アスキー PC Explorer 2002年7月号 2002年6月11日
エプソンダイレクトの液晶一体型「PTシリーズ」にPentium 4モデル「PT4000」が追加された。フットプリントは変わらないが、排熱機能を強化した新筐体を採用し、下は1.7GHzから最高2.4GHzのPentium 4を搭載可能だ。
6月13日発売の「アスキーPC Explorer 7月号」P.142におきまして、製品名を誤って掲載してしまいました。正しくは「Endeavor PT4000」となります。お詫びして訂正いたします。
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B.T.O.メニューでCeleron-1.7GHzも選択可能
PT4000で選択可能なCPUは、いずれもFSB400MHzのPentium 4(1.7〜2.4GHz)またはCeleron(1.7GHz、Willamette-128KBコア)で、メモリはPC2100タイプのDDR SDRAM128MB〜1GBまで(2枚まで装着可能)、HDDは20/40/80GBのいずれか1台を内蔵可能となっている。筐体内部には2台目のHDDを増設するスペースがないので、購入時にはなるべく大きなHDDを選択することをお勧めする。AGPやPCIの拡張スロットもなく、左側面にPCカードスロット(CardBus対応)があるのみだ(写真1)。
チップセットはi845(B-step)で、ビデオチップはノート向けのATI製Mobility RADEON 7500を搭載。液晶一体型モデルながら、ビデオメモリは32MBと潤沢に載せており、2台目のモニタを接続してマルチモニタ表示にすれば最大1600×1200ドット/フルカラー(外部モニタ)&1024×768ドット/フルカラー(液晶モニタ)の広大なデスクトップ画面が利用できる。CRT出力、PS/2×2、シリアル、パラレルの各種端子は背面にまとめられており、USBは背面に2つ、前面右脇に2つの合計4つを装備する(写真3)。
内蔵の液晶モニタは15インチTFTで、視野角は左右140度、上下120度。輝度は最大200cd/m2、コントラスト比は1:300となっている。液晶パネルの裏側にHDD以外の各ドライブとPCカードスロットが並び、モニタ部は後方に15度チルトするほか、270度(90度真横から反対の横を過ぎて真裏まで)のスウィベル機構を持つ。PTシリーズはもともとビジネスユースで高い支持があり、向かい合った顧客に画面を見せる場面なども想定して設計されている。また、モニタの下部には、3W×2のステレオスピーカが内蔵されており、仕事の合間に音楽を楽しんだり、メール着信などを耳で知ることができる。
実際に机の上に設置してみると、液晶一体型による省スペース性のメリットはすこぶる大きい。横幅38cmとコンパクトな付属のキーボードを手前に置いても、奥行き40cm足らずのスペースで足りてしまう。電源コネクタが台座部分の右サイドにあるため、壁ぴったりに置けるのも省スペース化に一役買っている。
PT4000の新型筐体は従来モデル(PT-3000)より排熱機構を強化したため、液晶モニタ裏側の厚みが増したとのことだが、台座部分(電源とHDDを収納)のサイズが変わらないので、フットプリントは増えていない。ただ、A4ノートPCでも最上位モデルではSXGA+(1400×1050ドット)以上の表示解像度が主流になっている今では、Pentium 4搭載マシンでXGA表示というのはややアンバランスな印象は否めない。CPUをCeleron-1.7GHzに変更すれば、評価機の構成でも20万円を切るコストパフォーマンスの高さは魅力的だが、本機の省スペース性に今以上の高性能(特に高解像度表示)を求める声にもぜひ応えてほしい。
| Endeavor PT4000(評価モデル)の主なスペック |
| 製品名 |
Endeavor PT4000 |
| CPU |
Pentium 4-1.7GHz |
| メモリ |
256MB |
| ビデオ |
Mobility RADEON 7500 |
| HDD |
40GB |
| 光メディアドライブ |
CD-RW(R24倍速/RW10倍速/CD24倍速) |
| 通信 |
LAN |
| OS |
Windows XP Home Edition |
| モニタ |
15インチTFT |
| オフィスアプリ |
オプション |
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(アスキーPC Explorer編集部・佐久間 康仁)
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