アスキー PC Explorer 2003年10月号 2004年3月5日
『GOOD』
- 持ってうれしい携帯性と見られてうれしいデザイン。
- 臆することなくウェアラブりたい。
- あとはホットスポットさえ把握しておけば最強。
『BAD』
- CFとシリアルを廃した割り切りやキーボードは好みが分かれる。
- 縦表示に対応してほしい。
- 充電機能だけの夢のないクレードルもわびしい。
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●【480×320ドット、6万色表示の3.2型TFT液晶】/●【独自CPU「Handheld Engine」採用】 動画や3Dの表示機能が強化されており動作はなめらか。状況に応じて電圧を自動調整する省電力設計。/●【無線LAN、Bluetooth、USBを搭載】 PCとのデータ通信には無線LANのほか、Bluetooth通信とUSBインターフェイス(左側面)も利用できる。/●【メモリースティックスロット搭載】 容量1GBのメモリースティックPROにも対応する。著作権保護技術「マジックゲート」を一部サポートし、ATRAC3やMP3を再生できる。 |
ソニーのPDA、“CLIE(クリエ)”「PEG-UX50」の見た目はまさにシャープのLinuxザウルス。しかし、中身は似ても非なる初物尽くしのPDAだ。注目の機能を見ていこう。
まず、IEEE802.11bの無線LANを内蔵したこと。ホットスポットなどでわざわざ通信機器を接続することなく、インターネットできる。アクセスポイント自動検索や64/128bitのWEP通信に対応し、家庭やオフィスでもスムーズに接続できる。その代わり、CFカードスロットやシリアルポートはばっさりと切り捨てられている。
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●【回転する液晶部と31万画素CMOSカメラ】 液晶部は180度、ヒンジのカメラは300度まで回転。 |
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●【液晶を回転させて閉じればパーム型PDAに】 ただし、あくまで横表示のみ。ジョグダイヤルの位置が左下になるため、片手の操作はやや難。付属の伸縮スタイラスで手書き入力可能だ。 |
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クリエ初採用の横型液晶はWebサイトやメールなどが閲覧しやすく、Word・Excel・PowerPoint・PDFなどのビジネス文書を表示する際にも適している。さすがに文字は小さめだが、携帯電話のディスプレイに慣れた目にはきれいすぎるほどだ。液晶部を展開するとちょうどノートPCのようになるので、通勤途中に動画を見るのにも都合いい。TV放送に匹敵する秒間30コマの滑らかさで動画再生する新ソフト「Movie Player」用に、各種動画ファイルを再生対応形式へ変換するツールが付属するほか、TV録画ソフト「Giga Pocket」と連携できるのでVAIOで録画した動画を持ち出して楽しめる。標準バッテリでもバックライト輝度最大で連続2.5時間の再生が可能。128MBのメモリースティック(別売り)に最大130分の動画が記録できるので、映画1本ぐらいは音声付きで鑑賞できそうだ。
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●【思わず身に付けてしまうコンパクトボディ】 一般的な名刺入れと比較。シャツの胸ポケットにすっぽり収まる小ささだ。右の写真は、左腕にリストバンドで固定してみたところ。リストバンドは編集部作成のもので付属しない。 |
ソニーらしい遊び心がコンパクトに凝縮した本機は、PDAをこれまで利用したことのないユーザー層に対しても強い訴求力を持っている。使いこなす気がないノートPCを購入するのに比べれば、7万円という値段は高いものではない。
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●【QWERTY配列のバックライト付きキーボード】 ポチッと押し込むタイプのキーは、両手で本体を持って親指で入力するスタイルに適している。置いて入力する際は指先に多少力がいる。 |
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●【TVなみのなめらか映像】 再生/撮影映像はMPEG-4ベースの独自形式。最高画質(ビットレート384kbs)では128MBのメモリースティックに約60分の映像を収められる。 |
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| PEG-UX50の主なスペック |
| 製品名 |
PEG-UX50 |
| OS |
日本語版Palm OS 5.5 |
| CPU |
Handheld Engine(CXD2230GA) |
| メモリ |
SDRAM 16MB |
| 内部記録装置 |
フラッシュメモリ88MB(ユーザーエリア約22MB) |
| インターフェイス |
無線LAN(IEEE802.11b)USB、Bluetooth、赤外線ポート、メモリースティックスロット |
| バッテリ持続時間 |
通常使用時約14日間、無線LAN通信時連続約4.5時間 |
| サイズ |
103(W)×86.5(D)×17.9(H)mm |
| 重量 |
約175g |
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(アスキーPC Explorer編集部・宮内 裕行)
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