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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
HDD/DVDレコーダ


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PCより簡単&確実! HDD&DVDレコーダガイド 【特別企画】さらばTVキャプチャカード
PCより簡単&確実! HDD&DVDレコーダガイド

Printable Version アスキー PC Explorerアスキー PC Explorer 2003年2月号
2003年5月19日


PCにTV表示&録画機能を追加するTVキャプチャボード(TVチューナー付きビデオキャプチャボード)。PCならではの汎用性の高さが魅力だが、TVを確実に録画するという意味では、現状のPCでは不安だし、そもそもTVはTVで見たほうが快適だ。そこで最近注目なのが、民生用の“HDD&DVDレコーダ”。PCにはない確実性と手軽さを持つ、これらの製品の使い勝手を紹介しよう。

PCのほうが常に便利
なんてことはない

極楽PC-TV(パソテレ)はハードウェアエンコで行こう!!
「極楽PC-TV(パソテレ)はハードウェアエンコで行こう!!」(写真をクリックすると当該記事に移動します)
MTV2200SX
【上級PC録画を狙え! その4】高機能エンコードカードを使って、高画質キャプチャ!!「MTV2200SX」レビュー。
PK-AX10
NEC「PK-AX10」レビュー。

 この冬、家電機器でもっとも注目されている製品がHDDやDVDにTV番組を録画する民生用レコーダだ。しかし、本誌読者のようにPCに詳しいユーザーならPCにTVキャプチャカードを追加したほうが、ずっと便利だと考えている人が多いはず。でも、それはすべての人にとって本当だろうか?

 確かに録画したファイルの汎用性では、PC&TVキャプチャカードが有利である。例えば、録画データをDivX形式にエンコードしたり、本格的な編集を加えて映像作品を制作する、なんて作業はPCならでは。でも、PC&キャプチャカードの場合、非常に大きな問題点がある。それが動作の確実性だ。

 最近のACPI対応PCでは、スタンバイ状態に移行することでほぼすべての電源とファンを切ることができる。そして、予約時間の直前に自動的に再び電源を入り録画を実行する。これならば、理屈的にはビデオデッキなどと同じ。しかし、確実に間違いなくその動作をしてくれるかというと心もとない。このような問題は家電製品ではまずありえない。

 操作性でも差がある。PCはソフトを用意することで機能を追加できるが、逆に複数のソフトを切り替えて、使いこなし術を身につける必要がある。一方、家電レコーダは動画のカット編集など機能は限られるが、その部分では簡単かつ快適に操作できる。TV番組を録画し、せいぜいCMカットを行ってDVDに保存する程度ならこれで十分だ。

 また、価格面でも差がなくなってきた。キャプチャカードは1〜4万円程度で購入できるので、見た目には安上がりとなる。しかし、実際にはPC環境の整備が不可欠だ。そう考えると、1台の中にハードからソフトまで何でも詰って10万円前後という家電レコーダは非常にお買い得ですらある。



種別家電レコーダPCキャプチャカード
製品名RD-XS40MTV-2000
操作性
家電としては機能が多いため、最初はマニュアルを参照する必要があるが、それでもPCとは比較にならないほど簡単。タイトルなどのテキスト入力もPC経由で可能になり欠点がなくなった。

単純なTV表示/録画といった用途には使いやすいユーティリティが付属しており簡単。ただし、さらなる編集やDVDの記録を行うには別ソフトを用いるため、それぞれ使い方を覚える必要がある。
動作の確実性
自動電源オンに失敗して、録画予約が行われていないといった事態はまずない。操作中にハングを起こすこともないし、そのようなバグが存在した場合は、当然メーカーの対処が期待できる。
×
スタンバイからの復帰に失敗することはままある。操作中のハングアップは珍しいことではないうえ、OS、アプリ、ハード、どこに原因があるかわからないことが多いので、対処が極めて困難だ。
ファイルの汎用性
DVD-RAMドライブなどを経由することで、PCに録画ファイルを持ってくることも可能。レコーダ内でTV録画の環境が完結して、録画ファイルがまったく汎用性を持たないというわけではない。

録画したMPEG/AVIファイルを、DivXやWMVといった、さらに違う形式にエンコードしたり、高度な編集を施したりと、ユーザーの知識次第で、自由にデータを取り扱うことができる。
コストパフォーマンス
8〜15万円程度という価格は決して安いものではないが、エンコーダ、DVDドライブ、HDD、ソフトウェアが全部含まれた価格であることを考えると、PCと比較して割安に感じられる。
×〜
すでに高性能なPCを所有しているユーザーにとってはTVキャプチャカードの追加のみで済むが、そうでないユーザーの場合は、PCのパワーアップから必要となるため、非常にお金がかかる。

 このような点から、一般のユーザーにとっては家電レコーダが有利な点が実は多い。今回はその中でも特に人気のある東芝「RD-XS40」、NEC「AX10」の2製品を紹介する。特にRD-XS40は、ソフト面での使い勝手でPC&キャプチャカードを大きく上回っている。家電レコーダには興味がない、といったユーザーでも、今回の特別企画でその便利さを知っておいて損はないはずだ。

RD-XS40を選ぶ理由
RD-XS40
東芝のHDD&DVDレコーダ「RD-XS40」

  • HDDレコーダとしての完成度の高さとデータバックアップの容易さ
  • 非常に簡単な動画編集
  • とことんこだわれる各種設定
  • DVD-RAMとEthernetを用いたPCとの連携機能


AX10(PK-AX10)を選ぶ理由
AX10(PK-AX10)
NECのHDDレコーダ「AX10(PK-AX10)」

  • 録画データがEthernetを利用してPCで視聴&コピー可能
  • 情報が豊富な電子番組表を搭載
  • GRT、3D Y/C分離機能などを搭載することによる高画質


(那須 涼介)



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