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ADVC-1394 カノープスからアナログ→DVのコンバータが登場!
ADVC-1394
カノープス
2万9800円
078-992-5846
http://www.canopus.co.jp/


Printable Version アスキー PC Explorerアスキー PC Explorer 2002年8月号
2002年8月28日


カノープス「ADVC-1394」は、アナログビデオ→DVの変換処理を行う内蔵用アナログ−DVコンバータ(PCIカード)だ。変換したDVデータは直接PCに取り込むことも可能で、パッケージには記録したビデオを編集するためソフトが付属している。

TVやビデオの映像を
高画質なDVデータでデジタル保存

ADVC-1394
写真1 「ADVC-1394」のインターフェイス部分。ビデオ入力、オーディオ入力、4ピンと6ピンのIEEE1394端子が並ぶ。このほか内部接続用インターフェイスとして、カード上に4ピン端子があるが、ブラケット側の4ピン端子との排他利用で同時に使うことはできない。
 「ADVC-1394」は、DV CODECを内蔵するIEEE1394リンクチップを搭載したPCIスロット用のアナログ−DVコンバータだ。アナログビデオ信号をDVフォーマット準拠のデジタルビデオ信号に変換するコンバータとしての機能に加え、OHCI準拠のIEEE1394インターフェイス機能を合わせ持つ製品である。
 入出力端子はアナログビデオ入力がS-VIDEO×1とコンポジット×1、オーディオ入力はRCA×2(ステレオ2ch)。デジタル入出力端子として、IEEE1394ポートが4ピン×2(1つはカード上に搭載された内蔵デバイス用端子)、6ピン×1といった構成で、必要な端子は一通り備えている(写真1)。

 本機のメインであるアナログ−DVコンバート機能は、同社のアナログ−DVコンバータユニット「ADVC100」から、アナログ→DVのコンバートに機能だけを抜き出したものだ。
 具体的には、アナログビデオ信号をDVフォーマットのデジタルビデオ信号としてデジタルビデオ機器にDVポート経由で渡す、もしくは直接PC(HDD)に取り込むことができる。ADVC100と違って、DV→アナログのコンバートはサポートしていないが、本機のユーザーはキャプチャ、およびその後の編集が主目的と思われるので、実使用上は困ることはないだろう。



ADVC-1394
図1 「ADVC-1394 controller」では、画質の調整をスクリーンでリアルタイムに確認しつつ実行可能だ。
 ちなみに、ADVC-1394はPCIスロットに接続して使用するカタチをとるものの、実際には電力供給さえれれば単体でも動作する。つまり、PCの電源が入っていれば、OSやソフトウェアとは関係なしにアナログビデオから入力された映像をDVポート経由で出力できるわけだ。とはいえ、ADVC-1394の機能をフルに活用するには、Windowsとの組み合わせが望ましい。
 Windows上から使用する場合、ADVC-1394はMicrosoft標準のデジタルビデオ(DV)デバイスとして認識される。これにより(付属ソフトに限らず)OHCI準拠のIEEE1394対応ビデオ編集ソフトであれば、ADVC-1394に接続したアナログビデオをDVフォーマットのビデオクリップとして取り込める。つまり、普段使用しているビデオキャプチャツールをそのまま使用できるワケだ。
 アナログビデオ入力の映像は付属のコントロールソフトで画質調整が可能で、変更可能な項目は「明るさ」「コントラスト」「鮮やかさ」「色合い」「シャープネス」の5つとなっている。安価なアナログ−DVコンバータユニットでは画質調整ができないものも少なくないだけに、この対応はうれしい。



ADVC-1394
図2 ビデオ編集&DVDオーサリングソフト「WinProducer 3 DVD」。画面左に入力ソースとして表示されているMicrosoft標準のDVカメラデバイスがADVC-1394だ。
 そのほか、ビデオキャプチャと編集を行うWindows用アプリケーションとして、「WinProducer 3 DVD」が付属する(図2)。WinProducer 3 DVDはタイムラインベースの編集方式を採用したソフトで、キャプチャから編集結果の出力、DVD-Videoの作成まで対応できる。ビデオキャプチャ機能は、DVフォーマットのAVI(Type1/Type2)に加えMPEG2もサポート、目的に応じて最適なビデオフォーマットでキャプチャできるようになっている。さらに、同社のTVチューナ&MPEGキャプチャカード「MTV1000/2000」を搭載している場合には、MTVのハードウェアMPEG CODECを使って高速にMPEG2エンコードを行う仕組みが備わっている。MTVユーザーは、要注目のポイントといえよう。

 価格は2万9800円。OHCI対応IEEE1394インターフェイス機能が省略されビデオ編集ソフトも付属しない普及版「ADVC-50」(2万4800円)も同時に発売されているが、WinProducer 3 DVDの単体価格が1万4800円であることを考えると、ADVC-1394のコストパフォーマンスは大変高い。単なるアナログ−DVコンバータならより低価格なものもあるが、本製品はPCとの連携面で大きなアドバンテージがある。アナログ−DVコンバータとPCを組み合わせている方には、まさにうってつけの製品だ。



ADVC-1394の主なスペック
製品名 ADVC-1394
入力信号 アナログビデオ(NTST/PAL)、アナログオーディオ(ステレオ1系統)
出力信号 DV(オーディオは48kHz/16bit/2ch、または32kHz/12bit/2ch)
入出力端子 アナログビデオ入力:ミニDIN 7ピン(S-VIDEO互換、コンポジット端子は付属の変換ケーブルを使用)、アナログオーディオ入力:ピンジャック×2、IEEE1394×2(6ピン×1、4ピン×2、ただし4ピン端子はいずれか一方のみ利用可能)
ボード長 175mm
対応OS Windows Me/2000/XP
CPU PentiumIII-600MHz以上(1GHz以上を推奨)
メモリ 128MB以上(256MB以上を推奨)
HDD UltraATA/66以上の高速転送速度で接続したHDD(UltraATA/100以上を推奨)

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