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■製品レビュー
(PC本体)
液晶一体型


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VAIO type V (VGC-V201) (ソニー) (2004年11月4日)
VAIO パーソナルコンピューター type M (ソニー) (2004年9月29日)
VALUESTAR G タイプS (2004年6月10日)
バイオP PCV-P101 (ソニー) (2004年5月13日)
バイオV PCV-V10/W (ソニー) (2004年4月21日)
PCV-V10/W (ソニーマーケティング) (2004年3月24日)
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FMV-BIBLO RS18D/T (富士通) (2003年8月4日)
VALUESTAR FS VS700/4DA (NEC) (2003年4月30日)
VALUESTAR FS VS700/4DB (NEC) (2003年4月22日)
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Endeavor PT4000 (エプソンダイレクト) (2002年8月6日)
Endeavor PT4000 (エプソンダイレクト) (2002年6月11日)

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FMV-DESKPOWER AV6/705 電源つなげばすぐに使えるCRT一体型デスクトップ
FMV-DESKPOWER AV6/705
富士通
オープンプライス
0120-89-4321
http://www.fmworld.net/


Printable Version 2001年2月20日

富士通の2001年春モデルの中で、異彩を放っているのがこのCRTモニタ一体型モデル「AV6/705」だ。各社ともA4オールインワンノートや省スペースなコンパクトデスクトップに液晶モニタの組み合わせが勢いよく売れている中で、CRTモニタとPC本体を一体化させた“iMac”ライクな本機を紹介しよう。

レガシーフリーの本体にCD-RWドライブを標準搭載

つるっと丸みを帯びたAV6/705のヒップライン。壁にピタリ寄せて置くことを想定し、本体背面は右よりの凹み部分に電源コネクタのみ。USBやオーディオの各コネクタは左側面にまとまっている。

 上から見るとおむすびのような形をしたAV6/705は、15インチのフラットCRTモニタとCeleron-700MHz搭載のPC本体を一体化させたコンパクトなデスクトップPCだ。一番の特徴は、モニタと本体が最初から一体化しているため、箱から出してすぐに電源オンして使い始められる。デスクトップPCでありながら、ノートPCと同様に電源ケーブル一本をつなぐだけで使える気楽さが本機のウリになっている。  ただし、拡張性はあまり高いとは言えない。内部にPCIスロットやドライブベイを持たず、4つのUSBと2つのIEEE1394端子、およびTypeII×2(TypeIII×1)のPCカードスロットを利用することになる。



左側面に並んだコネクタ類。本機には搭載していないが、そろそろ家庭向けモデルにもLAN(10BASE-T/100BASE-TX)ポートも標準装備していいのでは?

 メモリは標準で64MB搭載し、側面のパネルと金属カバーを外せば、ノート用のSO-DIMMで最大320MBまで増設(256MB SO-DIMM×1を追加)できる。チップセットにはビデオ機能内蔵の「i810E」を採用し、メインメモリのうち9〜12MBをビデオメモリとして使用する。Display Cache(i810Eがビデオメモリとして使用)を2MB搭載しているため、ビジネスアプリなどを単体で使った場合にはさほど動作が重い印象はなかったが、複数のアプリを併用した場合などにHDD(スワップファイル)へのアクセスが頻発して、少し待たされることがあった。この種のマシンのメインターゲットはPCをはじめて購入する初心者が多いと思われるので、メモリ増設といった手間を掛けさせないためにも、最初から128MBは搭載してほしかったところだ。



前面にあるCD-RWドライブは、中央に固定用ラッチのあるトレイ式。ほかにPCカードスロット(TypeII×2)、IEEE1394×2、USB×1などが前面に配置されている。

 15インチCRTの下には、ノート用の薄型CD-RWドライブが標準搭載されている。書き込み/書き換え4倍速、読み出し20倍速で、オリジナルアルバムに編集した音楽CDやお気に入りのMP3ファイルを集めたデータCD-R/RWも作成可能。ライティングソフトとしてアダプテックの「Easy CD Creatorスタンダード版」とパケットライトソフト「DirectCD」、さらに音楽CDからWAVE/MP3ファイルを作成、管理可能な「Jet-Audio」(ノバック)がプリインストールされている。
 AV6/705は音楽の再生環境、つまりスピーカにも力を入れている。フォスター電機 製の小型ながら高音質なスピーカと、低音を豊かに響かせる「エアーコンプレッションポート」を組み合わせることにより、本体の前に座った位置(1m前後)がちょうどリスニングポイントになる仕組みだ。実際、ボーカル主体の音楽CDをかけてみたが、あまりボリュームを上げなくても迫力ある豊かな音場が再現された。



富士通オリジナルの画面調整ツール「OSDユーティリティ」。通常はCRTモニタのボタンなどで調整する表示位置や明るさ、ゆがみ、色温度などをマウスで簡単に変更できる。

 一方、使っていて少々気になったのが、モニタの大きさだ。15インチといってもCRTの場合、液晶モニタと違って画面全体に表示するわけにはいかず、画面の有効表示面積は少し小さくなってしまう。本機の場合、最初から1024×768ドットで最適な表示状態になるよう設定されているが、これを実測したところ対角で34cm、これは13.3インチ液晶モニタとほぼ同等だ。15インチ液晶モニタをセットにした省スペースデスクトップやA4ノートの画面に較べると、若干アイコンや文字に小ささを感じるかもしれない。
 とはいえ、富士通オリジナルの画面調整ツール「OSDユーティリティ」をプリインストールする点には、ユーザーへの配慮が感じられる。

 今この時期にCRT一体型をラインナップに加えられるというのも、デスクトップ(ミニタワー、省スペース、液晶一体型)もノート(A4、B5)も幅広くラインナップしている大手メーカーゆえ。新規顧客を開拓するための“冒険心”の現れといったところだろう。
 ただ、今回のモデルではTV機能を内蔵せず、CD-RW&DVDのコンボドライブも採用しない点で、すでにスペックが充実している省スペースデスクトップや液晶一体型モデルとは一線を画す。しかし、その分、実売価格は14万円前後とかなり低めに抑えられている。TVやDVDならPCで見られなくてもすでに持っている、という向きが初めて購入するデスクトップPCの選択肢に入れてみてはいかがだろう。




右側面の樹脂製カバーと金属カバーの内側に、メモリ増設用スロットがある。家庭に置く場合は動作音も気になるところだが、大きな風切り音はなく近くで耳をそばだてるとわずかにHDDへのアクセス音などが聞こえる程度だ。

スピーカカバーを外して、「フォスター電機製スピーカ」を確認。上の小型スピーカと、そこから延びる管「エアコンプレッションポート」が見える。
AV6/705の主なスペック
CPU Celeron-700MHz
メモリ 64MB
ビデオ i810E
HDD 30GB
CD-RW R4倍速/RW4倍速/CD24倍速
通信 モデム
OS Windows Millennium Edition
モニタ 15インチフラットCRT
オフィスアプリ

(佐久間)



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