月刊アスキー 2005年6月号 2005年8月28日
輝度激高の液晶とネットワーク配信に
力を入れたオールインワンノート
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高輝度液晶のほか、ウッドスピーカ・ウーファを内蔵するシャープの最上位機種だ。 |
シャープのノートPC「Mebius」シリーズ中、最上位機種のXGと、ミドルクラスのAL、コストパフォーマンス重視のCSがバージョンアップした。本項では、細かい改良が随所にほどこされ、使い勝手が向上した「PC-XG70J」(以下XG70J)を紹介する。
新機能の前に、まずはXGシリーズの特徴を説明しよう。本機は、AVクオリティをかなり意識したオールインワンノートで、
- “液晶のシャープ”自らが作った約630cd/m2の高輝度液晶
- DLNA準拠のコンテンツ閲覧・配信システム
- 高画質化を意識したチューナやコンバータを採用
といった特徴を持つ。さらに、2台のHDDを装備することで、ノートPCながら80GB×2=160GB(INSTANT PLAYのために、約11GB消費され、実質149GB)の大容量を実現している点も見逃せない。CPUも、Pentium M系ではなく低電力モバイルAthlon64となっている。未実験だが、64bit Windowsのインストールが可能かもしれない。そう考えると貴重な存在とも言えよう。
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付属のリモコン |
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メニュー画面 |
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シャープの最上位機は、1年半も前からリモコンや、Windows未起動状態でのTVやDVDの視聴・録画機能などを業界に先駆けて実装してきた。 |
AV関連の機能を強化
ワンタッチでTV録画
今回のXG70Jでは、キーボード面上方に録画ボタンが取り付けられたのが一番の変更点だ。Windows未起動時にTV/DVD視聴や録画が可能な「INSTANT PLAY」でのTV視聴時にこのボタンを押すと、そのまま録画が始まる。もちろんWindows上で視聴している場合も同様だ。録画終了時間はボタンを1回押すごとに30分単位で、最大2時間後まで設定可能だ。また、視聴クオリティの面では、「QS(QuickShoot)」機能が追加された。これは、動きの速い映像の残像を抑えるために、液晶への信号処理の方法を工夫し、液晶駆動のレスポンスを向上させたものだという。QSの仕組みはビデオドライバも関与しているため、ユーザー自身によるビデオドライバのアップデートには注意したほうがよい。コンテンツ配信面では、XG70Jから他のPCに対してクライアントソフトを配布できるようになったので、他のPCからも簡単にXG上のコンテンツが閲覧可能だ。さらに、DVD録画に関しては、録画したい動画のビットレートをDVDの容量に自動的に合わせてくれる「DVDぴったり録画」機能も追加されている。
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本体の録画ボタン |
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録画時間が30分単位で表示 |
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今回新しく加わった本体の録画ボタン(リモコンには以前から搭載)。1回押すごとに、現時点からの録画時間が30分単位で表示される。 |
実際に触った感触では、15型とはいえ630cd/m2の液晶が強力。今やどのメーカーも液晶に力を入れているとはいえ、映像のキレはピカイチだ。スペック表には現われない面で、安心感のあるマシンとなっている。
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コンポジット入力のためのRCAピンを搭載しているのも強み。TVゲームやVHS-VIDEOの録画も可能というわけだ。 |
| “Mebius”シリーズの主なスペック |
| シリーズ名 |
Mebius XG |
Mebius XG |
Mebius AL |
Mebius CS |
Mebius CS |
| 型番 |
PC-XG70J |
PC-XG50J |
PC-AL70J |
PC-CS50J |
PC-CS30J(※1) |
| 予想実売価格 |
25万円前後 |
20万円前後 |
18万円前後 |
15万円前後 |
13万円前後 |
| CPU |
Athlon64 2800+ |
Sempron 2800+ |
Sempron 2600 |
| メモリ(最大) |
512MB(2GB) |
256MB(2GB) |
256MB(1GB) |
256MB(2GB) |
| 液晶 |
15型XGA |
14.1型XGA |
| ビデオ |
RADEON XPRESS 200M |
K8N800 |
| HDD |
約149GB |
約74.5GB |
約80GB |
約37.2GB |
| 光学ドライブ |
DVDスーパーマルチDL |
CD-R/RW&DVD-ROM |
| 無線LAN |
IEEE 802.11b/g |
―― |
IEEE 802.11b/g |
| TV視聴録画 |
○ |
―― |
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※1 PC-CS50JとPC-CS30Jの違いは、Office Personal 2003の有無
(月刊アスキー編集部)
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