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Dreamweaver MX ユーザーインターフェイスも一新、より開発者向けにチューンされた
Dreamweaver MX
マクロメディア
4万8000円
03-3534-7675
http://www.macromedia.com/jp/


月刊アスキー月刊アスキー 2002年8月号
2002年9月12日


この8月、マクロメディア社のWebオーサリングソフトウェアであるDreamweaverが新しくなって登場した。同社が2002年にリリースするMXシリーズのFlash MXに続く製品だ。

手作業で組むHTMLエディタに近い
秀逸なユーザーインターフェイス

Dreamweaver MX
画面1 カスタマイズ性の高いMXユーザーインターフェースを採用して、フローティングウィンドウタイプから、大幅リニューアルした「Dreamweaver MX」。
前面&背面
画面2 こちらは、タブ切り替えのインターフェイスとアイコン群が並ぶ左上をトリミングしたもの。

 Dreamweaverは、主にプロフェッショナルユーザーが利用しているソフトウェアで、主要Webオーサリングソフトの中でも、世界的に広く使われているツールだ(画面1、2)。ページデザインのしやすさでは同じく業務用であり、Dreamweaverのライバル製品であるAdobe GoLiveに軍配が上がるが、Dreamweaverはプログラマー寄りで、よりコードが記述しやすいツールだといえる。筆者もデザイン性を重視して長くGoLiveを愛用してきたが、他のプログラマーやデザイナーと共同でWeb制作する上で、最近ではDreamweaverを併用するようにしている。というのも、Dreamweaverはビジュアル的なレイアウト作業だけではうまくいかない部分を、直接HTMLを編集することで調整しやすいし、そうしたHTMLに慣れたプログラマーと一緒に作業しやすいのだ。最近のGoLiveもこうしたユーザー向けにユーザーインターフェイスを変えて、コーディングのしやすさをアピールしているが、HTMLを手書きするプログラマーなどには、まだDreamweaverの地位の方が高い。

ACDSee 4.0J
画面3 HTMLはもちろん、CSS2に対応したスタイルシートなどのテンプレート機能も充実して、制作効率を向上させている。
 今回登場するMXは、従来からの特長をさらに活かして、Webサイト開発者にとって使いやすいツールになっている。MXは、Dreamweaverのビジュアルレイアウトツールに加え、ASP、JSP、ColdFusionなどのサーバーサイドのスクリプトを開発できる「UltraDeveloper」と、HomeSiteのコード編集機能を統合することで、Webページからサイトデザインまでの開発ワークフローをより効率化できるようになっている。従来ダイナミックサイトの構築は、フロントエンドの制作がひと段落してからバックエンド制作というのが常識だった。ところがDreamweaver MXでは、前述したサーバーサイド技術に対応したことで、フロントエンドとバックエンドの制作が同時に進められるようになっている。
 ユーザーインターフェイスも、それまでのフローティングウィンドウタイプから、Flash MXに酷似した新しいものに大幅リニューアルされている。従来からのユーザーは一瞬戸惑うかもしれないが、パネルやツールバーのカスタマイズが細かくできるし、なんなら前バージョンと同じユーザーインターフェイスに戻すこともできるなど、ユーザーニーズを無視していない。ただし、新しいインターフェイスの場合だと、前バージョンよりも多少動作スピードが鈍くなっているようだ。これに関しては、どんなソフトもバージョンアップする度に最新のマシンスペックを要求してくるわけだから、なにもDreamweaverに限った話ではないのではあるが……。



ACDSee 4.0J
画面3 コードを記述していくと、ヒントが自動的に表示されるなど、コーディングを便利にするツールが充実している。
 新機能で特筆すべきは、リニューアルされたCSSパネルとコードビューだ。CSSパネルの編集モードは、複数のスタイルシートを読み込んでいるドキュメントを制作している場合、セレクタがシート毎に分けられていて、実コードの記述順に表示されるのでカスケードされるセレクタの確認もDreamweaver MX上で出来る(画面2)。コードビューに関しても、コーディングの際、タグを途中まで入力すると補完してくれる機能が加わっているのが面白く便利だ(画面3)。また、HTML、JavaScript、ASP、JSPなどのスニペットを作成、挿入するスニペットパネルを使うと、こうした制作が初めての人でも、定義済みのスニペットを簡単に挿入できるのである。

 大幅なリニューアルを遂げたDreamweaver MXだが、Flash MXと同様にプロフェッショナルユース専用となってしまった感も拭えない。価格も4万8000円と大幅にアップだ。従来からのユーザーが、業務用ユーザーだけではないことも少しは考えて欲しいと思うのは筆者だけだろうか。



Dreamweaver MXの主なスペック
製品名 Dreamweaver MX(Windows版/Macintosh版)
OS Windows 98 SE/Me/NT 4.0+SP6以上/2000/XP
Mac OS 9.1/9.2.1/OS X 10.1
CPU PentiumII-300MHz相当以上
Power PC G3以上
メモリ 96MB以上(128MB以上を推奨)
96MB以上(128MB以上を推奨)
HDD 275MB以上
275MB以上

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(薮田 織也)




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