月刊アスキー 2005年5月号 2005年7月8日
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写真1 クリエイティブメディア製「HN-505」。回路部は右のカップ部分に内蔵されており、そこに電池ボックスとスイッチがある。ケーブルは左右分離タイプ。 |
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写真2 ターガス・ジャパンの「ノイズキャンセラーヘッドホン」。回路は電池ボックス兼用ユニットとして、ケーブルの途中にある。左右の配線はアーチ部分に隠されていて邪魔にならない。 |
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環境音と逆位相の音を発生させて騒音の波を打ち消すアクティブノイズキャンセル技術を用いたヘッドホンというと、価格が2万円以上するようなものが多かったが、ここにきて5000円以内で手に入るようになってきた。この3月、クリエイティブメディアがヘッドホン市場参入第1弾として発売したノイズキャンセリングヘッドホン「Creative Headphones HN-505」と、ターガス・ジャパンが昨年暮れに発売した「ノイズキャンセラーヘッドホン」を比較レビューしてみたい。
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写真3 HN-505を折りたたんだ状態。コンパクトだが、装着時はややフィット感に欠ける。 |
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写真4 ターガス製ノイズキャンセラーヘッドホンを内側に折りたたんだ状態。収納できるソフトケースが付属する。 |
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どちらも大きめのイヤーカップを装備した密封型ヘッドホンで、側頭部にあたる部分は合皮のクッションで覆われている。アクティブノイズキャンセル回路は電池で駆動し、この機能のON/OFFはスイッチ操作で切り替えられる(HN505のスイッチはイヤーカップのエッジに配置。ターガス製はケーブル側にスイッチを持たせている)。OFFにしていてもヘッドホンとして利用できる(スルーパス)のも同じだ。
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写真5 どちらも密閉型のため、開放型ヘッドホンでよくあるシャカシャカ音(周囲に漏れる音)は少ない。カップの大きいターガス製ノイズキャンセラーヘッドホン(右)は耳をすっぽり覆うが、HN-505(左)は耳を押さえる力が多少気になる。 |
まずは構造と外観から見ていこう。HN-505は、コンパクトに折りたたむことができるスマートなデザインが特徴で、街中で装着していても違和感を与えにくいため、通勤・通学時などに電車の中などで使うのに向いているといえる。一方のターガス製は、イヤーカップがヒンジで支えられた構造となっておりフィット感が高い。そのため周囲音を効果的に遮断できるが、収納時・装着時ともに外観は無骨である。重量もHN-505と比べて100gほど重くなっている。
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画面1 HN-505の回路ON時(上部)とOFF時(下部)。白い棒状のノイズ成分は消えるが、全体にホワイトノイズが感じられる。 |
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画面2 こちらはノイズキャンセラーヘッドホン。上→下が時間経過、横軸は周波数を示す。上下のほぼ中央でOFFにすると、ノイズ成分が増えるのが分かる。 |
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音質に関しては、両者ともよく似ている。アクティブノイズキャンセル回路は入力信号のアンプも兼ねているので、通常のヘッドホンよりも再生音は大きめで、若干ハデな音質になる。肝心の騒音低減効果も十分に感じられ、PCの空冷ファンの音やHDD回転音などの定常騒音がほとんど聞こえなくなる(話し声などは若干小さくなる程度)。ただし、ONにすると“サー”という高音のホワイトノイズが聞こえる(特にHN-505ではノイズが目立つ)。このあたりは価格相応ということだろう。
| Creative Headphones HN-505/ノイズキャンセラーヘッドホンの主なスペック |
| 製品名 |
Creative Headphones HN-505 |
ノイズキャンセラーヘッドホン |
| 型番 |
HN505-WT |
AMW02AP |
| 再生周波数帯域 |
20Hz〜17kHz |
18Hz〜22kHz |
| インピーダンス |
32Ω |
32Ω |
| 雑音抑制度 |
300Hz帯で15dB |
最大15dB |
| プラグ |
ミニピン/ステレオ |
ミニピン/ステレオ |
| ケーブル長 |
約1.6m |
約1.2m |
| 電源 |
単4アルカリ乾電池×1本 |
単4アルカリ乾電池×2本 |
| 電池持続時間 |
連続起動64時間、再生29時間 |
最長100時間 |
| 重量 |
146g(電池含まず) |
約240g |
| 同梱品 |
航空機内用プラグアダプタ、キャリングポーチ、電池 |
航空機内用プラグアダプタ、キャリングケース、電池 |
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(池田 圭一)
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