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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
Palm/ザウルス/PocketPC


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“LIBRIé” 『EBR-1000EP』 (ソニー) (2004年5月25日)
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PEG-UX50 (ソニー) (2003年9月19日)
GENIO e550C/e550GD (東芝) (2003年8月12日)
WRISTOMO (NTTドコモ) (2003年8月9日)
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GENIO e550G Xscaleを搭載した最小最軽量のPocket PC
GENIO e550G
東芝
オープンプライス(オンラインストア価格:6万7800円)
043-279-2631
http://www.genio-e.com/


Printable Version アスキー PC Explorerアスキー PC Explorer 2002年7月号
2002年7月30日


2001年秋以降、新製品の登場が相次ぐPocket PC 2002。新製品発表が一段落したと思ったのも束の間、今度はXscale搭載の新モデルが続々登場する兆しが見えている。東芝の「GENIO e550G」もそんな製品のひとつだ。

狭額縁液晶採用のスリムなデザイン

GENIO e550G
写真1 スクロールボタンは写真のイボイボ型のほか、丸型タイプが付属し交換可能になっている。カチカチっとした操作感は良好だが、ゲームなどで斜め方向にはやや押しにくい。
 東芝の「GENIO e550G」は、Intelの最新CPU「Xscale(PXA250)」をいち早く搭載。発表時期は富士通の「Pocket LOOX」に後塵を配したが、市場投入では先んじる見込みだ(6月6日より発売中)。
 外観で目を引くのが4インチと大型の低温ポリシリコン反射型TFT液晶だ。これはGENIO e550Gのために独自に設計されたもので、従来機種(GENIO e550X、3.5インチ反射型TFT)よりもさらに明るく、くっきりとした表示が可能となっている。液晶の額縁は約5mmと非常に狭くなっており、表示面積が一回り大きいサイズ(1.3倍)になったにもかかわらず、本体の厚さは1.6mm、横幅も1mmコンパクトになっている。従来機種の背面にあった緩やかなカーブがそぎ落とされた分だけ、手に持った際のホールド感が落ちた印象はあるが、Yシャツのポケットに簡単にすべり込ませられる薄さがうれしい。

 操作系は、従来同様ペン入力と4つのアプリケーションボタン+5Wayボタン(写真1)という構成で、本体サイズの増加を避けるためかジョグスイッチは装備しない。ポリカーボネイト樹脂にソフトな触感のツヤ消し塗装を施した本体には、金属に近い質感と剛性感がある。
 目玉機能のひとつであるXscaleプロセッサのクロック周波数は最高400MHzで、付属ユーティリティにより「オート」(負荷に応じて400/200MHzを切り替え)、「400MHz固定」、「200MHz固定」の3種類の動作モードが選択できる。今回評価した製品は試作機のため、性能チェックやバッテリ寿命のテストを行えなかったが、Internet Explorerの起動時間や画像の展開速度などは確実に向上した印象だ。



GENIO e550G
写真2 クレードルに装備されたUSBコネクタ。ここにPC用のUSBキーボードを差せば、テキスト入力が簡単に行える。
 拡張性に関しては、従来同様、本体にCF&SDカード(SDIO対応)を装備するほか、オプションの「PCカード拡張ユニット」(CEX0122A、2万3000円)も利用できるようになった。この拡張ユニットには1500mAhのバッテリが内蔵されており、本体内蔵バッテリ(1100mAh)との併用で最大25時間の長時間駆動が可能だ(200MHz動作で画像を表示させ続けた場合、400MHz動作時は20時間前後)。なお、PCカードスロットを持たない「バッテリ拡張ユニット」(CEX0121A、1万3000円)も用意されている。
 それ以外の機能としては、クレードル(写真2)または別売のUSBホストケーブル(CEX0120A、4500円)を介して、キーボードやFOMAの通信機器を接続できる「USBホスト機能」、Personal Java 1.2に対応したJavaVM(Geode)の装備、Word/Excel/PowerPointファイルの表示も可能なOfficeファイルビューア「ClearVue Office」、メールや電子ブックの読み上げが可能な「GENIO-SPEECH」の追加などが目新しいところだ。また、CD-ROMに収録された地図ソフト「モバイルアトラス for TOSHIBA」には、「東京山の手外郭」「千葉」「横浜」「名古屋」「大阪」「福岡」「札幌」の地図データが標準で付属する。

 このようにGENIO e550Gは大型液晶を搭載した精悍なボディに、従来機種を上回る高い基本性能と拡張性を盛り込んだPocket PCだ。PDAにも高い基本性能を求めるユーザーには要注目の1台だ。



GENIO e550Gの主なスペック
製品名 GENIO e550G
CPU PXA250-400MHz
メモリ 64MB(SDRAM)+32MB(フラッシュROM)
表示 4インチ反射型カラーTFT液晶(240×320ドット/6万色)
スロット CF TypeII×1、SDカード×1
電源 内蔵アドバンストリチウムイオン充電池
バッテリ駆動時間 約10時間(400MHz駆動時)、約13時間(200MHz駆動時)
本体サイズ 76.5(W)×15.9(D)×125(H)mm
重量 170g

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(アスキーPC Explorer編集部・小林 久)



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