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■製品レビュー
(PC本体)
Windows CEマシン


sigmarionIII (NTTドコモ) (2003年8月7日)
スマートディスプレイ PK-SD10 (NEC) (2003年6月25日)
SD10 (NEC) (2003年6月20日)
FMV-DESKPOWER L L20C/S (富士通) (2003年5月29日)
SD10 (NEC) (2003年5月12日)
hp Jornada 728 (日本ヒューレット・パッカード) (2002年7月24日)
sigmarion II (NTTドコモ) (2001年9月25日)
モバイルギアII MC/R450 (NEC) (2000年12月19日)
hp jornada 720 (日本ヒューレット・パッカード) (2000年12月14日)
InterLink MP-C303 (日本ビクター) (2000年12月12日)

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sigmarion II 高速化と新機能追加で生まれ変わった新sigmarion
sigmarion II
NTTドコモ
オープンプライス
03-5156-3030
http://www.nttdocomo.co.jp/


Printable Version 2001年9月25日

2000年9月に登場したNTTドコモの「sigmarion」は、Palmブームをよそに売れまくり、“違いのわかる”モバイラーたちに活用されている。そして、1年ぶりに新しくなった「sigmarionII」(以下新sigmarion)は、一見すると“色が変わった”くらいにしか見えないが、実際に触ってみると中身は“生まれ変わった”といってもよい仕上がりだ。

最強お出かけ環境をあなたに!

本体色
起動すると表示されるアプリケーションランチャのメニューソフト。これを終了すれば一般的なWindows CEのデスクトップとなる。OSもWindows CE 3.0カーネルの「Microsoft Windows Powered Handheld PC 2000」になった。「Pocket WZ EDITOR」(ビレッジセンター)や「QMAIL2」(Satoshi Nakamura氏作)などを組み込めば、日常的な作業では、本当にノートパソコン並みの使い勝手となる。
 現在、キーボード付きのWindows CE機 (以下H/PC=Handheld PC)が置かれている立場は、なかなか微妙である。バッテリ駆動時間の伸びたサブノートや人気のPalm軍団の上下からの板ばさみに加え、“兄弟”のはずの「PocketPC」という側面からも攻められているからだ。
 しかし、出先で瞬時に立ち上げ、あっという間に電子メールを読み書きし、Webサイトも見れて、Excelまで使って、瞬時にして終了するというスマートな使いこなしは、H/PCにしかできないワザである。

 H/PCのベストセラー「sigmarion」から、最小・最軽量の絶妙なバランスの携帯性(ヒューレット・パッカードの「Jornada 710」や「同 720」の体積比90%、重量98%)とピッチ14.1mmながらフルキーボード感覚で文字入力ができるキーボードを、ほぼそのまま継承した新sigmarionは、いよいよノートPCやPalm系PDAとは一線を画する“機動性・実用性”が実現された。


ゼロハリのデザインが秀逸

本体色
旧sigmarion(下)が“ポリッシュシルバー”に対して、新sigmarion(上)では、アルミアタッシェでも最も人気のある“サテンシルバー”に変更された。
 sigmarionといえば、「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」の協力を得たデザインを採用したことで話題となった。
 ちょっとでもこの世界をご存じのユーザーならお気づきのとおり、中身は「モバイルギアII」の流れを汲んでおり、製造もNECが担当している。H/PCの中では支持層の厚い“モバギ”(米国などでは「MobilePro」シリーズ)だが、その中身に、若いビジネスマンからプロのメイクアップアーチストまで使う“ゼロハリ”独特のプレスラインは好評だった(一部に「でもプラスチック製でしょう」という声も聞かれたが、日本の漆器文化の伝統さえ引き合いに出したくなるような5回もの塗り重ねが行われたあのトップパネルは、米国製では決してありえない“凝った”仕上がりになっている)。新sigmarionでは、その本体色が、「ポリッシュシルバー」から「サテンシルバー」に変更された。



本体前面
本体前面にあるFOMA端子。コネクタは特殊だが信号はUSBとのこと(ただし電源は供給されず)。同じ前面のイヤホンジャックはステレオヘッドフォンジャックに変更されている。
 外見で目を引くのが本体手前の「FOMA接続端子」だ。これで、受信時最大384kbps、送信時最大64kbpsのデータ通信が可能となる。液晶は、STN方式ながら応答速度の速い「HPA」液晶を採用。電源を入れると「sigmarionメニュー」という、専用ランチャが起動する。ハード的にもソフトウェア的にも、これだけでは細部の見直しがされただけのように見えるが、新sirmarionの真価は、その“実効性能”にある。
 旧sigmarionの欠点のひとつに“メモリの搭載量”があった(CFスロットをP-in Comp@ctで埋めると外部メモリが使えない)。新sigmarionでは、本体の32MBのメモリ(プログラム領域とデータ領域に分けて使用する)のほかに、「カスタムメモリ」と呼ぶフラッシュROMを16MB搭載。出荷時には、ここに「JRトラベルナビゲータ」や辞書ソフトの「DTONIC」(三省堂の「コンサイス英和/和英辞典」)などを搭載。用途に応じてこれらを削除してやれば、一般的な利用範囲ではメモリ不足はカバーされるだろう(ただし、ソフトを収録したCD-ROMは別売)。  また、従来のsigmarionでは、放射ノイズや伝導ノイズの関係からPHSデータ通信カード「P-in Comp@ct」との相性に問題があったが(初期出荷分、その後は無償交換で改善されたが)、今回は、先行して発売された「P-in M@ster」との相性を極限まで追求し、PHSの受信状態が“棒1本”の状態でも十分に使えるという(P-in M@sterを使って発信、通話も可能)。



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