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■製品レビュー
(PC本体)
B5ノート


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LaVie MX LX60T/51EC 長時間動作にこだわりを見せるCrusoeノート
LaVie MX LX60T/51EC
NEC
オープンプライス
24万9800円(Web直販モデルの同等スペック)

0120-950001
http://121ware.com/


Printable Version 2000年11月20日

 低消費電力で話題のCPU、Crusoe。このCrusoeを搭載したノートPCをソニーや富士通などとともに、NECも用意してきた。今回紹介する「LaVie MX LX60T/51EC」は、反射型液晶、デュアルバッテリなど、これまでのノートPCではあまり見かけなかった要素を搭載し、最長11時間動作も可能という、長時間のバッテリ動作にとことんこだわったマシンとなっている。今回は、気になる反射型液晶の表示や、実際の動作時間などを中心にレビューを行った。

長時間動作のポイント
Crusoe、反射型液晶、デュアルバッテリ

 まずCrusoeだが、このCPUは本来、一般的なWindowsマシンが搭載してきたIntelやAMD製CPUとは異なった命令しか処理できないため、ソフトウェアで命令を変換する処理が必要になる。もちろん通常に使う分には、それを意識する必要はまったくないが、命令を変換する領域としてメインメモリから16MBを確保しており、OS上で利用できるメモリがメインメモリ128MB中112MBとなっている点には注意したい。また、動作クロックが600MHzといっても、同クロックのPentiumIII搭載マシンなどと比べると、実際の処理速度はかなり落ちる。ソフトによって命令を変換する作業の効率が違ってくるため、一概に何MHzくらいなどと決めつけることはできないが、新しいアプリを立ち上げる瞬間に処理がもたつく感じは確かにある。ただ、それも通常のビジネスアプリを使う分には気になるレベルではなく、このマシンの用途上、CPUパワーそのものに不満を感じるケースはほとんどないだろう。

 次に反射型TFT液晶だが、一般的なノートPCで採用されている液晶パネルが、液晶の後側にバックライトと呼ばれる光源を持っているのに対し、この反射型液晶では、外光による光の反射だけで液晶の表示を見ることになる。バックライトがない分、電力の消費が確実に少なくなるが、他のノートPCと比べ、LX60Tの液晶の暗さは一目瞭然だ。太陽が照らす室外では、まったく問題にならないが(逆に通常の液晶よりもはるかに見やすい)、室内では相当気になるレベルである。今回製品をレビューを行った編集部の室内は、2m強の天井からの蛍光燈のみの環境だったが、画面はバックライト装備の液晶で明るさを最少にしたものよりもさらに暗く、表示自体ははっきり判別できるものの、長時間の作業はかなり苦痛に感じた。自宅や会社のデスクで長時間利用する場合には、直接液晶パネルに光を当てることができるスタンドライト類を用意したほうがいいだろう。逆に、外光が入らず、ライトなども用意できない室内では、実質テンポラリレベルの作業しかできないことは覚悟しておいたほうがいいかもしれない。また、最近の新製品では珍しいSVGAまでの解像度だが、必ずしも見やすいとはいえない反射型液晶との組み合わせを考えると、この解像度がベターと言えるだろう。

 3つ目のポイントはデュアルバッテリだ。まず、液晶と本体のヒンジ部にリチウムイオンタイプのバッテリ(取り外し可)がまず1つ用意されているほか、液晶パネルの外側部分にリチウムポリマーと呼ばれる薄型のバッテリが全体に装着されている。このバッテリの取り外しは不可能で、劣化時はサービスセンターで有料で交換してくれるとのことだ。


液晶パネル部がけっこう厚めなのは、液晶の背後にリチウムポリマータイプのバッテリを敷き詰めているためだ。

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