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■製品レビュー
(PC本体)
液晶一体型


VAIO type L (ソニー/ソニーマーケティング) (2006年4月14日)
VALUESTAR G タイプW (日本電気/NEC Direct) (2005年7月1日)
VAIO type V (VGC-V201) (ソニー) (2004年11月4日)
VAIO パーソナルコンピューター type M (ソニー) (2004年9月29日)
VALUESTAR G タイプS (2004年6月10日)
バイオP PCV-P101 (ソニー) (2004年5月13日)
バイオV PCV-V10/W (ソニー) (2004年4月21日)
PCV-V10/W (ソニーマーケティング) (2004年3月24日)
Afina AS7160C (ソーテック) (2003年10月29日)
FMV-BIBLO RS18D/T (富士通) (2003年8月4日)
VALUESTAR FS VS700/4DA (NEC) (2003年4月30日)
VALUESTAR FS VS700/4DB (NEC) (2003年4月22日)
FMV-DESKPOWER L18B/F (富士通) (2003年2月17日)
Endeavor PT4000 (エプソンダイレクト) (2002年8月6日)
Endeavor PT4000 (エプソンダイレクト) (2002年6月11日)

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FMV-DESKPOWER L18B/F 家庭内ネットワークの中心となる一体型モデル
FMV-DESKPOWER L18B/F
富士通
オープンプライス(実売価格:33万円前後)
0120-950-222
http://www.fmworld.net/


Printable Version 月刊アスキー月刊アスキー 2002年12月号
2003年2月17日


POINT
FMV-DESKPOWER L18B/F
「FMV-DESKPOWER L18B/F」
  1. ファミリーネットワークカードでネットワークを容易に構築
  2. ファミリーネットワークウェアによる簡単ホームサーバ
  3. ハードウェアMPEG-2エンコーダでクリアな画像を録画
夏モデルではラインナップから姿を消していた富士通の一体型モデルだが、2002年冬の新製品で復活することとなった。「省スペースを実現するスタイリッシュな一体型」という外見に加え、「家庭の中心に存在するパソコン」というコンセプトを与えられて登場した「FMV-DESKPOWER L」シリーズは、そのスタイルはもちろん、いま旬であるホームネットワークやTV録画などの豊富な機能で非常に魅力的なモデルである。



編集部注:現在、本レビューの後継モデルが発売されている。詳細はこちらのニュース記事を参照いただきたい。

ファミリーネットワークカード
写真1 内蔵する「ファミリーネットワークカード」。WAN側とLAN側のポートをそれぞれ1基と、無線LANアクセスポイントを搭載する。

 「FMV-DESKPOWER L」シリーズは、17インチワイド液晶(1280×768ドット)の背面に本体機能が格納され、座面に光学ドライブが配置されるスタイリッシュな一体型モデルである。「L18B/F」と「L18B」の2モデルで構成され、L18B/FがCPUにPentium 4-1.80A GHz、HDD120GBとDVDマルチドライブを搭載し、L18BがCPUにCeleron-1.80GHz、HDD80GBとDVD/CD-RWコンボドライブを搭載する。それらの基本スペックの大きな差に加え、両モデルには決定的な違いがある。それが、L18B/Fに搭載されたブロードバンドルータ機能+無線LANアクセスポイント機能の、「ホームネットワーク機能」だ。



簡易サーバ機能も備えた
ホームネットワーク機能

ファミリーネットワークウェア
画面1 「ファミリーネットワークウェア」のスタートページ。カレンダー、伝言板などの機能が使える。静止画や動画をネットワーク経由で見られるアルバム機能もある。

 L18B/Fは、本体に「ファミリーネットワークカード」を内蔵している。L18B/FをADSLモデムなどに直接接続すれば、L18B/Fがブロードバンドルータとなり、複数台のパソコンを接続することが可能になる。2台以上のパソコンを有線接続する場合はハブが必要になるが、ファミリーネットワークカードは無線ルータ機能も備えているので、接続するパソコンに無線LAN機能が搭載されていれば気軽に家庭内ネットワークが構築できる。もっとも、「気軽に」とは述べたが、実際にL18B/Fに付属するマニュアルに従って設定してみたところ、有線の場合はハブの設定、無線LANの場合はWEPキーの指定やMACアドレスの登録など、ある程度のパソコンネットワークスキルが必要なようだ。全くの初心者にとってはちょっと敷居が高い印象を受けた。なお、ルータ・無線LANアクセスポイント機能はL18B/Fが起動していない状態でも単体で動作する。

 また、ホームネットワーク機能によって接続した各パソコンに「ファミリーネットワークウェア」をインストールしてユーザーアカウントを作成することで(L18B/Fにはインストール済み)、L18B/Fをファイルサーバとして使用することが可能になる。「共有ドキュメント」フォルダ以下に画像や動画、音楽、その他の共有フォルダが作成される。デジタルカメラや編集したDVの動画などを共有フォルダに保存しておけば、ホームネットワークに接続されたパソコンから直接アクセスすることが可能だ。もちろん、プリンタを接続すればプリントサーバとしても利用できる。



本体左側面
写真2 本体左側のカバーを開けると、ハードウェアMPEG-2エンコーダとファミリーネットワークカードが集約されて内蔵されている。

 ファイルに直接アクセスできるだけでなく、デスクトップの「ファミリーネットワークウェア」ショートカットからL18B/Fにアクセスすれば、Webブラウザからアルバム機能、カレンダー機能、伝言板機能などが利用でき、いわば家族のポータルサイト的な使い方も可能になる。一般的なWebサイトにアクセスしたことがあるユーザーであれば簡単に扱えるツール類だが、実際に使用してみると非常に便利なものだ。

 また、ファミリーネットワークウェアは、ホームネットワーク外部のパソコンや携帯電話などからのアクセスも可能である。家族が出先から伝言板に書き込みを行ってコミュニケーションを図れるし、付属するUSBカメラを接続すれば、それが定期的に撮影した部屋内の写真をサーバにアップして外出先からチェックする、といった使い方もできる。

 さらに、ファミリーネットワークを経由してL18B/FでTV録画予約を行い、録画した映像をTVチューナを搭載していないホームネットワーク内のほかのパソコンで再生して見ることも可能だ。



ハードウェアMPEG-2エンコーダ搭載のTVチューナ

左側面
背面
前面
右側面
写真3〜6 17インチワイド液晶の背面に本体機能がコンパクトにまとめられ、台座部分にドライブと電源が搭載されている。本体左側のカバー下にはTVチューナ、ファミリーネットワークカードが内蔵される。本体右側にはUSB、IEE1394、PCカードスロットなど、比較的抜き差しの頻度の高いコネクタ/スロットが配置されている。キーボード、マウスはワイヤレス。

 そのTV録画機能だが、L18B/Fは、ハードウェアMPEG-2リアルタイムエンコーダを搭載したTVチューナを内蔵している。

 タイムシフトやADAMS-EPG対応の番組表など一般的な機能は他のTVチューナ搭載パソコンと比較しても大差ない。画像が多少ざらついた感じがするが、それほど気になるものでもない。TVの操作は付属のリモコンからも行える。

 ただ、「TVfunSTUDIO」による録画機能は、画像サイズが固定され(352×240ドット)、ビットレートを2Mbps、4Mbps、6Mbpsの3種類に切り替えるのみでしか詳細設定が行えないのが少し物足りない。CBR/VBRの選択やビットレートの調整機能も欲しいところではあるが、家族みんなが気軽にパソコンでTVを録画するという使い方であれば、この程度の設定で適当だろう。

 録画機能で少し気になったのは、TV放送を録画しようとするときやタイムシフト録画を開始しようとした際に、元画像がいったん完全に消えて見えなくなってしまうところ。時間にすれば2〜3秒というところだし、あとで確認してみれば録画自体は正確に開始されているのだが、やはり元画像が見えなくなってしまうのはちょっと気になる。もっとも、試用したL18B/Fが試作機だったので、製品版で改善されることを期待したい。

 またL18B/Fは、DVD-RAM/DVD-R/DVD-RW/CD-R/CD-RWそれぞれの書き込み(書き換え)に対応したDVDマルチドライブを内蔵している。ドライブは本体右底部に内蔵されている。TV録画ファイルをDVD-Rなどへバックアップする場合は、「TVfunSTUDIO」のランチャーから「MyDVD」や「Drag'n Drop CD」を起動して書き込み作業を行う。


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