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PLEXWRITER Premium(PX-W5232TA/NE) CDに980MB書き込める! 驚異の機能満載のCD-RWドライブ!
PLEXWRITER Premium(PX-W5232TA/NE)
プレクスター
オープンプライス(実売価格:1万9000円前後)
03-3517-8062
http://www.plextor.co.jp/


アスキー PC Explorerアスキー PC Explorer 2003年6月号
2003年10月21日


高速52倍速書き込みすら
特徴の一部にすぎない!

PLEXWRITER Premium(PX-W5232TA/NE)
製品名にもトレイ前面部にも書き込み速度の表記は無し。書き込み品質と機能で勝負の「PLEXWRITER Premium」。

 本誌(アスキー PC Explorer)アンケートの「いま興味がある周辺機器」で、DVD記録ドライブがダントツでトップに立つ一方、CD-RWドライブはあまりに日常的になった。台湾メーカー製ドライブなら数千円で購入できるし、XP標準でCD書き込み機能まで付いたもんだから、本誌としても記事にしようがなかったりする。とはいえ、CD-R/RWがまだまだ必要なものであるのも確かだ。

「UltraSpeed CD-RW」のメディア
写真 10倍速オーバーの書き換えには「UltraSpeed CD-RW」のメディアが必要。写真は国内メーカーではほぼ唯一の三菱化学製メディアだが、これでは24倍速までしか書き込めなかった。

 前置きが長くなったが、今回紹介するのはおなじみプレクスターから登場したCD-RWドライブの新製品「PLEXWRITER Premium」である。書き込み52倍速、書き換え32倍速と従来製品の最大48/24倍速と比べて高速化されているのだが、製品名にも出てこないように、もはや関心の薄いところだろう。実際、本製品で700MBのイメージを書き込みテストを行ったが、40倍速設定時の3分2秒に対し、52倍速で2分45秒と、この差ですら有意に感じる人は少ないはずだ。



レーザーパワー調整機能「VariRec」
画面1 CD-DAの音質を最優先するレーザーパワー調整機能が「VariRec」。メディアの素材に合わせたライトストラテジの変更も可能。
書き込み/読み出し速度の調整機能「Silent Mode」
画面2 静穏性を重視するため、書き込み/読み出し速度の調整が可能な「Silent Mode」。なんとトレイの開閉速度まで設定できる。

 それじゃあ、本製品が魅力が無いかというと、むしろその逆。その魅力の要となるが、付属ツールの「PlexTools Professional」だ。CD-DA用にレーザーパワーを調節して書き込む「VariRec」のほか、読み出し速度をおさえて静穏性を保つ「Silent Mode」、あらかじめパスワードを設定しておくことで、パスワードを入力しないと中身が見えなくなる「SecuRec」(専用リーダ「SecuViewer」は無償ダウンロード可能)などの機能を細かく設定できる。

「GigaRec」機能
「GigaRec」機能の設定メニュー。
111分あまりを書き込んだところ
111分あまりを書き込んだところ。
画面3、4 メディア本来の容量の1.4倍まで書き込み可能にする「GigaRec」機能。ここで設定したあと、実際のライティングソフトで書き込みを行う。PlexTools Professionalにも書き込み機能がある。

 また、さらなる目玉機能は、700MBメディアに最大984MBのデータを書き込める「GigaRec」である。これは線速度を本来のCD-Rの規格より遅くすることで実現したものだ。当然、ほかのCD-ROMドライブでの読み込みは未サポートで、編集部内にあるドライブでも読めない製品のほうが多かったが、DVDドライブでは比較的高い確率で認識できた。読み込み環境と書き込み速度が4倍速のみになる制限から、常用するのは難しいが、CDのサイズをわずかにオーバーした映像ファイルやバックアップデータなどを記録する際、データ側を加工する必要がなくなってとても便利だ。



メディアの状態をチェック!

 便利というより、面白い機能はメディアの状態をチェックする「Q-Check」。ロードされた空メディアのクオリティや書き込み可能な速度などを診断するほか、書き込んだメディアのエラーレートを表示することもできる。そこで、B社製48倍速書き込み対応ドライブを含め、2台で同じメディアを書き込み、そのC1/C2エラーをチェックした。用意したメディアは、

  1. 国内産メディア
  2. 有名台湾ブランドメディア
  3. 品質に若干問題があることで知られる台湾産メディア

の3枚だ。結果は下の画面のとおり。いずれのメディアも基本的にはPC上で普通にコピーできるのに、実際には大きな差があることに正直驚かされた。

「Q-Check」の結果
PX-W5232TA/NE+(1)(52x)/B社製ドライブ+(1)(48x)
PX-W5232TA/NE+(1)(52x)
PX-W5232TA/NE+(1)(52x)
B社製ドライブ+(1)(48x)
B社製ドライブ+(1)(48x)
PX-W5232TA/NE+(2)(40x)/B社製ドライブ+(2)(48x)
PX-W5232TA/NE+(2)(40x)
PX-W5232TA/NE+(2)(40x)
B社製ドライブ+(2)(48x)
B社製ドライブ+(2)(48x)
PX-W5232TA/NE+(3)(40x)/B社製ドライブ+(3)(40x)
PX-W5232TA/NE+(3)(40x)
PX-W5232TA/NE+(3)(40x)
B社製ドライブ+(3)(40x)
B社製ドライブ+(3)(40x)

書き込み速度はドライブの自動設定機能で決定。ドライブとメディアでかなりの差が出たことがわかる。途中で切れているのは、チェック自体にエラーが生じたものだ。



 価格こそ1万7000〜9000円前後と割高感があるが、その価値が十分あり、しかもいろいろ楽しめる、優れた製品と言える。

PLEXWRITER Premium(PX-W5232TA/NE)の主なスペック
製品名 PLEXWRITER Premium(PX-W5232TA/NE)
対応OS Windows 98 SE/Me/2000/XP
CPU Pentium II-300MHz以上

(沢渡 円)




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