月刊アスキー 2004年10月号 2004年12月17日
日本アイ・ビー・エムが8月に発表した「ThinkCentre S50 ultra small」は、従来の「S50シリーズ」からさらなる省スペース化に取り組んだデスクトップPC。ラインナップはCPUや光学ドライブなどの違いで7機種あり、価格は最上位機種(Pentium 4-3.2GHz搭載の「8086-38J」)が19万1100円、コストパフォーマンスモデル(Celeron D 325搭載の8086-A4J)が11万3400円となる。このほかに液晶モニタや「Microsoft Office 2003」付属のキットモデルが26機種ラインナップされている。
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「ThinkCentre S50 ultra small」。 |
横幅テニスボール4個分のデスクトップPC
本体サイズは276(W)×273(D)×89(H)mm。横置き専用で「液晶ディスプレイの下に置いて、台座とほぼ同等の大きさ」にこだわったという。S50と比較すると容積にして約30%小型化されているが、最上位機種ではPrescottコアのPentium 4-3.2GHzという高クロックCPUを搭載する。これは前面の吸気ファンとCPUに装着されているヒートシンクが密着する形でCPUの放熱性能を高めているためだ。また風は後部から排出されるが、そこに装着するための「エアフローガイド」が付属。これを装着することで風が上方に吹き出され、対面の席の人に排熱風が当たらないようにできる。このあたりの心配りも従来のS50を踏襲している。
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写真1 横幅は本誌(月刊アスキー)の縦よりやや小さいサイズ。17型の液晶モニタの台座がぎりぎり収まる大きさだ。 |
小さいながらも
レガシーポートも装備
光学ドライブはモデルによって異なるが、DVDマルチ/CD-R/DVDコンボ/CD-ROMのいずれかが内蔵される。これらのインターフェイスは同社の「ThinkPad R50」シリーズで採用されている「ウルトラベイ・エンハンスド」と同じ。このためR50シリーズのオプションドライブと換装できる。
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本体背面 |
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エアフローガイド |
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写真2、3 本体背面(上写真)に「エアフローガイド」と呼ばれるカバーを装着することで(下写真)、排出された空気が上方に逃げ、対面の人に当たらないようになっている。 |
拡張性はPCIスロットが1基装備され、USB 2.0×6のほか、シリアル、パラレルポートといったレガシーポートも装備。AGPスロットやIEEE1394端子は搭載しないが、ビジネス用途と考えれば必要最低限の拡張性は有している。
HDDはIDE接続だが、マザーボード上にはシリアルATAのコネクタも装備。そのほかセキュリティチップも搭載しており、パスワード管理やデータの暗号化などをハードウェアで処理できる。
狭い机上スペースにマシンを置きたい方などは重宝しそうだ。
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写真4 筐体は側面のボタンを押して上に引き上げることで開く。内部パーツもネジ止めされておらず、工具不要でパーツの換装が可能だ。 |
| ThinkCentre S50 ultra smallの主なスペック |
| 製品名 |
ThinkCentre S50 ultra small |
| モデル名 |
8086-38J |
| CPU |
HT Pentium 4-3.20GHz |
| チップセット |
Intel 865GV |
| メモリ(最大) |
1GB(2GB) |
| グラフィックス |
チップセット内蔵 |
| 液晶ディスプレー |
オプション |
| HDD |
80GB |
| 光メディアドライブ |
DVDマルチドライブ |
| 通信 |
10/100/1000BASE-T、56kbpsモデム、無線LAN(IEEE802.11b) |
| サイズ(W×D×H) |
276×273×89mm |
| 重量 |
約6.0kg |
| OS |
Windows XP Professional |
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(月刊アスキー編集部・橋本)
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