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■製品レビュー
(ソフトウェア)
フォトレタッチ


Adobe Photoshop Elements 5.0/Corel Paint Shop Pro Photo XI (アドビ システムズ/コーレル) (2006年11月29日)
Adobe Lightroom パブリックベータ3.0 (アドビ システムズ) (2006年8月7日)
Adobe Photoshop CS2日本語版 (アドビ システムズ) (2005年6月13日)
Microsoft Digital Image Pro 9 (マイクロソフト) (2003年12月11日)
デイジーコラージュ7 (市川ソフトラボラトリー) (2003年12月8日)
デジカメde!!フォト工房2 (エー・アイ・ソフト) (2003年6月18日)
The Graphics [ペイント] for Windows (アイフォー) (2003年1月16日)
Adobe Photoshop Elements 2.0 (アドビシステムズ) (2002年11月14日)
Photoshop Elements 2.0 (アドビ システムズ) (2002年10月17日)
Adobe Photoshop 7 日本語版 (アドビシステムズ) (2002年6月28日)
Adobe Photoshop Elements (アドビシステムズ) (2001年6月8日)
tinderbox1 (フラッシュバック) (2001年2月8日)
Ulead PhotoImpact 6 (ユーリードシステムズ) (2000年11月20日)
Adobe Photoshop 6.0 日本語版 (アドビシステムズ) (2000年11月20日)

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デジカメde!!フォト工房2 銀塩カメラのアプローチでレタッチが可能
デジカメde!!フォト工房2
エー・アイ・ソフト
9800円
03-3376-7122
http://www.aisoft.co.jp/


Printable Version 月刊アスキー月刊アスキー 2003年2月号
2003年6月18日


モノクロ作品専用ツールなど
こだわりの機能

メイン画面
画面1 エー・アイ・ソフトの“パーソナルラボソフト”「デジカメde!!フォト工房2」のメイン画面。
Adobe Photoshop Elements 2.0
アドビシステムズの「Adobe Photoshop Elements 2.0」レビュー。写真をクリックすると当該記事に移動します。

 2003年2月7日に発売されたエー・アイ・ソフトの“パーソナルラボソフト”「デジカメde!!フォト工房2」(以下フォト工房2)。インターフェイスは、銀塩フィルムカメラの手法を用い、作品を制作していく上での作業工程をわかりやすく表現している。画像ファイルの入力から印刷までの流れをアイコンの順を追って作業すればいいように配置されていて、レタッチ初心者でもわかりやすくなっている。さらにパソコンのレタッチソフト独特の用語や言い回しは極力抑えて、普段から耳になじんでいる写真用語で表示されており、配慮の細かさを感じさせる。

 今回、フォト工房2で新しく追加された機能を見ていくと、まず、写真の選び方からこだわりを感じさせる。何枚も撮影された似たような写真の中から、ピントや色の一番気に入ったものを探すのにも、単純なサムネイル画像一覧からの選択だけでない。サムネイル画像の中から、不必要な画像を「候補外」へ選別して2〜4枚までに写真を絞り込んだ後、専用画像ビューワーで並列表示させて、写真の部分的な拡大、縮小を連動して行い、ベストなものを確実に選択できるようになっている点がそうだ。



調整時のプレビュー機能
画面2 サムネイル表示で写真を選別した後、専用画像ビューワーで4枚まで同時に、画像内の同じ場所(移動も可能)のピントや色味の確認ができる。

 また、モノクロの作品化にはかなり気合が入っている。カラーの画像をモノトーン化するにあたって、単純に彩度を落とすだけではなく、元々持っていたRGBの情報を元に、モノクロ用のフィルターを使用したようなコントラストのモノクロ画像に変換できる。そして、トーンの調整や濃度の調整をした後に、作品化の工程で目立ってきてしまうデジタルノイズを“粒状感”の追加を行うことで目立たなくする上、独特の立体感まで表現しようとしている。仕上げには、モノクロ色調調整で自分好みの「セピア」や「冷黒調」または「温黒調」にできる。ここまでの作業工程の中で、スライダの数値やガンマカーブなどは、レタッチに慣れていない人には少々難しいかもしれないが、「コントラストを強く」や「シャドウを明るく」などの写真用語を使ったボタンのみでの調整も可能なので、初めて操作する人でも写真のことがわかっているならば戸惑うことはないはずである。



モノトーン化
画面3 モノトーン化の際には、モノクロ用フィルターで撮影したのと同じ効果を得られるように、独立したボタンが設定されている。スライダを使用した調整も可能。
粒状感を追加
画面4 モノトーン後の処理で出てきたデジタルノイズを、フィルムのような粒状感を追加することで目立たなくする。粒状感は元画像を見ながら調整可能。

 撮影時に、そのときの天候などの事情で、思った光の当たり具合にできなかった場合、「撮影環境」の「光を当てる」の修正を加えることでメインの光を強調させることもできる。「撮影」の項目では「CCフィルター」を用いた時の色調整までできるようになっていて、レタッチ初心者に限らず、プロでもこちらの方が使いやすいのではないかと思わせる部分さえあった。

色調の調整
画面5 最後に色調を調整することで、黒の締まり方や、セピアやシアンなどに調色処理したような仕上がりにもできる。

 レタッチソフトと言えば、「Photoshop」や「Paint Shop Pro」をすぐに思い浮かべるが、写真的な色の調節や修正を行う場合、2つ以上の調整をかけたり、フィルターの組み合わせをしなければならなかったりする。この作業は、写真は知っていても、レタッチ作業の初心者にはなかなか難しいことで、まして仕事で使うわけではない人の中には、慣れるまでに時間がかかるか、慣れずに諦めてしまうかのどちらかの人が多かったのではないか。難しい作業コマンドの組み合わせを、簡単な写真用語を用いたボタンに置き換えたフォト工房2は、写真上級者ではあっても、レタッチ初心者という方々には、かなり強い味方になるだろう。

デジカメde!!フォト工房2の主なスペック
製品名 デジカメde!!フォト工房2
CPU PentiumII-300MHz以上
メモリ 128MB以上(256MB以上を推奨)
HDD 150MB以上
対応画像形式 JPEG/BMP/TIFF/PNG/PCX/FlashPIX/PhotoCD(読み込みのみ)/GIF(読み込みのみ)/MacPaint/Photoshop/PICT/QuickTime Image、ほか
対応プラグインソフト Adobe Photoshop 5.0以上/Adobe Photoshop Elements以上
対応OS Windows 98/Me/2000/XP

(小林 伸)



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