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Max Payne 新感覚の視点処理がアツイ待望のアクションアドベンチャーが登場!
Max Payne
P&A
8800円
042-525-9501
http://www.panda.co.jp/
http://www.maxpayne.com/


2001年8月24日

PCアクションゲームファンが“まだかまだか”と待ちわびていた3人称視点(自キャラ後方からのカメラ視点)の3Dアクションシューティングゲーム「Max Payne」が、2001年8月にいよいよ日本国内でも発売された(米国では7月末に出荷)。重厚なストーリー展開と「バレットタイム」アクションにより、映画のようなスリルと斬新な戦闘シーンを実現した超大作だ。

愛する家族を惨殺された
麻薬捜査官「Max Payne」の復讐劇

主人公の「Max Payne」。元・ニューヨーク市警刑事、現・麻薬捜査官。新種の麻薬「V」の常用者に愛妻と愛息を殺されるという壮絶な過去を持つ。
 本作の主人公「Max Payne」は元ニューヨーク市警の刑事だ。過去に「V」と呼ばれる新種のドラッグの常習者に愛妻と赤ん坊を惨殺され(ゲーム本編最初のステージがこのシーンとなっている。かなりショッキング……)、それ以来、麻薬犯罪の捜査員となり、特にこの「V」とその密売組織を追っている。
 ゲームの舞台となる真冬のニューヨークは、麻薬絡みの犯罪の多発により相当に荒廃しきった雰囲気が漂いまくる。目に見える当面の敵はニューヨークに巣食うギャングなのだが、ゲーム冒頭から警官殺しの“罠”にハメられるわ、悪魔崇拝のサイコジャンキーと対決するわ、「V」のルートには恐るべき裏組織が潜んでいるわと、一介の麻薬捜査官が挑むにしてはあまりにも困難が大きい。しかし、「V」とその密売組織への復讐を誓うMaxは、敵が狂っていようと強大だろうと突き進んでいく。



ステージ間やステージ中のイベントシーンに挿入されている「マンガ」モード。Max Payneの淡々としたシブーイ語りと各登場人物の会話が盛り込まれた「音声付きアメコミ」といったテイスト。
 ゲーム中の物語進行はアメコミ仕立ての音声付きマンガと3Dキャラクターが動くムービーで構成されている。これらのイベントシーンは、各ステージ間やイベントが発生する「キー」となるオブジェクトに触れた時に登場する。音声はすべて英語、マンガの字幕も英語のみと、言葉のハードルが若干厳しいかもしれないが、ハリウッド映画的「雰囲気」は十分楽しめるだろう。



衝撃的なファーストステージ。ニューヨーク市警時代のMaxが愛する家族の待つ家に戻ると、そこでは悲惨な殺人が……。

 最近のアクションアドベンチャーゲームでは、複雑なシナリオ分岐を売りにしているタイトルも多々あるようだが、本作は逆に「1本道のストーリー」をアピールしている。シナリオ分岐を用意せず、映画のようにひとつのストーリーに基づいて話を展開していくことによって、シナリオそのものの完成度や濃さを高めていく、というのがその意図だという。また、「謎解き」「パズル」の要素も多少は組み込まれているものの、PCのアクションアドベンチャーの金字塔「TombRaidor」シリーズのように「超複雑・超難解」というほどではなく、基本的には「ゲームをしっかり進めてれば自然と答えが出る」程度の難易度にとどめられている。

 Max Payneのグラフィックスエンジンは「MAX-FX Technology」と呼ばれる3D描画エンジンが採用されている。このエンジンは有名なベンチマークテストプログラム「3DMark 2000」シリーズでも使用されているもので、PentiumIIIのSSE命令やAMDの3D Now!、Direct 3DのハードウェアT&Lなどをサポートする強力なエンジンだ。このパワフルなエンジンを利用した本作のグラフィックスは、例えば主人公や敵キャラが発砲した弾丸(銃弾と散弾との区別なんて当然!)や、銃器から飛び出す薬莢のひとつひとつまでがかなり忠実に書き込まれている芸の細かさだ。また、弾丸が着弾した地点の「素材」によって着弾音が変化する。たとえば、雪の地面だと「ズブッ」という沈んだ音に近いが、壁が金属だと乾いた金属質な音になる、といった具合だ。DirectSound 3Dによる3Dサウンドの効果もあいまって、スピーカ(ヘッドフォン)から感じられる「緊迫感」もかなりのモノだ。


雪のニューヨーク市街を疾走するパトカー。画面写真ではわかりにくいが、吹雪や雪煙の雰囲気が非常にリアルだ。

これもちょっとわかりにくいが、敵とMaxの間を、別の敵が発砲した銃弾が横切っているシーン。次ページで紹介する「バレットタイム」中に観察すると、拳銃弾と散弾の違いまで視認できる。


アクションシーンを超ドハデに演出
「バレットタイム」モードがアツイ!!

画面左下の砂時計マークが「バレットタイム」の使用可能時間の残量メーター。残量がゼロになると使用できなくなるが、戦闘中に回復していく。
 本作の最大の特徴はアクションシーンに搭載された「バレットタイム」モードだ。そう、映画「マトリックス」の戦闘シーンのような“アレ”である。ゲーム中、マウスの右ボタンをクリックするとアクションシーンがスローモーションになる。さらに方向移動キー(デフォルトではカーソルキーとテンキーの「2」「4」「6」「8」に割り当てられている)とバレットタイム発動キーを同時に押すと、横っ飛びや後方への仰け反り飛び、前方へのダイビングといったアクションが実行できる(通常ジャンプキーと方向移動キーの組み合わせでは各方向への回転移動となる)。バレットタイムのジャンプアクション中は銃器類が使用できるので(通常ジャンプ中は不可)、「超至近距離の敵にダイビングしながら銃撃」とか「飛んでくる銃弾を横っ飛びにかわしながら反撃」といったようなアクションがゲーム中で再現できてしまう。またこれとは別に、ステージ中の特定の敵を倒すと、自動的に「バレットタイム」が発動し、これまた映画ばりのカメラアクションでのスローアクションが見られる。ゲーム本編のクリアに関係ないといえば関係ないが、こういったシーンではぜひ「かっこいいプレイ」にも挑戦してほしい。



遭遇した敵と超至近距離で銃撃戦に! 実時間にして1、2秒間の「アクション」がスローモーションで展開される。たったこれだけのことなのだが、戦闘の“盛り上がり”は従来のゲームとは段違いだ!!

 このバレットタイム、「プレイ中に何度も使ってるとすぐ飽きちゃうのでは?」「回数が増えると鬱陶しいかも?」という疑念も出るかもしれないが、実はそんなことは全然気にならない。というよりも、「バレットタイム」を有効活用せずにはクリアは非常に困難だろう。バレットタイム中は、自キャラも敵キャラもゆっくりしか行動できなくなるが、それだけに周囲の状況を把握しやすかったり、落ち着いて射撃ができるようになる、といったメリットがある。



角を曲がったところに敵を発見。こういった遭遇戦で威力を発揮するのが「バレットタイム」だ。バレットタイムを発動しながら横っ飛びに敵前に飛び出し、素早く狙いを定めて、確実に敵を倒していこう。

 本作では、ドアのある部屋に突入するときや見通しが悪い曲がり角に踏み込むときなどには、敵キャラと突然(しかもかなりの近距離で)出会ってしまい、猛烈な先制攻撃を受ける、ということがよくある。こんなときに役立つのがこのバレットタイムだ。バレットタイムを発動しながら部屋や曲がり角に飛び込み、スローモーションになっている間に敵の人数や位置などの状況を確認・判断、それに引き続き攻撃開始すれば、通常の動作では相手に先制攻撃を許してしまいがちな地形でも、逆にこちらから奇襲を仕掛けることが可能となる。実際の使用例としては、

  1. 部屋に入ると階段上方に敵が2人。そのうちのひとりは最初に手榴弾を投げてくる。
  2. 手榴弾の爆発に巻き込まれると大ダメージを受けるので、まず最初に手榴弾を持った敵が手榴弾を投げる前に倒してしまいたい。
  3. そこで、「バレットタイム」を発動しつつ部屋に飛び込み、まず最初に手榴弾キャラを攻撃し、倒したらすぐさまもうひとりにアタック。
  4. 上手くすればノーダメージで切り抜けられる。

とか、

  1. 部屋に入ると、かなり距離があるところにロケットランチャーを持った敵と、ドアから入ってくるMaxに接近してくる機関銃持ちの敵が。
  2. ロケット弾を喰らうとかなりの確率で即死なのでまずこれを倒したいが、敵までの距離が遠いので、確実にしとめるにはSniperRifelで頭を狙い撃ちする方法が手堅い。
  3. ただし、部屋に入ってからスコープを覗いて狙撃するのでは接近してくるもう一方の敵に対処できないので、ドアの手前でバレットタイムを発動→スコープを望遠にする→部屋に踏み込み素早くロケットランチャー持ちを狙撃→武器を変更しつつ再度バレットタイム&横っ飛びなどでもう一方の敵と距離を取る→接近してくるもう一方の敵に反撃、というバレットタイム2回使用がよさそう。




特定の敵を倒すと自動的に発動するパターンの「バレットタイム」では、敵が倒れるシーンを別アングルからのカメラ視点で見られる。この迫力は映画さながらだ。

といった具合だ。ただしバレットタイム中は、視点と自キャラの体の向きは通常プレイ時と同じスピードで動かせるものの、自キャラも敵キャラもスローモーションにしか移動できず、武器での攻撃速度やジャンプ動作などはすべて等しくスローな動作になる。体の向きを上手く変えれば“飛んでくる弾丸を避けられないことはない”が、「敵が発砲した瞬間に弾が飛んでこない方向に飛びのく」というよけ方が基本。マトリックスよろしく超高速で目の前に迫った弾丸を上半身をゆすってかわす、というわけにはいかないのでその点は誤解のなきよう。

 一般的に、3人称視点のアクションシューティングゲームでの「射撃」は、1人称視点のアクションシューティングゲームほど「精密な射撃」を求められない(おおよそ敵の方向を向けば半自動照準的に敵に向かって発砲する、といった具合)。ところがMax Payneでは、画面上に照準が表示されていることからも推察できるように、かなり照準合わせについてはシビアになっている。さらに、威力はデカイが発砲時の反動も大きい「Pump-Action ShotGun」や、速射が命のサブマシンガン「Ingram」などは射撃精度があまり高くないので、正確に敵に弾丸を喰らわせるのは思った以上に難しい。しかし、バレットタイムを発動してスローモーションアクションにすれば、通常はほんの一瞬でターゲットに照準を合わせて射撃しなければならないところでも、はるかに余裕を持って行動することができるし、上手く姿勢を制御すれば複数の敵を文字どおり「秒殺」することも可能になる。「カッコイイ演出のための機能」という印象が強いバレットタイム機能だが、使い込んでくるとゲームをスムーズに進めるために不可欠となるだろう。



自動的に「バレットタイム」が発動する、Sniper Rifleによる狙撃シーン。銃から発射された弾丸の“すぐ真後ろの視点”で着弾直前までの様子を見られる、ちょっと変わった映像だ。

 長い制作期間を経てやっと登場したこのMax Payneだが、アクション映画のような“スリリングなストーリー展開”にこれまでのアクションゲームにはない“戦闘シーンのおもしろさ”と、最近のアクションアドベンチャーゲームの中ではひときわユニークな光を発しており、待たされただけあってスゴイ作品に仕上がっている。アクションゲーム好きはもちろん、アクション映画大好き! という人もぜひ1度プレイしてみてはいかがだろうか?



プレゼント情報

Max Payne
「Max Payne」製品版を2名様にプレゼントします。
 P&Aのご厚意により、「Max Payne」製品版を2名様にプレゼントいたします。応募方法は、メールのサブジェクト(タイトル)に「Max Payne希望」と記入して、本文に現在お使いのビデオカード、買い替え予定がある方は次にほしいビデオカードの名前と時期と買い換える理由、および郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を記入の上、digibuy-present@ascii24.comまでお送りください。応募の締め切りは9月10日とさせていただきます。また、アンケートの結果を記事に反映させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。※多数のご応募ありがとうございました。厳正な抽選の末、近日中に発送させていただきます。



Max Payneの主なスペック
開発元 Gathering of Developers/Remedy Entertainment/3D Realms
発売元 (株)P&A
問い合わせ先 042-525-9501
価格 8800円(発売中)
対応OS Windows 95/98/Me/2000
CPU PentiumII-450MHz以上(PentiumIII-1GHz以上を推奨)
メモリ 96MB以上(192MB以上を推奨)
ビデオ 640×480ドット以上/6万色以上(Direct3Dに対応した16MB以上のビデオメモリを持つカード必須、ビデオメモリ64MB以上推奨)
CD-ROM 4倍速以上(起動時必須)
マルチプレイ なし

(Duke内田)




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