403にはパソコンとリンクするためにUSB 2.0対応のUSBポートが搭載されている。このポートを使用することで、映像をパソコンとの間で相互に転送することも可能だ。DCR-DVD403には、映像の転送、カット編集(シーンのトリミング)、DVD-Videoの作成などができるソフトウェアとして「PicturePackage」を同梱している。DVD-Video作成機能は選択したクリップをDVDのタイトルとして書き込むだけの簡単なもので、DVD-Videoタイトルでおなじみのメニューについては、ソフトにあらかじめ登録されたテンプレートの中から選択する方式。凝ったものを作ろうとした場合には不満もあるだろうが、撮影した映像から余計なシーンを省きつつ再生する順を整える程度であれば、十分に使える。

付属ソフト「PicturePackage」のメインメニュー
付属ソフト「PicturePackage」のメインメニュー。映像データの転送からメディアのコピー、スライドショーの作成まで、さまざまな処理を実行できる。
映像データの転送などを担当する「DVD Viewer」
映像データの転送などを担当する「DVD Viewer」。DVD-Videoの作成などもここから行なえる。

 映像を記録できる時間が短いことに不満はあるものの、ワイドスクリーンでの撮影に対応する上、標準で5.1chサラウンドオーディオもサポートと、ホームシアターシステムで楽しむことまで考えた充実の構成。しかも映像を記録したDVDメディアは、わずかな操作により一般の家庭に広く普及しているDVDプレーヤで楽しめる。メディアのフォーマットはDVD-Video/DVD-VRなので、パソコンとの連携もスムーズだ。ワイドスクリーン・5.1chサラウンドで映像を楽しみたい人はもちろんのこと、「ビデオって興味があるけれど操作が面倒に思えて」と今まで躊躇していた人に強くオススメしたい製品だ。

DCR-DVD403のスペック
製品名 DCR-DVD403
映像素子 1/3インチCCD
有効画素数 映像:205万画素/静止画:305万画素
焦点距離(35mm換算) 映像(16:9モード):42.8〜495mm
映像(4:3モード):45〜450mm
静止画:37〜370mm
開放F値 F1.8〜2.9
ズーム倍率 光学10倍/デジタル120倍(デジタルズームは映像撮影時のみ)
フォーカス オート/マニュアル
フィルター径 30mm
液晶ディスプレー 2.7インチワイド液晶パネル
最低被写体照度 11ルクス(ナイトショットモード0ルクス)
手ぶれ補正機能 電子式
ホワイトバランス 自動/ワンプッシュ/屋外/屋内
明るさ調整 24段階
プログラムAE オート+6モード(静止画撮影時は5モード)
シャッタースピード 1/4〜1/4000秒
マイク ステレオエレクトレットコンデンサー(4ch)
記録メディア DVD-R/DVD-RW/DVD+R
記録フォーマット DVD-Video/DVD-VR
映像品質 HQ:約9Mbps(VBR)
SP:約6Mbps(VBR)
LP:約3Mbps(VBR)
インターフェース USB/映像入出力/LANC/アクセサリシュー
サイズ 幅62×奥行き133×高さ93mm/約520g(NP-FP70使用時は約620g)
付属品 リチャージャブルバッテリーパック(NP-FP70)、ACアダプター、AV接続ケーブル、ワイヤレスリモコンほか

ソニースタイルでDCR-DVD403を購入してオリジナルモバイルケースをゲットしよう!

 ソニースタイルでDCR-DVD403を購入すると、もれなくDCR-DVD403専用の吉田カバン製モバイルケースを入手できる。このモバイルケースのポイントは、なんといってもカムコーダーを素早く取り出せるようアタッチメントがマジックテープで処理されていること。片手でもカムコーダーを取り出せるので、撮影のチャンスを逃さない作りになっている。また、DVDメディアを6枚収録できるホルダーの存在はDCR-DVD403専用ならでは。DCR-DVD403ユーザーなら是非ともゲットしたいアイテムだ。




(伊藤 裕也)




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