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■製品レビュー
(パーツ)
ケース


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XPC SB81P (Shuttle) (2005年3月2日)
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L.I.S 2 INDICATOR (BLUE EYE) (V.L System/アスク) (2005年1月20日)
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1558-JL 最新技術満載のAlvisoベアボーン
1558-JL
AOpen
12万円前後(実売価格)
http://aopen.jp/

Printable Version 月刊アスキー月刊アスキー 2005年4月号
2005年6月14日


ノート型ベアボーンキット「1558-JL」
AOpenのノート型ベアボーンキット「1558-JL」。

 1558-JLは、AOpenから登場したノート型のAlviso搭載ベアボーンキットだ。最近はもっぱらデスクトップ用CPUとしてばかり注目されているPentium Mだが、本来はこちらの分野の市場拡大を狙いたいところだろう。

左側面
右側面
背面
写真1、2、3 左側面にはExpressCard/54スロットを装備。PCカード(TypeII)、メモリースティック/SDメモリーカード/MMC/xDピクチャカードに対応するカードスロットも搭載する。背面のIEEE1394ポートが4ピンではなく6ピンで、USB 2.0ポートがすべて背面にしかないのは少々不便だ。

 現在のところ、国内大手メーカーから発表されている915チップセット搭載ノートはA4サイズ以上のものがほとんどだが、本製品もサイズが330(W)×275(D)×32.1〜40.1(H)mmで、重量約2.8kgとかなり大柄だ。バッテリの持続時間は5.4時間と長いが、モバイルというよりはトランスポータブルといったカテゴリに属する。

底面
写真4 メモリ、HDDは、背面からすぐにアクセスできるようになっている。ただ、キーボードを外すためにもメモリソケットのカバーを外さなければならないのは少々面倒だ。

 モバイル用の915チップセットシリーズにはいくつか種類があるが、本製品ではGMA900グラフィックスコアを内蔵するIntel 915GMチップセットを採用している。CPUはFSB 533MHzのPentium Mに対応。915GMはDDR/DDR2両対応だが、デュアルチャンネルに対応するのはDDR2のみという少しややこしい仕様になっている。本製品ではデュアルチャンネルのDDR2-533(帯域8.53GB/秒)に対応し、FSB 533MHzのPentium Mの性能をフルに発揮できるようになっている。サウスブリッジはICH6-M。HDDはシリアルATAインターフェイス専用で、2.5インチのドライブが搭載可能。ICH6-Mは本来シリアルATAネイティブのAHCIモードでの動作にも対応するはずだが、評価機のBIOSにはそれらしい項目はなく、AHCI用ドライバも用意されていないようだ(これは他社の完成品ノートPCでも同様だ)。現時点ではイネーブルになっていないと思われる。

CPUソケット
写真5 CPUソケットはキーボード下にある。奥のキーボードベゼルを外すのは少々手間がかかる。

 また、Intel 915GM/ICH6-Mチップセットならではの仕様としては、左側面に装備するExpressCard/54スロットが目新しい。ExpressCardは、PCカードに変わる次世代拡張規格で、PCI Express x1とUSB 2.0両方のインターフェイスを持っているのが特徴。カードサイズにはスリムなExpressCard/34とHDDなど向けのExpressCard/54の2種類があるが、両方を使うことができる。標準装備の通信機能は、10/100BASE-TX対応の有線LAN、56kbpsモデムだが、キーボード裏にはMiniPCIスロットも搭載しており、無線LANアンテナも配線ずみとなっている。

CPUクーラー
写真6 標準装備のCPUクーラーはヒートパイプを利用した比較的簡素なもの。板バネで簡単に着脱できるようになっている。

 他のノートPC型ベアボーン同様にOEM向け製品をベアボーン化しただけのものと思われるが、あまり組み立てやすいとはいいがたい。メモリとHDDは背面からすぐにアクセスできるが、CPUはキーボード下にあり、アクセスするには背面のネジを4本外してヒンジカバーを取り外し、さらにキーボード奥のカバーを外す必要がある。ベアボーンとして売るからには、BIOSやソフトウェア面も含めてもうひと工夫ほしいというのが本音ではある。

メモリーソケット
写真7 DDR2-533対応の200ピンのSO-DIMMソケットを2基搭載。同じモジュールを装着することでデュアルチャンネル動作が可能。

 なお、DDR2メモリやシリアルATA対応2.5インチHDDの入手性がよくないことに配慮し、エーオープンジャパンはコンボドライブとともに、DDR2メモリとシリアルATA HDDをオプション品として用意しており、セットでの購入が可能だ。ただ、販売形態にはいろいろとバリエーションがあるようで、これらが別売りになっている場合もあるので注意してもらいたい。コンボドライブ、512MBメモリ(256MB×2)、40GB HDDの構成なら12万円前後で購入できるようだ。この場合、追加購入が必要なのはCPUのみ。Alvisoならではの先進のフルスペックを満載していることを考えると、なかなかリーズナブルといえる。

1558-JLの主なスペック
製品名 1558-JL
チップセット Intel 915GM/ICH6-M
対応CPU Pentium M(mPGA479M)
対応メモリ DDR2-533/400デュアルチャンネル(最大2GB)
メモリソケット 200ピンSO-DIMMスロット×2
HDDベイ 2.5インチ×1(シリアルATA)
液晶モニタ 15インチ、1024×768ドット
キーボード 日本語88キー
通信機能 10/100BASE-TX LAN、56Kbpsモデム
インターフェース USB 2.0×3、IEEE1394(6ピン)、アナログRGB、TV出力(S端子)、ヘッドフォン、マイク、SPDIF出力、パラレル、IrDA
拡張スロット PCカードスロット(TYPEII)、ExpressCardスロット、メモリースティック/SDメモリーカード/MMC/xDピクチャカード対応スロット、miniPCIスロット
バッテリ駆動時間 約5.4時間(8セル65Wh)
対応OS Windws XP/2000 Professional
本体サイズ 330(W)×275(D)×32.1〜40.1(H)mm
重量 約2.8kg(HDD、光学ドライブ、付属バッテリ搭載時)

(鈴木 雅暢)



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