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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
HDD/DVDレコーダ


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記録型(レコーダブル)DVD丸わかり辞典

Printable Version 2001年8月8日

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DVDではじめるディスク録画生活

 夏を前に各社から発表された新機種たちも、7月に入ると店頭に揃い始める。ここでは主要機種をピックアップして、その特徴的な機能と他機種へのアドバンテージを紹介するとともに、DVDレコーダの魅力に迫ってみよう。

注目の新機種2モデルとHDD内蔵のハイブリッド

松下電器産業の「DMR-E20」。DMR-E10と比べるとシンプルな背面。デジタル音声出力が1系統になっているなど、コストダウンの跡が見られる。

DMR-E20の付属リモコン。DMR-E10よりも縦に長くなり、背面のボタンは廃止された。廉価モデルのためか、ジョグシャトルを装備していないのが残念なところ。
 標準価格が13万5000円という圧倒的な低価格を打ち出してきたのは、松下電器産業のDVD-RAMレコーダ「DMR-E20」。店舗によっては10万円前後の実売価格がつけられると思われ価格のインパクトも大きいが、それよりも注目したいのは、DVD-Rメディアをサポートしたことに加えて、ディスクレコーダでありながら「追っかけ再生」に対応していることだ。
 記録メディアの一覧表を見てもらえればわかるとおり、DVD-RAMのデータ転送レートは22.16Mbpsと、DVD-R/RWに比べてちょうど2倍の速さを誇る。さらにE20は多めのバッファメモリ(32MB)を搭載することで、HDDレコーダのようなタイムシフト視聴を実現しているのだ。本体フロントパネルには「タイムワープローラー」と呼ばれるローラーがあり、録画中にローラーを回転させると1分単位で最大360分前後の映像に直接ジャンプできる。リモコン側にこのローラーがない(代わりにタイムワープボタンがある)のは残念だが、これはコストを重視した結果とのこと。
 また、これ以外の低価格化のための要素として、

  1. 初代機「DMR-E10」で採用されていたリモコンのジョグシャトルがなくなっている
  2. ゴーストリダクションチューナが非搭載
  3. コンポーネント映像端子にD2ではなくD1端子を装備している

――などが挙げられる。



こちらは「DMR-E10」。ドルビーデジタルデコーダを内蔵し、5.1chのアナログ出力を装備している。dtsはデジタル出力のみの対応。

DMR-E10のリモコン。縦の長さが短い分、ふたの中と背面にもボタンが用意されている。背面は予約操作専用で、液晶パネルも装備している。



パイオニア「DVR-7000」。旧機種「DVR-2000」との大きな違いは、背面のファンの張り出しがなくなったことと、D2端子を装備したこと。

DVR-7000のリモコン。トリックプレイ時に便利なジョグシャトルを採用しているが、ボタンはやや小さく密集気味。リモコンとは別に本体に大きなダイヤル「スマートジョグ」を装備している。
 一方、ほぼ松下と同時期に新機種を出しているパイオニアからは、DVD-RWレコーダの第3世代機となる「DVR-7000」がアナウンスされた。
 初代機(DMR-E10)に対して“(一部)機能アップしながら廉価モデル”としてリリースされた松下のDMR-E20に対し、こちらは前機種「DVR-2000」の正統な後継として開発されており、DVDプレーヤとしてもフルスペックモデルとなっている。DVR-2000との最も大きな違いは“プログレッシブ出力に対応”したことで、精密な2−3プルダウン検出を行いフィルムの質感に迫っている。また、新しいMPEGエンコーダを採用し、ビデオレコーディング規格で記録する「VRモード」時に、従来のD1(720×480ドット)と1/2-D1(352×480ドット)に加えて、新しく3/4-D1と2/3-D1(具体的な解像度は未公表)という解像度が利用できるようになった。
 従来ユーザーに好評な「ディスク予約」機能は健在で、メニューや設定項目などのGUIが一新されるなどのブラッシュアップも図られている。



東芝「RD-2000」のリモコン。中央のジョグシャトルと側面のダイヤルが特徴的。表面のボタンはよく使うものだけに絞られており、ひとつひとつのサイズも大きめ。背面にはGコード予約用のテンキーなどが並ぶ。
 東芝から発売中の「RD-2000」は、DVD-RAMレコーダにHDDレコーダの機能を加えたハイブリッド仕様で、「とりあえずHDDに録画して、保存したいものだけDVD-RAMに残す」というデジタルレコーダの理想的なスタイルを実現している。
 もちろん、HDDレコーダならではの追っかけ再生も可能で、ほかにもHDDに貯め込んだ映像をDVD-RAMに編集したり、HDDで録画しながらDVD鑑賞をしたり、DVD-RAMで録画中に容量不足になったらHDDが残りの時間を肩代わりしたりと、DVD-RAMとHDDの連携で実に幅広い使い方を実現している。また、1台2役のハイブリッドデッキとすることで、省スペースにも一役買っている。
 HDDの容量は30GBで、最長で約29時間まで記録できる。DVD-RAMと合わせれば、最大で約33時間半弱のビデオストックを作成できる。週末にまとめて録り貯めたビデオを見るような人にお勧めしたいモデルだ。



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