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第2回 自分の企画書に満足してますか?
仕事に使えるグラフィックス入門
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月刊アスキー 2002年4月号 2003年2月8日
前回は、Illustratorの概要と代表的な機能について紹介した。今回からは、Illustratorでビジネスドキュメントを作る方法を具体的に紹介していく。まずは、ビジネスマンにとって必須の企画書作りだ(月刊アスキー 2002年4月号より再掲)。
Tips1 写真をトレースして線画を描く
企画書は広告なり!
最初のインパクトが重要
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画面1 Illustrator 10とPhotoshop 6を使って作成した企画書。何を伝えたいのかが一目でわかるように、キャッチーなイラストやコピー、そして凝ったグラフを使ってみた。ワープロソフトで作る企画書よりも、訴求効果が高い。 |
今回は画面1のような企画書を作るためのテクニックを紹介していこう。人によっては、「こんなの企画書じゃなくて広告だ」と思うかもしれない。しかし小生は、企画書は広告的手法を使ってでも相手を説得したもの勝ちだと考えている。企画書で重要なのは、最初の1枚ですべてを語り、相手の決済を仰ぐことにある。そういうわけで、まずその企画書の内容が一目で伝わるアイキャッチを作る。つまり写真やイラストだ。次にヘッドコピーになるタイトル。そしてリードコピーにあたる文書と、それを裏付けるグラフや細かなイラストを用意して、それらを効果的にレイアウトしていけばいいわけだ。
慣れないうちは
直線で描くだけでよい
まずは企画書の要素となるイラストを作ってみよう。見栄えのするイラストを描く最も簡単な方法は、写真をトレースすることだ。これならパースやアイソメの手法を知らなくてもバランスの取れたテクニカルイラストが描ける。画面2〜3の手法で元になる写真をIllustratorに読み込んだら、画面4のようにペンツールを使って直線でトレースしていこう。ベジェ曲線に慣れた人なら、初めから曲線でトレースできるだろうが、ベジェが苦手な人は画面4、5の方法を取るべし。ベジェ初心者は、アンカーポイントを作りすぎてぎこちない曲線になりがちだが、この方法なら初めから適切なアンカーポイントだけを作ることができるので、スムースな曲線が短時間で描けるはずだ。
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画面2 まずは、イラストの元になる写真を、Illustratorでトレースしやすいように、Photoshopでコントラストを上げておく。調整レイヤーのトーンカーブを使って、カーブをS字に調整するとコントラストが強くなる。 |
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画面3 Illustratorで新規ファイルを作成し、画面2で保存した画像を「ファイル」−「配置」でテンプレートとして読み込む。テンプレートでは、配置した画像が50%の濃度で表示される。100%にすれば完全表示される。 |
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画面4 トレースしたい部分を画面のように「ペンツール」を使って直線で描く。このとき、下絵の丸い部分の頂点を「アンカーポイント」で結んでいくようにするとよい。また、後で調整するので、この時点では頂点の位置も大雑把で構わない。 |
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画面5 画面を拡大して、「アンカーポイントの切り換えツール」を使って各「アンカーポイント」から「方向線」を引き出し、直線を曲線に修正する。このとき、隣接するアンカーポイントも同時に修正していくと、下絵に対して適切なラインが描けるようになる。 |
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画面6 同様に、すべてのトレースを完了させる。後で面に色を載せることを考えて、各パスオブジェクトのレイヤーの上下関係を整えておくとよい。また、画面のように各パーツごとにレイヤーを分けておくと後でわかりやすい。 |
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画面7 オブジェクトを選択した後、「カラーパレット」で色を作り、「グラデーションパレット」で「線形」を選び、画面のような淡い縞模様にする。後は、オブジェクトを見ながら「角度」と「グラデーションスライダ」を調整してやるとよい。 |
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Tips2 線画にグラデーションで着色する
立体を描くコツは面にある!
Illustratorでイラストを描くコツは、描こうとするものを多面体に見立てることだ。鉛筆で立体を描くときは、目に見える線を組み合わせて描くが、Illustratorの場合は面を描く。例えばサイコロを描くときは、3つの四角形を独立して描き、それぞれが隣接する辺を合わせていくようにする。つまり隣接する辺となる線は2本重なって存在するわけだ。もし、画面6のような“ラインアート”がイラストの完成形であれば、面を意識して描かずに線だけでもよい。しかし、ここで紹介しているように「塗る」ことで完成するイラストの場合は、面で描かないとだめだ。なぜなら線には「塗り」を施せないからだ。
面に表情を持たせる
グラデーション
面で立体を描いたら次は「塗り」。面を塗る方法は、一色で塗りつぶす方法のほかに、グラデーションを使う方法がある。グラデーションは、画面7のようにいくつもの色を加えて縞模様を描くこともできる。ギターのボディのように、木の雰囲気を演出するときにグラデーションを使うと、わざわざ木目を線で描かなくても済む。また、グラデーションの「種類」で「線形」と「円形」を使い分けることで、表現力を変化させることができる。画面8のようにほかの面と表情を変えると、よりリアリティが増すはずだ。また、画面9の弦巻やペグのように、球体を表現するときも「円形」が役立つ。また、グラデーションだけでは表現がむずかしいものは、面の上の明るい色で線を引き、それに「ぼかし(ガウス)」効果をかけると立体感が増す。
グラデーションをかけるときのコツは、立体に当たっている光と影を演出することだ。明るい部分、暗い部分がどこにあるかを観察して、グラデーションの色の配分や角度を調節しよう。
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画面8 画面のようなグラデーションを作りたいときは、「グラデーションパレット」で「種類」を「線形」にするとよい。「グラデーションツール」を使ってオブジェクトの上でクリックすると、グラデーションの中心を変更できる。 |
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画面9 リアリティを表現するために、「ぼかし(ガウス)フィルタ」で光っている部分を描く。「ペンツール」で線を描き、白で塗りつぶす。「効果」−「ぼかし」−「ぼかし(ガウス)」で適当なぼかしを与えると、反射している光が表現できる。 |
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画面10 弦のリアリティを表現するために、一度描いた弦の下レイヤーに複製を作成して濃い灰色にし、上の弦から少しだけずらす。これで影が表現できる。また、画面9と同様にしてぼかしを与えると、さらにリアリティが増す。 |
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画面11 イラストにリアリティを出すためには、グラデーションやぼかし効果を使って、物体にあたっている光と影を演出することだ。慣れてくれば、3、4時間程度でこのようなイラストが描けるようになるはずだ。 |
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仕事に役立つグラフィックス用語 ─その1─
- ■ トレース
- 原図の上に薄紙を載せて、描き写すこと。転じて下絵の輪郭をなぞること。
- ■ パース
- perspectiveの略。透視投影法による三次元図の描き方で、遠近感を出すために奥に行くほど小さくなっていく。各線の延長線上にある線が収束する場所を消失点と呼び、消失点が1点なら一点透視図、2点なら2点透視図と呼ぶ。
- ■ アイソメ
- Isometric projectionの略。等角投影法による三次元図の描き方で、三次元図のXYZ軸のいずれかの交差が等角になる。パースと異なり、遠近感は表現されない。
- ■ アンカーポイント
- Illustratorで、1本の線の始点と終点をアンカーポイントと呼ぶ。アンカーポイントは、ワイヤを固定するピンのように機能する。アンカーポイントを編集することで、パスの形状が変更できる。
- ■ 方向線
- アンカーポイントから伸びる、パスの形状を編集するための補助線。方向線の先にある点を方向点と呼び、これをドラッグすることで方向線の角度や長さを調整できる。
- ■ ベジェ曲線
- 方向線の長さや角度を変えることでパスは曲線を描く。こうして描かれる曲線を一般的にベジェ曲線と呼ぶ。
- ■ レイヤー
- IllustartorやPhotoshopで、オブジェクトを配置する透明な階層のことを呼ぶ。レイヤーには上下の関係があり、その上下関係がオブジェクト同士の重なり具合に影響する。オブジェクトのあるレイヤーを複数重ねるのは、切り抜いた絵をビニールシートに入れて重ねるのに似ている。
- ■ 調整レイヤー
- Photoshopで、色調補正などに使われる専用のレイヤーのことを呼ぶ。調整レイヤーの下のレイヤーにある元画像に直接補正を加えるのではなく、レイヤー自体に補正の機能を持たせることで、見た目が調整できる。
- ■ トーンカーブ
- Photoshopで、画像の全体的な色調をカーブを使って調整する機能。トーンカーブで使われているカーブは、入力に対する出力の濃度変化を表わしたもので、45°の直線で表わされた状態が元の状態で、カーブをつけると明るさやコントラストが調節できる。
- ■ テンプレートレイヤー
- 写真などの画像をトレースして新しいイラストを作成する場合などに使うレイヤーをテンプレートレイヤーと呼ぶ。テンプレートレイヤーは印刷したり、書き出することができない。
- ■ グラデーション
- 色調や階調が連続的に変化していくことを指す。IllustratorやPhotoshopでは、2つ以上の制御点を使って、複雑なグラデーションを作ることができる。また、指定したグラデーションで任意の図形を塗りつぶすことができる。
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Tips3 精密なグラフを描く!
「グラフならExcelでしょ」と、よく言われるが、Illustratorならもっと精緻で美麗なグラフが描ける。また、あまり知られていないようだが、Illustratorのグラフもデータと連動して変化するのだ。
つまり、IllustratorだとExcelライクにグラフが描けて、さらに“きれい”なのだ。また、描いたグラフをどんな画像形式にも出力できるので、汎用性も高い。もちろん、Officeで使えるメタファイル形式でも出力できる。このことについては後述しよう。
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画面13 描いたオブジェクトを選択して、「オブジェクト」−「グラフ」−「デザイン」を選択。「新規デザイン」をクリックするとオブジェクトがデザインとして登録される。「名前を変更」をクリックして、それぞれに凡例と同じ名前をつけておく。 |
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画面14 画面13で登録したデザインに変更したいグラフ要素を選択し、「オブジェクト」−「グラフ」−「棒グラフ」をクリック。適用したいデザインを選べば、このようなグラフになる。凡例などのグラフ要素は、「ダイレクト選択ツール」で移動できる。 |
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画面13、14はグラフのデザインに、イラストを適用したものだ。これはExcelのグラフでもできることだが、Illustartorだとどんな精密なイラストでもデザインとして登録することができる。
また、グラフを構成する各オブジェクトを通常のパスオブジェクトとして編集できるので、データ系列の数値のフォントや色なども個別に編集できる。実は、個々のオブジェクトを細かく編集すれば、手間がかかるが縦横比を変えることもできるのだ。
Tips4 Officeのクリップアートをアレンジ
Microsoft Officeにはベクタデータで描かれたメタファイルという形式のクリップアートが豊富に用意されている。通常はそのまま文書などに貼り付けて使っていると思うが、Illustartorなら画面15のように独自に編集することも可能だ。
また、画面16のようにIllustratorで描いた図形をメタファイルとして出力することもできる。IllustratorファイルのままだとOfficeでは使えないが、メタファイルにすることでWordやExcelに挿入して利用できる。メタファイルはファイル容量が小さいので、会社のロゴなどをメタファイルにして、WordやExcelでテンプレートを作るときに利用したい。
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画面15 Microsoft Officeなどに添付されているクリップアートのうち拡張子に「wmf」がつくものをウィンドウズメタファイルと呼ぶ。WMFは、Illustratorで開いて編集できる。左がWMF、右がIllustratorで編集したものだ。 |
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画面16 画面15とは逆に、Illustartorで作成した画像を、「ファイル」−「データ書き出し」でWMFとして保存すれば、Officeなどでも利用できる。このとき、Enhanced Metafile(EMF)で保存すると、WMFよりきれいな画像で保存できる。 |
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画面17 WMF(左)とEMF(右)の違いは、曲線のオブジェクトを保存したときに現われる。EMFのほうがアンカーポイントが少なく、きれいな曲線で保存できるのだ。図形を拡大すると、この違いが顕著になる。 |
Tips5 レイアウトソフトとして使ってみる
ワープロより自由度が高いレイアウトができる
Illustratorは、非常に自由度の高いレイアウトソフトとしても使える。ただし、複数ページのレイアウトにはちょっと向いていないが。まぁそのことは横に置いておいて、Illustratorのレイアウト方法を紹介しよう。画面18の四角い大きな枠は新規ファイルを作成するときに設定した用紙のサイズだ。ここではA4で設定した。この用紙の外側もワークエリアとして有効に活用する。まず、用紙にレイアウトしたい素材をこのワークエリアに置いておく。用紙の外に置いたオブジェクトは印刷されないので、今は使わないものもここに置いておくとよい。
テキストを自在に配置する
いざレイアウトを始めるときは、アイキャッチとなるイラストを配置する。次にヘッドコピー。ここではギターのイラストにあわせて画面19の要領で変形させてみよう。これはIllustrator10から追加されたエンベロープの機能だ。こうして変形させても、元のテキストデータは維持されているので、いつでももとに戻すことができる。
また、画面20のように「エリア内文字ツール」を使えば、イラストの周りに改行位置を回りこませることも可能だ。画面21のように、揃えタブの位置も調整できるし、画面22のように均等割付もできる。トラッキングの機能を使って均等割付するので、簡単にはいかないかもしれないが、逆に文字間を昔の写植職人のように自由に調整できるのだ。
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画面18 企画書として新規ファイルを作成し、必要なオブジェクトを、欄外に集めておこう。これまでに作ったイラストのファイルは、フォルダウィンドウからドラッグ&ドロップすることで、新しいファイルに取り込むことができる。 |
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画面19 テキスト文字の上に、上画面のようなオブジェクトを描く。これとテキストを同時に選択して、「オブジェクト」 −「エンベロープ」−「最前面のオブジェクトで作成」を選ぶと、下画面のように、オブジェクトにあわせてテキストが変形する。 |
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画面20 「長方形ツール」で上画面のようなオブジェクトを描く。このオブジェクトを「エリア内文字ツール」でクリックすると、下画面のようにオブジェクトの形状を外枠にして文字が入力できるようになる。 |
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画面21 記書きのように見出しがある文字列を書くときは、「ウィンドウ」−「文字」−「タブルーラー」でタブルーラーを表示させ、揃えたい位置に「左揃えタブ」を設定する。テキストの入力途中で「Tab」キーを押すと、「左揃えタブ」の位置でテキストを揃えることができる。 |
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画面22 文字数の違う文字列を均等割付するときは、最後の一文字を残して選択し、「文字設定」パレットの「トラッキング」の中に適当な数字を入力する。上のテキストと同じ幅になるまで、この数字を調整する。 |
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画面23 書類の背景となる画像を「ファイル」−「配置」で「リンク」として読み込む。「レイヤーパレット」で最下層に移動したら、「透明パレット」で「不透明度」を調整すると、背景画像のできあがりだ。 |
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次回予告
Illustratorのレイアウト機能は、ワープロソフトでは到底真似のできないほど自由で高度だ。また、A2やA0といった大判サイズのレイアウトもこなせる。次回は、こうした大判サイズの印刷物を作る方法を紹介したいと思う。
仕事に役立つグラフィックス用語 ─その2─
- ■ ベクタデータ
- ベクタデータとは、点と点とを結ぶ線分の長さと方向、座標の他に、線分の太さ、色などの属性情報を持たせたデータのことをいう。
- ■ オブジェクト
- Illustrator上で扱える文字や図形、画像を指す。パスで描かれたオブジェクトはパスオブジェクトと呼ぶことがある。
- ■ パス
- すべてのアンカーポイント(制御点)を通過する線全体のことをパスと呼ぶ。
- ■ メタファイル形式
- Windowsで、デバイスに依存しない形式で画像を格納する構造のこと。要するにベクタデータのことだ。拡張子に「.wmf」がついたWindows Metafileが一般的だが、新しいパス関数や座標変換関数などのWin32 GDI関数を使って作成した画像を格納できる、拡張メタファイル(Enhanced Metafile)もある。拡張メタファイル形式(拡張子は.emf)はWin32のAPIで標準化されているため、ほかのアプリケーションにコピーしても、画像が崩れたりしない。画面17の違いはここにある。
- ■ エンベロープ機能
- エンベロープとは封筒のこと。Illustratorの機能では、図形や画像、テキストに変形を加える新しい機能のことを呼ぶ。エンベロープ機能を使って変形させたオブジェクトは、変形後に解除することで元に戻すことができる。プリントした写真を封筒に入れて力を加えると見た目は変形しているが、封筒から出せば写真は元通り(??)に戻ることからエンベロープ機能と呼ぶらしい……。
- ■ トラッキング
- 選択された文字の間隔を一律に詰める組み方をこう呼ぶ。これに対してカーニングは、隣り合った文字同士の間隔を調節する方法だ。
- ■ 写植職人
- その昔、月刊アスキーのような本の文字は写真植字機という機械で、文字や記号を1文字ずつ撮影して現像し、印刷用の版下というものを作って印刷されていた。この写真植字が写植である。簡単にいえば文字を1文字ずつ並べることだ。写植には職人がいて、最も美しいと思われる文字の間隔調整を手作業で行っていたのだ。
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| Adobe Illustrator 10 日本語版の主なスペック |
| 製品名 |
Adobe Illustrator 10 日本語版 |
| OS |
Windows 98/Me/2000/XP |
| CPU |
PentiumII以上 |
| メモリ |
128MB以上 |
| HDD |
180MB以上 |
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(薮田 織也)
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