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■製品レビュー
(ソフトウェア)
フォトレタッチ


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Adobe Photoshop 6.0 日本語版 (アドビシステムズ) (2000年11月20日)

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Adobe Photoshop 6.0 日本語版
アドビシステムズ
オープンプライス
Adobe Store価格9万6100円

カスタマーインフォメーションセンター
03-5350-0407
http://www.adobe.co.jp/


Printable Version 2000年11月20日

ハイアマチュアからプロデザイナーまで幅広く使われ、フォトレタッチソフトの代名詞となっている「Adobe Photoshop」が久々にバージョンアップした。ベクターグラフィックスを扱えるようになったほか、レイヤー管理やテキストの扱いも機能強化された。従来のPhotoshopユーザーに特に見てほしい新機能を徹底紹介する。

Photoshop 6.0のメイン画面。ちょっと見ただけでは以前のバージョンから大差ないような印象だが、ツールバーの下に新設されたツールオプションバー、整理されたツールボックスなど、あらゆる部分が変わっている

 アドビシステムズのAdobe Photoshop(以下Photoshop)は、写真やイラストなどフルカラーイメージの補正・編集を得意とする2Dグラフィックスソフトだ。出版やWebデザインに携わるデザイナーの間で使われているプロフェッショナルツールとして広く知られているので、読者の多くもその名前を一度くらいは耳にしたことがあるだろう。

 そのPhotoshopの新バージョンが、12月上旬に発売される。正式名称は「Adobe Photoshop 6.0 日本語版」。現行バージョンであるPhotoshop 5.5が発売されたのが1999年秋だから、約1年ぶりのバージョンアップ、そして2年半ぶりのメジャーバージョンアップとなるわけだ。

 Photoshopが本来得意としているフォトレタッチに関してはバージョン5.0の段階ですでに完成された感もあるが、それでは今回、一体どこが変わっているのだろうか?



ツールバーの下にあるひたすら長いバーが、今回新設された「ツールオプションバー」だ。この画面では、範囲選択ツールのオプションを表示している。

 Photoshop 6.0での機能強化点は、ツールオプションパレットに代わる新しいオプションの設定を行うための仕組み「ツールオプションバー」の新設など「ユーザーインターフェイスの見直し」をはじめ、「Web向け機能の増強」「各種コマンドの強化」など多岐にわたるが、その中でも今回、特に注目したいポイントは「レイヤー機能の強化」「ベクターグラフィックスのサポート」の2点だ。


より強化されたレイヤー機能

 Photoshop 6.0では1つのファイルで扱えるレイヤーの上限が99階層以上(理論上8000階層までで搭載メモリ量などにより上限が決まる、5.5までは最大99階層)と大幅に強化されたほか、「レイヤーセットの新設」「塗りつぶしレイヤーのサポート」「レイヤースタイルの導入」「新たなレイヤー効果の追加」と、レイヤー関連の機能が大幅に強化されている。

レイヤーセットを使うことで、複数のレイヤーをまとめて扱うことが可能だ。

 まず最初の「レイヤーセット」とは、複数のレイヤーを管理するための仕組みだ。レイヤーセットを作成するとレイヤーパレット上にフォルダのようなアイコンが出現し、その中に複数のレイヤーをまとめて格納・管理できるようになる。レイヤーセットでは不透明度や描画モードの設定が可能で、格納したすべてのレイヤーに対して影響を付与できる。つまり、レイヤーセットの下層に配置した複数のレイヤーの不透明度をまとめて変更したり、表示・非表示の設定を一度に切り替えたり――といった作業がスムーズに行えるのだ。レイヤーセットはいくらでも作成できるが、レイヤーセットのネスト(入れ子)については残念ながらPhotoshop 6.0ではサポートしていない。ネストもできれば一層便利であるだけに、これは次回のバージョンアップに期待しよう。



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