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■製品レビュー
(情報家電&AV機器)
Palm/ザウルス/PocketPC


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ザウルス SL-C3100 (シャープ) (2005年7月28日)
ザウルス SL-C3000 (シャープ) (2005年3月24日)
PEG-VZ90 (ソニーマーケティング) (2004年10月8日)
“LIBRIé” 『EBR-1000EP』 (ソニー) (2004年5月25日)
PEG-UX50 (ソニーマーケティング) (2004年3月5日)
CLIE PEG-TH55 (ソニー) (2004年2月27日)
ザウルス SL-C860 (シャープ) (2004年1月5日)
PEG-UX50 (ソニー) (2003年9月19日)
GENIO e550C/e550GD (東芝) (2003年8月12日)
WRISTOMO (NTTドコモ) (2003年8月9日)
PEG-NZ90 (ソニー) (2003年6月30日)

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musea 映像配信サービスなども楽しめるPocket PC
musea
エヌ・ティ・ティ・ドコモ
オープンプライス(予想市場価格:4万円台後半)
0120-800-000
http://www.nttdocomo.co.jp/


Printable Version 月刊アスキー月刊アスキー 2002年10月号
2002年11月9日


エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ、以下ドコモ)から、Pocket PC 2002を搭載したPDA「musea」(ミュゼア)が登場した。ドコモのPocket PC搭載端末としては2000年12月に発売した「GFORT」に続く、第二弾となる。

厚さわずか14.8mm
質感の高いアルミボディ

3側面
写真1 本体上部にTypeIIのCFスロットとヘッドフォン兼リモコン端子を備える。左側面には赤外線ポート、ACアダプタジャック、ストラップの取り付け穴などがある。写真では見えないが本体裏面にスピーカとリセットボタンがある。
GFORT
2000年12月に発売された「GFORT」。写真をクリックすると当該記事に移動します。
iPAQ Pocket PC H3870
コンパックコンピュータの「iPAQ Pocket PC H3870」。
カシオペア E-2000
カシオ計算機の「カシオペア E-2000」。

 価格はオープンだが実売で5万円を切る見通しで、通常6万円以上する端末が多いPocket PC搭載端末の中ではかなり安い価格設定だ。とはいえ、デザインや質感に手抜きは無い。本体はアルミ製で、高級感がある。特筆すべきはその薄さだ。最薄部で14.8mmと、コンパクトなデザインで人気が高いコンパックコンピュータの「iPAQ」(H3800シリーズ)よりさらに1.2mm薄い。これならスーツのポケットに入れてもいい、と思えるサイズだ。これだけスリムながら、上部にはコンパクトフラッシュ(TypeII)のスロットを装備する。スロット付近はさすがに少し厚みが増しているが、全体的に丸みを帯びているため手に馴染む。ちなみに本機はカシオ計算機が製造しており、ボタン配置や操作系統などは同社の「カシオペア E-2000」と共通の部分も多い。E-2000用オプションとして用意されている同社製のリモコンイヤホンも接続できる。

 CPUはインテルのStrongARM-206MHzを搭載し、OSはPocket PC 2002。メモリはRAMが64MB、ROMが32MB。連続動作時間は非通信時で8時間以上。



通信機能を利用したコンテンツが充実

クレードル
写真2 パソコンと接続するためのクレードルは落ち着いた青色のスケルトンカラー。ACアダプタを取り付ければ充電も可能だ。

 通信方式は、PHS(コンパクトフラッシュ型含む)、携帯電話、パケット課金の“DoPa”、そしてFOMAの4種類の方式に対応している。いずれもドコモのサービスのみ利用可能だ。

 museaが搭載するアプリケーションを見ていこう。「M-stage visualプレイヤー」は、ドコモの映像配信サービス「M-stage visual」用のプレーヤソフトだ。Pocket PC端末で搭載するのは初めてとなる。ニュース番組や映画の予告編、アーティストのプロモーションビデオといった映像コンテンツをストリーミング方式で閲覧できる。実際に映画の予告編で試したところ、フレームレートは秒間数コマだが字幕もちゃんと読める。音質は良いとは言えないが、言葉などは十分聞き取れるレベルで、2分程度の映像を最後まで途切れることなく見ることができた。なお、「M-stage visual」は64kbpsのPHSのみで利用可能で、携帯電話やFOMAには対応していない。



メニュー
画面1 「musea」のメニュー画面。様々なオリジナルアプリケーションが並ぶ。
「ここNavi」
画面2 位置情報サービスを使ったコンテンツを楽しめる「ここNavi」。周辺地図、天気予報、タウン情報などを利用できる。

 位置情報を利用したコンテンツを見るためには「ここNavi」を使う。現在地周辺の地図を表示する「Mapion」、近所の友達を探したり街の情報を調べたりできる「ご近所さんをさがせ」など、10種類近いコンテンツが用意されている。ただし、ここNaviを利用できるのはコンパクトフラッシュ型のPHS「P-inシリーズ」だけとなる。

 「Auto Web Recorder」も重宝しそうなソフトだ。見たいWebサイトをダウンロードしておき、接続を切ってからゆっくりと閲覧できる。ビデオの予約録画のように毎日指定した時間にダウンロードすることも可能だ。

 実売で5万円を切る価格、スリムで、高級感のあるボディに包まれたmuseaは、幅広いユーザーにとって魅力的な選択肢だろう。拡張スロットがCF用1基のみという点はヘビーユーザーには物足りないかもしれないが、このサイズには代え難い。

museaの主なスペック
製品名 musea
CPU StrongARM-206MHz
メモリ 64MB(SDRAM)+32MB(フラッシュメモリ、ROM)
画面表示 TFT液晶(240×320ドット/6万色)
インターフェイス USB 1.1、IrDA、CF TypeIIスロット×1、ヘッドホンジャック
電源 リチウムイオンバッテリ(900mAh)、動作時間約8時間(非通信時)
サイズ 77.5(W)×130.5(D)×14.8(H)mm
重量 約180g(バッテリ込み)

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(出雲井 亨)



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