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VALUESTAR G タイプL アドバンストタイプ コンパクトでもパワフル、しかも誰にでも使いやすい――リビングにもオススメの1台
VALUESTAR G タイプL アドバンストタイプ
日本電気/NEC Direct
最小構成価格:11万3442円(12月3日現在)
http://www.necdirect.jp/
http://necdirect.ascii24.com/


2004年12月21日

NEC Direct 24
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 「VALUESTAR G タイプL アドバンスドタイプ」は、NECの主力機としてロングランを続ける“VALUESTAR L”シリーズのNEC Direct限定モデルである。今どきのホームパソコンに必須であるスリムかつコンパクトなボディー、そしてTVチューナ内蔵(カスタムオーダーで選択追加が可能)という2つのポイントを押さえたうえで、直販モデルならではのカスタマイズオーダーが加わることにより、より幅広いニーズをカバーする柔軟性を持つマシンに仕上がっている。




「VALUESTAR G タイプL アドバンスドタイプ」(PC-VG32S2ZEJ)。写真のディスプレーはカスタマイズで選択できる19インチ“高解像度スーパーシャインビュー液晶”(F19R31)。このほかにも、ワイド液晶ディスプレーなども用意されている

ハイエンドクラスの性能を
コンパクトなボディーに凝縮

 同機のマザーボードはインテル最新のチップセット、Intel 915GVを搭載。CPUは動作クロック3.2GHzのPentium 4 540が搭載されており、ハイエンドマシンに匹敵するスピードを持っている。“コンパクト筐体のパソコン=CPUパワーが貧弱”といったイメージを持っている人もいるかもしれないが、本機に限ってはこのようなイメージはまったく当てはまらないと断言できる。

 パワフルなCPUに合わせて、メモリはPC3200のデュアルチャンネルアクセスが利用可能だ。容量はオーダー時に256/512/1024/2048MBから選択できるが、2基のメモリスロットを最大限に活用するため、そしてWindowsを快適に動作させるためにも、最低でも512MB(256MBを2枚)を選ぶのがお勧め。グラフィックス機能は、Intel 915GVチップセット内蔵の“Intel GMA 900”を利用する。3Dグラフィックスの描画スピードは、最新のグラフィックスチップを搭載したグラフィックス専用カードには及ばないものの、DirectX 9にも対応するようになったため、3Dゲームが動作しないといった心配はない。光学ドライブはDVD+R 2層書き込みに対応したDVDマルチプラスドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)を採用する。スリムタイプのドライブではなく標準タイプなので、書き込み速度もDVD-Rが最大8倍速、DVD+Rが最大12倍速、DVD-RAMが最大5倍速と高速で、録り貯めた動画の保存もストレスなく行なえる。なお、光学ドライブはこのほか、DVDマルチプラスドライブ、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブが選択できる。

本体内部。コンパクトボディーのため、中はギッシリとデバイスが詰まっているが、PCIスロットの空きは1スロット用意されている

 拡張スロットはCardBus対応のPCカードスロット2基のほか、ケース内部にPCIスロットが2基用意されている(今回のレビューに使用したマシンではここにTVチューナカードが装着されているため、PCIスロットの空きは1つ。セレクションメニューでTVチューナ“なし”を選択した場合はPCIスロットの空きは2つとなる)。AGPスロットや、新世代拡張スロットのPCI Expressを持たないため、高速なビデオカードの増設はできないが、これはコンパクト筐体であることを考慮すると致し方ないところ。USB 2.0ポートは合計6つと多く、IEEE1394ポートも備えるため、外付けドライブ類の増設に関しては心配する必要はない。総合的に見るとコンパクトなボディーに似合わずパワフルな性能を持ち、快適なスペックと言える。

 ボディーは体積が約12リットルのコンパクトサイズ。横幅が10センチなので置き場所に悩む心配はない。本体を持ってみると小柄なわりにずっしりと重く、小さなボディーに極限まで機能を詰め込んでいることがわかる。フロントマスクはシルバーに黒い十字の溝が刻まれたシンプルなデザインになっており、この溝の部分を境界線として右半分は開閉式のカバーになっており、ここにUSB 2.0×2、IEEE1394(4ピン)、PCカードスロット×2、光デジタルオーディオ出力、そしてSDカード/メモリースティック/xD-ピクチャーカードに対応するトリプルメモリースロットが用意される。頻繁に抜き差しが必要になるものはあらかた揃っておりコネクタ数も十分なので、各種周辺機器との接続は快適だ。フロントの左上半分はDVDマルチプラスドライブのドライブカバーとなっており、イジェクトボタンは溝の一番上に用意される。



本体前面および背面。抜き差しが発生するUSBやカードスロット類は前面に配置されているので、各種インターフェイス類へのアクセス性は良好

“NEC Direct”で購入情報を確認する。ロゴをクリックするとNEC Directの当該製品ページに移動します


MediaGarageとリモコンで
強力なTV機能が誰でも簡単に利用できる

 本機では“セレクションメニュー”として用意され、購入時のカスタマイズにより搭載が可能となっているTV視聴/録画機能について、ここで一段掘り下げてチェックしておこう。

 TV視聴/録画機能は、PCIスロットに装着されたNEC製TVチューナカードおよびTV視聴/録画用ソフトウェアの“SmartVision”により提供される。ハードウェアMPEG2エンコード機能により、録画時でもCPUパワーを必要とせず、他の作業をスムーズに行ないながらでもTV録画が可能なのはもちろん、数々の豊富な機能により快適かつ便利にTVを楽しめる工夫が施されている。予約録画に必須である番組表はインターネットから自動的にダウンロードされ、TV視聴ソフトでワンタッチで確認が可能だ。ジャンル、曜日、時間帯、そして役者名といったキーワードで番組表から自分の嗜好に合うものを絞り込む検索機能があり、この検索結果を抽出して自動録画する“おまかせ録画”により見たい番組の録り逃しを防ぐことが可能だ。

“SmartVision”の基本画面。画面左のタブで入力モード、右のタブでタイムシフトなどを切り換える
“SmartVision”の番組表一覧。TV視聴ソフトが番組表を取り込むため、検索表示や予約録画時の作業はWebブラウザ経由のソフトに比べて作業をスムーズに行なえる

 そのほかにも、番組の長さに合わせて録画時のビットレート設定を自動的にDVD1枚ちょうどに合わせてくれる“ぴったり録画”、視聴している番組をDVD-RAMへ直接録画する“ダイレクト録画”、録画した番組を携帯電話で視聴できるSD-Video形式へ変換してminiSDカードに保存できる“携帯電話連携”、シーンカットなどの簡易編集機能など、豊富な機能を持つ。番組表をWebブラウザではなくTV視聴ソフトが取り込むため使いやすさも良好だ。

もうひとつのTV視聴ソフト「MediaGarage」。ほとんどの操作を付属リモコンのみで行なえるため、パソコンの操作を知らない人でも簡単にTVを見ることができる

 また、TV関連としては、この“SmartVision”によるTV視聴のほかにも、かんたんAV視聴ソフト「MediaGarage」が付属している。これはパソコンに不慣れな人でも簡単にTV関連の機能を操作するためのソフトだ。Windows XP Media Center Editonの“10フィートUI”に近いスタイルで、付属のリモコンを使えばまさに家電感覚でTVを見たり録画したりすることが可能だ。操作体系、デザインともに、パソコンであることをまったく意識させない作りになっているため、リビングに置いて老若男女を問わず家族全員で使いたいといった使い方にも対応できるのは心強い。

録画した番組の再生もリモコンで操作可能。録画日時や番組情報を表示してくれるので、どんなビデオか見て確認する必要はない
リモコンの上部にあるボタンは、付属のツールを使って設定すれば、アプリケーションの起動ボタンとしても利用可能だ

NEC Directなら
予算と機能に応じてカスタマイズが可能

 前述のとおり、本機ではNEC Directの他機種と同様に、本機も注文時にスペックをカスタマイズすることが可能となっている。CPUは、Pentium 4 540-3.20GHzのほか、Pemtium 4 520-2.80GHzとCeleron D 330-2.66GHzが、メモリは256/512/1024/2048MB、HDDは80/120/160/250GBが用意される。また、CPUにPentium 4 540-3.20GHzを搭載するモデル“アドバンストタイプ”は店頭販売モデルの「VALUESTAR L」にはなく、NEC Direct限定販売の製品である点も要注目だ。

 スペックのカスタマイズでのポイントとしては、快適な“テレビパソコン”として活用するのなら、メモリは最低512MB、HDDは160GB以上を選択したい、という点を特に強調しておきたい。また、TVチューナカードは、地上デジタル放送/BSデジタル放送/110度CSデジタル放送対応のものを選択して搭載することも可能なので、デジタル放送の受信を考えているのであればこちらを選択しよう。TV視聴の際に重要な役割を持つ液晶ディスプレーは、15/17/19インチのほかに、17および23インチワイドの高輝度液晶ディスプレーも用意されている。映画などのワイド画面表示のコンテンツを楽しみたいのなら、ワイドパネルをチョイスしておきたいところだ。このほかにも、プリンターやスピーカーといった周辺機器、Microsoft Office Personal Edition 2003やはがき作成といったソフトウェアを同時にオーダーできるので、初心者にも心強いところだ。

 今回紹介したモデルでの構成価格は、19インチ液晶ディスプレーでも23万5830円(価格は12月3日現在)と、総合的な性能を考えるとかなりお得な価格だ。もしこれでは予算オーバーというのであれば液晶ディスプレーを17インチに、CPUをPentium4 520にするなどして価格を抑えることもできる。こうしたカスタマイズオーダーは直販ならではの楽しさだ。また、随時実施されるキャンペーンも利用すれば、通常の価格やスペックよりも買い得な買い物も可能なので、購入を検討するときはこちらの情報も見逃せないところだ。

 フラッグシップマシンに匹敵するパワフルな性能、強力なTV機能、そしてそのTV機能を誰にでも扱える優秀なソフトとリモコン。まさにリビングで利用するにこれ以上のパソコンはなく、もちろん自室で利用するのにも問題はない。スタイリッシュなホームユースパソコンを求める人にうってつけの一台である。


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VALUESTAR G タイプL アドバンスドタイプの主なスペック
製品名 VALUESTAR G タイプL アドバンスドタイプ
CPU Pentium 4 540/同 520/Celeron D 330(セレクションメニュー)
チップセット Intel 915GV+ICH6
メモリ DDR SDRAM 256/512/1024/2048MB(セレクションメニュー)
HDD シリアルATA 80/160/200/250GB(セレクションメニュー)
光学ドライブ DVD+R DL対応DVDマルチプラスドライブ/DVDマルチプラスドライブ/DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ(セレクションメニュー)
グラフィックス チップセット内蔵
通信 Ethernet(10BASE-T/100BASE-TX)、IEEE802.11a/b/g準拠無線LAN(セレクションメニューで追加可)
サウンド チップセット内蔵
インターフェイス PCI×2、USB 2.0×6、IEEE 1394(4ピン)×2、PCカードスロット(TypeII×2)、トリプルメモリースロット
サイズ 幅100×奥行き366×高さ332mm
重量 約9.4Kg
搭載OS Windows XP Home Edition SP2/Windows XP Professional SP2(セレクションメニュー)

(宇野 貴教)




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