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■製品レビュー
(PC本体)
B5ノート


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VAIO type T (ソニー) (2006年1月10日)
VGN-TX90PS (ソニー) (2005年9月2日)
Let'snote LIGHT T4/Let'snote LIGHT W4 (松下電器産業) (2005年8月24日)
dynabook SS SX/190NK (東芝) (2005年8月23日)
開発者に聞くThinkPad X41 Tabletの秘密 (レノボ・ジャパン) (2005年7月26日)
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Latitude X1 (デル) (2005年6月27日)
LaVie G タイプJ (日本電気/NEC Direct) (2005年6月6日)
VAIO type T VGN-T91PS、 S [Carbon Edition] (ソニー/ソニーマーケティング) (2005年1月7日)
ライター・永島和夫の “type T” 購入記 (ソニーマーケティング) (2004年11月19日)
Let'snote R3 (CF-R3) /FMV-BIBLO LOOX T70H/InterLink MP-XV831 (松下電器産業/富士通/日本ビクター) (2004年11月10日)

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バイオノート505エクストリーム PCG-X505/SP 【フォトレビュー!!】【価格改定】初代バイオノート505の正統にして過激な進化形
バイオノート505エクストリーム PCG-X505/SP
ソニー(ソニースタイルオリジナルモデル)
30万4290円(税込)
http://www.sony.co.jp/
http://www.sony.jp/
http://www.ascii.co.jp/sonyflash/


Printable Version 2003年12月1日

4月2日に価格改定されました。表示価格は新価格(税込)に改定してあります。

Sony Flash on ASCII
ソニー製品の購入情報はこちらでご覧いただけます。ロゴをクリックすると“Sony Flash on ASCII”に移動します。

話題の新製品を、各部の写真や実のの使い勝手により詳細レビューよりも先にレポートする“【発売直前フォトレビュー!!】”。ここでは11月12日に発表され、本体のあまりの薄さに物欲魂を刺激されまくった人も多い“バイオノート505エクストリーム”のソニースタイル限定モデル「PCG-X505/SP」のファーストルックをお届けする。



本体全体
“バイオノート505エクストリーム”ソニースタイル限定モデル『PCG-X505/SP』。

所有するよろこびを極限まで追求

 スペックや外装の素材などについては、ASCII24のニュース記事、

をぜひご覧いただきたい。それらの記事でも触れているが、バイオノート505エクストリームの最大の特徴は、“持つ喜び”という一言に集約されているといってもいいだろう。その分、スペックの上で劣る部分がないとは言いがたいが、スペック的にもデザイン的にも横並びのPCが多いなか、強力な個性を発揮している本機は、いい意味でクセがある“天才肌”の存在と言えるし、人々の視線や物欲を強力を引き付けるものがある。

 思えば、初代“バイオノート505”は、マグネシウム合金を採用し“銀パソ”ブームの火付けとも言える存在であり、それまでのノートPCにはなかった、スタイリッシュなデザインゆえに購入したユーザーも多かったと聞く。しかし、その後の、バイオノート505シリーズは、かならずしもそうした魅力を持つ製品ばかりではなかったが、今回のエクストリームは、初代505登場を髣髴とさせるインパクトがある。

 “薄さ9.7mm”という数字の印象が強さから、実際には最薄の手前部分が9.7mmで、後部は21mmというくさび形筐体の現実を目のあたりにして「だまされた」と感じる向きもあろうが、実機を手にすると、その薄さと軽さ、外装の美しさや、無駄を排したシンプルなデザインは圧倒的な存在感だ。ソニースタイル限定版となるPCG-X505/SPの外装は、光の当たり具合で、その表情を変える。その光沢から手の脂が付着すると指紋などが目立ちはするが、付属のクリーニングクロスで軽く拭けば、すぐにきれいになる。ただ、“拭くことも持つ喜びのひとつ”と思えない方には、汚れが目立ちやすいため少々辛いかもしれない。

ソニースタイル限定モデルのカーボンファイバ積層板の外層は、光線の具合で表情が美しく変化する。バッテリにまでソニーのロゴがさりげなくシルク印刷されている。
DC IN(電源入力)端子周りの処理も見事。円筒形のヒンジを採用したイメージは、まさに初代505の再来。

 ここまで薄いと強度が心配になるが、通常モデルでもマグネシウム合金と同等の剛性を持ち、滑らかな成形が可能という“ニッケル強化カーボンモールド”を採用している。さらに、ソニースタイル限定モデルの本機では、“カーボンファイバー積層板”を採用しており、マグネシウム合金などに比べて2倍以上の剛性を持つという。そのためなのか、あるいは全体的な軽さや重心からくる印象なのか、手に持っても薄さゆえの不安は、意外なほどに感じられなかった。

キーボード
キーボードはキーピッチ17mm、キーストローク1.5mm。本体内面と同様の色合いで、キーボード表面の文字も目立たないため、非常にシンプルな印象を与える。

 また、キーボードについても、キーピッチ17mm、ストロークの深さが1.5mmあり、キーボードのベースに剛性の高いマグネシウム合金を採用しているためか、キーを押下げても、“ぺなぺな”するようなこともなく、ストロークの浅さはあまり気にならない。

万人にはオススメできないかもしれないが……

 本機は小型軽量化を図るため、内蔵HDDとして1.8インチモデル(評価機では東芝「MK2004GAL」)を採用しており、容量が20GBと比較的小さめである。このHDDは2つのパーティションに分割した状態で出荷されており、それぞれ約9GBほどとなる。たとえば、Microsoft Officeなどのビジネスアプリケーションをインストールして使う分には、不足する容量ではないが、ビデオやオーディオ、デジカメ画像などのデータを大量に保管したいという向きには、少々心許ない。

 2.5インチのHDDを採用する一般的なノートPCでは、ユーザーが自らHDDを交換することも珍しくないが(もちろん、メーカーの保証はなくなるわけだが)、まだまだ一般的とはいえない1.8インチ HDDは、自作用パーツとしてもあまり流通しておらず、また20GBのMK2004GALが厚さ5mmであるのに対し、同機の40GB版となる「MK4004GAH」は厚さが8mmになっているなど、交換用HDDの入手が難しいことに加え、筐体の分解も決して容易ではなさそうなことを考えると、20GBでやりくりするのが現実的だろう。

DVカメラをi.LINKで接続
DVgate Plus
本機には、i.LINK(IEEE1394)端子もあり、プレインストールソフト「DVgate Plus」などを使って、DVカメラなどから映像を取り込み、編集できるが、パーティションの1つ(Dドライブ)の容量9GBをすべて使ってもキャプチャ可能なのは約42分の映像となる。ちょっとした短編ビデオの編集をこなすくらいなら可能ではあるが……。

 また、この薄さとデザインを実現するために、キーボードの手前にはパームレストがないため、キーボード入力の際にパームレストを利用しているユーザーは、少々戸惑うかもしれない。実際には、膝の上などで使用するならともかく、机の上に置いて使用すれば、前面部分が薄いうえに、全体的に奥に行くほど高くなるように傾斜しているため、パームレストがないことはあまり気にならないだろう。

スティック型ポインティングデバイス
ポインターの動作自体はトラックポイントと似た操作感で非常に使いやすいが、ボタンがやや小さめだ。

 パームレストがないことと関連するが、スティック型ポインティングデバイスの、ボタンの奥行きが狭く、ボタンの表面も平坦である点が少々気になった。ポインタの動作自体は、日本アイ・ビー・エム(株)の“ThinkPad”シリーズの“トラックポイント”と同等の操作感を持っており、非常に良好である。
 しかし、トラックポイントがボタンの一部を隆起させ、その向きが中央ボタンと左右のボタンで異なることで、ボタンを見なくても押したいボタンがわかるようになっているのに対し、本機はボタンが平坦、かつ小さいため、使っていて“まれ”に押し間違えることもあった。

 これも、薄さを優先しているだけに致し方ないことなのだが、内蔵スピーカーがかなり貧弱と言わざるをえない。低音増強のための機能を搭載しているのだが、それを有効にしても無効にしても、違いが感じられないほど低音が不足している。あくまで、スピーカーは(メール着信やバッテリー残量警告などに)必要だから“とりあえず付けた”という印象は否定できない。外付けDVDドライブなどで、DVD-Videoなどを視聴する場合はヘッドホン/外付けスピーカーを接続するか、USB接続のサウンドデバイスなどを使う必要があるだろう。

 また、ユーザーによっては、無線LANが内蔵されていない点を不満に挙げるかもしれないが、標準添付のIEEE 802.11b/g準拠の無線LANカードは、本機専用に設計されており、装着したまま本機を閉じてもまったく違和感のないデザインとなっている。PCカードスロットは1つしかないため、無線LANカードとほかのPCカードのデバイスを同時に使えないのが欠点ではあるが、ほかのPCカードを常用しないなら、無線LANカードを差しっぱなしにするのがよさそうだ。

無線LANカード
付属する無線LANカードを装着したところ。本体を閉じた状態でも、アンテナ部分が出っぱらないため、装着したまま持ち歩いても、違和感がない。IEEE 802.11b/g準拠。

 上に挙げたような欠点は、読者によっては決定的に購入を躊躇させるものかもしれない。実際、1台のノートパソコンですべての作業を済ませたいというユーザーには向かないが、ノートパソコンを、自宅やオフィスの据え置き型パソコンを補完するために、外出先などで利用するもの、と割り切っているユーザーには、十分なスペックだと言えるだろう。実際、そうした“スペックなど問題ない”と言えるだけの存在感を、このマシンは持っているのも事実である。

細かなうれしさも!

 コンパクトではあるのだが、付属のディスプレー/LANアダプターを使って、外部ディスプレーに接続することもできる。アダプターもスタイリッシュ、かつ小型であるため、外出先でのプレゼンなどに使用する場合にも邪魔にならない。また、855GMチップセット内蔵のグラフィックスコントローラーの機能として、デュアルディスプレー環境も構築できる。外部ディスプレーが利用できるかどうかは、ディスプレーが接続されているかどうかを検出して設定するので、外部ディスプレーがないのに、外部ディスプレーをメインのモニターにしてしまった(液晶ディスプレーが黒画面のまま“動かない!?”)、などという失敗もない。

グラフィクスコントローラーは、855GMチップセット内蔵のものだが、付属のディスプレー/LANアダプターを使って外部ディスプレーを接続し、デュアルディスプレー環境を構築することもできる。

 最近のバイオノートに標準搭載の「Smart Network」ソフトもプレインストールしており、無線LANや有線LAN、また会社や家庭、ホットスポットなど、よく使うネットワーク向けに事前設定しておけば、接続先に応じて、自動的にIPアドレス(DHCPを使うのか、固定で割り振るのか)やその他のネットワーク設定、ブラウザーのProxy設定などを切り替えてくれる。設定にないネットワークが見付かった場合は、その場で設定すればよい。

Smart Networkを使用すると、LANや無線LANなどの接続先を自動的に検出し、接続先に応じてIPアドレスやウェブブラウザーのProxyの設定を自動的に切替えてくれる。

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