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■製品レビュー
(PC本体)
B5ノート


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PCG-R505R/DK ドッキングステーションという手軽で優れた拡張性を持つB5サブノート
PCG-R505R/DK
ソニー
オープンプライス
03-5454-0700
http://vaio.sony.co.jp/
http://www.ascii.co.jp/sonyflash/ (SonyFlash on ASCII)


Printable Version 2001年4月5日

VAIOノートのラインナップに新たに加わったB5サブノート「PCG-R505」シリーズは、薄型で軽量なボディにハイスペックを詰め込むという「PCG-Z505」シリーズのスタイルを継承する後継モデルだ。パワフルなモバイルマシンという特徴はそのままに、さらにセンタージョグやドッキングステーションの採用によって、より高い拡張性と利便性を備えたマシンへと発展を遂げている。3モデルがラインナップするR505シリーズから、「CD-RW/DVDドッキングステーション」を同梱するハイエンドモデル「PCG-R505R/DK」を紹介しよう。

拡張性の高さを手に入れたパワフルなモバイルノート

ドックに装着したPCG-R505R/DK
直線と曲線と織り交ぜたデザインを採用するPCG-R505R/DK。ドッキングステーションを装着してもやぼったくならないスタイリッシュなマシンだ。
 PCG-R505R/DKは基本的なスタイルをPCG-Z505シリーズから継承し、液晶パネルを閉じた状態では、Z505シリーズの後継モデルだと一目でわかるボディデザインを採用している。マグネシウム合金製のボディ外装はいかにもVAIOらしい紫がかったシルバーに塗られ、天面にエンボス加工されたVAIOのロゴも従来どおりだ。しかし注意深く見て見ると、あくまでも直線を基調としていたZ505とは異なり、PCG-R505R/DKでは曲線と直線を組み合せ、シャープなイメージを保ちつつ柔らかな印象も併せ持ち、より洗練された感じを受ける。ボディサイズは279.5(W)×239(D)×23.0〜29.3(H)mmと、前モデルの「PCG-Z505VR/K 」より横幅と奥行きがそれぞれ一回り大きくなっているものの、エッジ部分が絞り込まれるようなデザインにより、サイズアップはあまり感じさせない。また、ボディフロント部分下側を斜めにカットし、液晶パネル背面も思い切って絞り込むことで、より薄さを感じさせるボディに仕上がっている。重さは従来どおり約1.7kgに留まり、Z505シリーズに遜色のない携帯性を誇っている。

 マシンスペックに目を移すと、基本スペックはPCG-Z505シリーズから一新され、最新のハードウェアで固められている。CPUはSpeedStep対応のMobile PentiumIII-850MHzを搭載し、メインメモリはオンボードに128MBを実装する。SO-DIMMスロットを1基装備しており、最大256MBまで拡張可能だ。チップセットはi815EMを採用しており、画面表示はチップセット内蔵のビデオ機能を利用して1024×768ドット/フルカラー表示が可能だ。ビデオメモリは最大11MBまでメインメモリを共有する。



PCG-R505R/DK本体左右側面
本体には右側面にUSB、マイク、ヘッドフォン、i.LINK(4ピン)、PCカードスロット(TypeII×1)、Ethernet、モジュラジャックを備え、左側面にメモリースティックスロット、アナログRGB、USB端子が用意される
 本体に装備するインターフェイス類は、右側面にUSB、マイク、ヘッドフォン、i.LINK(4ピン)、PCカードスロット(TypeII×1)、10BASE-T/100BASE-TX対応のEthernet、モジュラジャックを備える。左側面には著作権保護技術対応のメモリースティックスロット、アナログRGB、USBが用意される。背面はZ505シリーズ同様に液晶パネルのヒンジ間にバッテリを収納するために、インターフェイスは装備していない。本体のインターフェイス類に関しては、Z505シリーズからは大きな変更はないが、外部CRTや2つめのUSB端子にも余分なコネクタ変換ケーブルを介さずに、ダイレクトに周辺機器を接続できるようになった点は評価できる。しかしインターフェイスに関してR505シリーズで最も注目すべき点は、光メディアドライブやFDD、各種拡張ポートを装備するドッキングステーションの採用だ。PCG-R505R/DKにはCD-RWとDVD-ROM両対応のコンボドライブを内蔵するCD-RW/DVDドッキングステーションを標準で同梱し、B5サブノートでありながらオールインワンノートと同等の機能を持っている。



ドックに装着したPCG-R505R/DK正面
ドッキングステーションを装着すれば、モバイルノートにオールインワンノートと同等の機能が備わる。しかも重量は約2.8kgに留まっている。
 Z505シリーズではポート類を拡張するポートリプリケータは用意されていたが、光メディアドライブ類はPCカードやUSBを利用して個別に接続しなければならず、光メディアドライブをモバイル用途で利用する場合には不便を強いられた。R505シリーズのドッキングステーションは本体の下に敷くように装着でき、外出先でCD-ROMドライブを利用したい場合でもすっきり持ち運ぶことができる。また、ドッキングステーションにはUSB×2、i.LINK(4ピン)、Ethernet、シリアル、パラレル、CRTの各種端子を装備し、拡張性も申し分ないだろう。ただし、ドッキングステーション装着時は、本体に装備するアナログRGB、Ethernet、左側面のUSBの各ポートは、ドッキングステーション側が優先されるため利用できなくなる。ACアダプタを接続する電源端子もドッキングステーション側を利用する。



ドックを装着した本体左右側面および背面
ドッキングステーションは左右側面にドライブ類を、背面にインターフェイス類を装備する。本体とドッキングステーションとで排他利用となる端子類は、カバーによって目隠しをされる。ドッキングステーションは本体を押し込めば装着でき、取り外す場合は右側面の「UNDOCK」ボタンをスライドさせ、左右の紫色のレバーを起こせばよい。もちろんホットスワップに対応するので、Windows起動時でも着脱可能。
 ドッキングステーションを装着した場合は、全体の厚みは最も厚い部分で約50mm、重量は約2.8kgに増加するが、本体のシルバーと強いコントラストをなすブラックのドッキングステーションというツートーンカラーによって、実際のサイズよりもコンパクトな印象を受ける。ただし、ボディ最前部も高さが20mm弱高くなるので、パームレストの微妙な高さにもこだわるユーザーにとっては大きなマイナス要素となり得るだろう。とはいえ、ホットスワップ対応のドッキングステーションによってドライブ類と拡張ポート類をまとめてワンタッチで取り付け/外しできる手軽さは、外出時は身軽に本体だけ持ち歩き、自宅や会社の机の上ではドッキングステーションを装着して利用するという使い方には最適だろう。



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